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ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

敷藁をなでゆく風や苺畑

2013年06月17日 | Weblog
久しぶりに、ジャズドリーム長島のアウトレットパークに、Sに連れて行ってもらった。

かねてから、靴は疲れないのを履くようにと、Sがいつも履いている「クラークス」を勧められていたが、四日市にある「近鉄」の売り場は品数も少なく、形もちょっとごつい感じのものばかりで敬遠していたが、近頃の彼女の靴を見ていて、すごく可愛く土曜日の午前中付き合ってくれることになった。

約束の弥富駅に着くと、もうSは到着していて、冷たい緑茶に「成城石井」で買ったと言う、どら焼きを差し出され、まず一息する。丁度、一日前よりバーゲンセールも始まっているようなので、混雑を避け10時前に到着。

彼女の案内で、いつもの靴屋さんのいつものクラークス売場に行くと、あまり品数もなく、「今回はバーゲンでクラークスはだしていません」という説明、がっかりしていると、Sが事情を話してくれ、また良い店員さんで、倉庫より親切に、すごい数の靴を何度も出してきてくれた。

定価がかなり高い靴だが、サイズさえあえば半額近い値段で、色々試しながら、可愛い靴を二足買うことに。Sも違った雰囲気のを1足、良い買い物が出来た。

ついでに、「ヒロコビス」や「ニューヨゥカー」などにも寄って、お昼はベーグルで軽い食事ですませる。

少し空模様も怪しげになり、1時過ぎにアウトレットパークを出たが、気がつけば自宅まで送ってくれる方向で、足も少々痛くなってきてたので、ありがたかった。
おまけに、夕食の一品にとおかずまで持参してくれて、至れり尽くせりである。

この日の二日前には、少し早い「父の日」のお祝いの食事会も蟹江で催してくれたり、このところこんな優しさが、「娘なればこそ!」と、素直にうれしく感じられる私です。


また次の夢追ひかけて登山靴

2013年06月03日 | Weblog
今は、何も宿題もなくゆったりした一日、松阪御城番の甘夏の皮で、ピールをつくる。
最後の仕上げのグラニュ糖をまぶし、扇風機で荒熱をとっていると、グッドタイミングで、娘からメールが来た。
「明日午前中で学会が終わるので、1時ごろ会わない?」「いいね!」

彼女は会場で食事があるので、自分は早めの昼食を済ませて、会うことにする。
美味しいスイーツでも食べて、また母娘の楽しい時間だ。

「母さん 梅干なくなったので持って来て!」と言う。そして彼女は熊野から届いた甘夏を持って来てくれるらしい。
3時間ばかりの、わずかな時間だけれど、いつも会うとお互いまたがんばれる気がする。

今ちょっと、自分はあたためていることがあるので、これをまず相談してみよう。
そうそう、出来立ての「甘夏のピール」ももっていくね。

エプロンに蚕豆貰ふ重さかな

2013年05月26日 | Weblog
このところ、いっぱいやる事がつまり、かなりきつい!
何とか6月中旬締め切りの紀行文は、もう一息のところまで出来た。
あと約束の次数を削ることと、添える句と写真を選んで添えれば良い。
そして明日から、俳画教室、半田の吟行会、教室の投句締め切り、もう一つ俳句会への前句応募と
一週間ばっちり!

だけど名古屋ミッドランドスクエアで、月イチ歌舞伎も始まったので、これも行きたい!
今月は、先日亡くなった勘三郎と山田洋次監督初顔合わせの「人情噺文七元結」が上映される。

また、そんな時娘から乃南アサの「地の果てまで」が面白いと上下送ってくれた。
俳句の合間に、少し読みかけたら、もう面白い事!上巻は二日で読んでしまった。
北海道・知床で、大正から昭和をひたすら生き抜いた女性の一代記だが、今まで読んだ彼女の作品
28冊にはない内容で、私的には三浦綾子をこえていると言っても過言でない。
講談社文庫から出ているので、ぜひおすすめです。

さぁがんばってやることにしよう。愚痴ってもしようがない!好きで始めたことだもの。

新茶汲む普段どおりの日曜日

2013年05月06日 | Weblog
長いGWも今日が最終日、テレビでは海外から帰る人たちや、新幹線から降り立った子供たちに色々マイクを向けて聞いています。これを見て私たちも休みというと、こうして朝は4時ごろ起きて車で移動、連休の最後の一日は身体を休めるように一日早く引き上げてきたこと、毎年このじきになると「たいへんだったよね!」と話したりしました。

