このところ、ていねいに1冊の本を読んでいました。
天草半島や五島列島にある教会を紹介している本です。
帯に「祈りの島々にひっそりと佇む教会群は、かつて隠れ住んだキリシタンの末裔により明治以降に建てられたが、幾星霜を経てその多くが存亡の危機に晒されている。
歴史的に貴重な聖堂を探訪し、いまなお続く信仰への悠久の思いを綴る清新な歴史紀行エッセイ。」
とありました。
まだ若い現役の新聞記者で、クリスチャンではないこと。
きっとそんなに思いこみでは書かれないでしょう。
それと写真がとてもきれいだったことです。
キリシタンの殉教の話や、隠れキリシタンの話は今までにもたくさん読みました
が、今回も心を打たれました。
天主堂を作った外国からの宣教師の活躍も驚くものでした。
写真を眺めていると本当に実際行ってみたくなります。
250年の潜伏生活の中でとなえられていたアベマリアの祈り
がらさみちみちたもふまりや、御身に、おんれいをなしたてまつる。
御主様、御身と共にまします。女人(にょにん)の中において、わけて
ごくわほう(果報)いみじきなり、また御たいないのぜずすさま、
たっときにまします。天帝(デウス)のおんははさんたまりあさま、
われらいま、さいごのとき、悪人なれども、つつしんでたのみたてまつる あめん
がらさ(ポルトガル語で聖寵《恩恵》)
頭が島天主堂
写真はすべて、手造り、石造りの温かい天主堂ばかりでした。
天草半島や五島列島にある教会を紹介している本です。
帯に「祈りの島々にひっそりと佇む教会群は、かつて隠れ住んだキリシタンの末裔により明治以降に建てられたが、幾星霜を経てその多くが存亡の危機に晒されている。
歴史的に貴重な聖堂を探訪し、いまなお続く信仰への悠久の思いを綴る清新な歴史紀行エッセイ。」
とありました。
まだ若い現役の新聞記者で、クリスチャンではないこと。
きっとそんなに思いこみでは書かれないでしょう。
それと写真がとてもきれいだったことです。
キリシタンの殉教の話や、隠れキリシタンの話は今までにもたくさん読みました
が、今回も心を打たれました。
天主堂を作った外国からの宣教師の活躍も驚くものでした。
写真を眺めていると本当に実際行ってみたくなります。
250年の潜伏生活の中でとなえられていたアベマリアの祈り
がらさみちみちたもふまりや、御身に、おんれいをなしたてまつる。
御主様、御身と共にまします。女人(にょにん)の中において、わけて
ごくわほう(果報)いみじきなり、また御たいないのぜずすさま、
たっときにまします。天帝(デウス)のおんははさんたまりあさま、
われらいま、さいごのとき、悪人なれども、つつしんでたのみたてまつる あめん
がらさ(ポルトガル語で聖寵《恩恵》)
頭が島天主堂
写真はすべて、手造り、石造りの温かい天主堂ばかりでした。
コメントありがとうございます。
写真がきれいなのでお勧めです。
この本は日本経済新聞出版社のものです。
日経の記者さんが書かれたというのもユニークですね。
私は日経の文化欄は好きですが。
長崎五島列島にはいつか行って見たいと昔からずっと思っていますがまだ一度も訪れていません。わたしもこの「風の天主堂」を読んでみたくなりました。