ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

退路を断つ

2016年05月01日 02時50分50秒 | 教育・指導法

全中単独演武指導。

前門の虎 後門の狼

どうすることも出来ない、手のほどこしようがないという故事成語。

しかし、長坂は言った。

前に出てもやられる。

後ろに戻ってもやられる。

その場に止まっていてもすぐにやられる。

だったら、前に進め!

一か八かの中央突破せよ!

と教えている。

そして、後門にも狼がいることで、前に進むしかなくなる。

つまり、敢えて自分の退路を断て!
と。

だから、全中予選がダメだったら、自分に自分で罰を課せ。

例えば、髪の毛を切るとか、好きな物を一カ月食べないとか、好きな人の名前をみんなの前で言う、とか、そんなのでいい。

実際、綾乃も髪の毛をばっさり切ったことがあるで!

そして、反対に予選をクリアしたとき用のご褒美を自分で決めておけ。

長坂に何かしてもらうとかでもええで。出来ることならしたる。

この指導は、物で釣るという感覚とは少し違う。

そして、半分大人である中学生にだから通用する指導方法でもある。

何より、退路を断つことは極めて重要だ。
中途半端がなくなる。


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