今は、こんなさわがしいこともなく、つれあいと近場でランチするぐらいのGWの過ごし方ですが、若い者が来ないのもちょっとさみしくもあり、「どうしてる?」とSにメールしたところ、「母さん驚いた!今電話しようとしたところ!」との返事。

今日はSも大学の講義数の調整で、愛県大は通常通り講義をしたようで、早く終わったので良く行く雑貨やによったら、私に似合いそうなエプロンがあったので、買ったところというのです。

ありがとう!明日には届くようです。

私も若いころ、急に里の母から、用事もないのにひょこっと電話がかかり、「別に用はないのだけど、元気でいるの?」とかかったものです。
同じことしてる私、ようやくあの頃の母の気持ちよくわかった気がしました。
もうすぐ「母の日」です。

散歩みち犬もバンダナ更衣

2013年04月24日 | Weblog
一ヶ月ぶりの松阪、幼馴染との会食でしたが、今月は自分の誕生月なので、ご馳走になりました。

「フレックスホテル」でランチをいただきながら、94歳のおばあちゃんをかかえるTちゃん、最近体調をくずし胃腸、大腸検査をうけたMちゃん、遠くカナダのバンクーバーで漢方薬のお店を開業した娘さんの話を聞かせてくれたSちゃん、たった一ヶ月会わないだけなのに、話はつきません。

レストランも満席になってきたので、いつもお邪魔するMちゃんのお宅に場所をかえて、またおしゃべりの続きです。

帰りには庭にある「甘夏」を沢山頂き(毎年送ってくれるのですが、最高に甘い)電車組の私は、キャリーバッグを借りて帰るようでした。家であけてみたら12個も入っていたので、重かったはずです。

いただいた甘夏を早速いただきながら、いつまでも健康にこうして元気にいつまでも会いたい。
今度はこれも話そう、あれも聞いてみようと、もう一ヶ月先の再会が待たれます。

しつらえし神楽舞台にある落花

2013年04月18日 | Weblog
最近、渡辺淳一の「弧舟」を読みました。(集英社)

彼の作品は、この年齢になるとちょっと引いてしまう気持ちでしたが、どういう動機だったか、多分「弧舟」という題名に何か引かれるものがあったのか、それは定かでないのですが。

でも最近にない傑作でした。
定年を迎えた、主人公(威一郎)の仕事から離れても、家族との横柄な接し方がかえられず、生活の一こま一こまに戸惑い、それに引き換え、妻はしっかり定年後の二人の生き方、自分の生き方を決めていて、そこから起こる日常の二人の「ズレ」が、実に面白くコミカルに描かれていて夢中で読みました。
「面白い」というか、よく言い当てているのです。

会社人間で、毎日遅い帰りばかりだった威一郎でしたが、定年になれば時間も出来、さぞ妻も喜んでくれるだろうと思っていたのに、妻は悪びれることなく毎日の様にでかけてしまうし、今まで「今夜帰りは早いですか」「おそいですか」ときかれて、うんざりしていたはずだった彼だったのに、いつの間にか「今日は帰りは何時だ?」「晩飯は?」と聞いてしまう。

そうそう、その通りとおもうことがいっぱいです。
渡辺淳一独特の色っぽい話はいっさいありませんが、興味があったらぜひ読んでみてください。おすすめの一冊です。

そんな自分も、あまりに言い当てているシーンが多くて、つれあいには「読んでみて」といえないでいるのです。「こんな風に思っていたのか?」と言葉が飛んできそうで、、、。

1人子が独りで遊ぶ石鹸玉

2013年04月05日 | Weblog
姑の三回忌法要も無事済み、その夜は4人の泊り客の接待も済ませ、一段落と思った途端、疲れがどっと出て、つれあいとまだビタミン剤を飲み続けている始末です。

でも法要の翌日、小田原の兄と松阪にある実家のお墓参りに行くことが出来たのは、何よりもほっとしたひとときでした。
いつも気にかけながら、以外に機会がなく、ほとんど私とつれあいにお任せの兄ですので、本当に喜んでいました。

