【ドーパミン 2】
少し専門的な話しになりますが、発達障害のADHD症状は、
新しい脳である前頭葉の機能障害が原因となっていることがほ
ぼ解明されています。PDD症状(今は、DSM(国際的診断
基準)がⅣからⅤに代わり「自閉症スペクトラムの診断名にな
ることが多い。」)は、古い脳である大脳辺縁系の扁桃体の機
能障害が原因となっているのではという仮説が有力です。
そんな中、ADHDの改善には、ドーパミンとノルアドレナリ
ンを増やすことが効果的であり、PDD(現ASD)改善には、
セロトニンとドーパミンを増やすことが効果的だと専門家は言
っています。
ドーパミンはこの二つのどちらにもキーワードとなる脳内物質です。
発達障害ではなくても次の項目に当てはまると思われるお子さんは
多いものです。(ほぼ全員どれかには当てはまるまたは近いと思います。)
「多動系」(落ち着きがない、がさがさ、おしゃべり、ふらふら)
「不注意系」(忘れ物が多い、片付けが出来ない、ぼーとしている)
「衝動系」(キレる、急にしゃべりだす、衝動的な言動)
「こだわり系」(譲れない、わがままに見える、負けを受け入れない)
「コミュニケーション系」(対人関係が苦手、過度に消極的、人を怒らせる)
ちなみに長坂自身は「多動系」です。「コミュニケーション系」もあるかも・・
というように誰でもいろいろな要素を持っているものです。
たとえ発達障害であろうと、それは一つの特性でしかありません。視力障
害がわかれば眼鏡をかけて対処するように、発達障害もきちんと対処して
いけば立派な大人になっていきます。反対に接し方や指導を間違うと二次
障害、三次障害を引き起こします。(長坂は今回の長崎の事件がこのパー
タンの最悪なケースだと考えます。)
ドーパミンは食べ物から作られます。(準必須アミノ酸)
左の食べ物はドーパミンを作るのに効果的だと言われています。
(ブロクでは写真は割愛。たけのこ、チーズ、納豆、たまご、ごはん、バナナ)