少し風がつよかったけれど自転車を借りて二人でお墓参り、もう81歳というのに兄は元気、元気、急に跳ばしたりで後から追っかけるのがやっとでした。

その後お昼ごはんをどこにするか、幼い頃からあるお店ばかりなので、なかなか決まらない。
やっと「決まり!」とそのお店に着くとまた定休日だったり、結局入った店は実家の近くのおうどんやで、「カツどん」を食べてみたくなり、、、。しかし味は最低すっかり変わってしまったお味でした。これはとっても残念でした。

でもそのあと入った喫茶店はとてもおしゃれで、おいしいコーヒーを飲みながら、積もる話に時間がたつのを忘れるほどでした。

私は、いつも松阪にかえると買っていく「和田金」のそれも小間切れ、ころっと生姜をいれて煮るのもよし、牛丼は最高(100グラム500円)「だまされたと思って食べてごらん」と兄にも買って、もう一軒近くの肉やさんの「丸中」の前を通れば、幼馴染が「。。。ちゃん!」と急に抱きついてきてびっくりするやら、そして「ここのコロッケは最高!」と兄にプレゼントしてくれ、すごい荷物になりましたが、姉が喜びそうかなと笑いながら、別に2個あつあつのコロッケをそこで揚げてもらい、兄と二人食べ食べ松阪駅へ、故郷はやはり良いなあ!

翌日兄からそして姉から「おいしい!」「うまい!」

よかった、良かった!そしてお疲れ様でした。

雛納もうすぐ母の三回忌

2013年03月14日 | Weblog
約束の日9日に、孫は娘の車を借りてやってきました。
免許をとって2年、安心して見ていられる様になりました。

アルバイトでもらったお金で買って来てくれたお土産は、北海道大通り公園名物の「焼とうきび」のおかき、「わっくんのお土産ですよ」と仏壇に報告、わっくんもしっかり挨拶できました。

釧路での様子、アルバイト先のこと、普通でない寒さなどなど、よくがんばっているようでした。親からの仕送りもアルバイトでがんばって負担をかけないようにやっているようで、随分大人になった感じ、お昼は都ホテル内の「四川」へ。

夕方は家族で名古屋に行くというので四時に帰りましたが、久しぶりに賑やかな一日でした。
今度は夏休みにあえそうです。

そしてまた、昨日寒い釧路にかえって行きました。

美しき色を取り合ふ雛あられ

2013年03月04日 | Weblog
半年ぶりに孫が釧路より帰ってきました。

初めて迎える釧路での冬、さぞ寒いだろうなあと案じたり、友達は出来ただろうかと気をもんだりの何ヶ月、風邪ひいて高熱だしたらどうするだろうかなんて祖父母は案じるばかりの一年でしたが、あっという間にもう4月には二年生です。

インフルエンザにもかかり、ノロウイルスにもかかったとか、でもがんばったようです。

お友達にも恵まれ、良い先輩に助けられ、アルバイトも見つけて楽しく楽しくやっているようです。

そしてアルバイトでもらったお金で、娘たち夫婦にはお誕生日のプレゼントを海産物をいっぱいリュックにつめて帰ったとか、蟹やいくらや鮭やとすごい食いしん坊の一家には最高のプレゼントだったようで、親として胸いっぱいだったことでしょう。

そして3日に我が家にも来る予定が、ご近所にご不幸があり9日まで延びてしまいましたが、早く顔がみたくてなりません。

来年は下の孫も受験、いよいよ娘たちも二人きりの生活に入ります。
あと10日余り、充分親に甘え、親に孝行して帰るように!
今年は、私たちも釧路に行こうと計画しています。

冴ゆる夜の肩で分け入る縄暖簾

2013年02月16日 | Weblog
俳句の投句もおわり、ほっとしたものの、さて時間が出来たときこれをやりたいというものが、今自分には見つからず、たった6句の俳句で一ヶ月がんじがらめになっていることが、本当になさけないと思います。

これまでの自分をふりかえり、もっと楽しんでいた気がするし、これってなんなんだろう?
皆「志す」ものはひとつ、競い合い助け合って楽しくやっていく俳句、なのに自分には余裕すらありません。

少し好きな「いたずら描き」や「木彫り」そして本も読んで気分をかえ、あたらしいものにも好奇心を持とうと思います。

きっと花粉症もあり、気持ちがおちこんでいる私なのでしょう。