ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

木の実手に 母へ得意の 子の眼(まなこ)

2009年11月21日 | Weblog
昨日は、市民大熟年クラスの我が五班の少し遅れた打ち上げ会(会食)がありました。

11月10日の交流会に向けて、3ヶ月男女7人でクラスの催し物にかかりきりの日々、他のクラスは「安来節」やら「よさこいソーラン節」やらと法被姿で、勇ましい出し物など耳に入る中どうしようと心配ばかり、またリーダーとして私たちを引っ張ってくださっていた人の、突然の退学と言う不安材料もあり、でも曲目は学校の方に、発表済という中で、何とか「火事場の底力」で皆で本当にがんばりました。
曲目が「きよしのドドンパ」ときているので、どうしようもなく、ならモダンにということで、ダンスはごくシンプルにして、衣装は「ユニクロ」の7分袖のTーシャツと細いジーパン、女性郡は星をちりばめた可愛いズックを履き、皆で腕と首周りにキラキラしたショールを巻き、いざ本番。

手前味噌ながら、とにかくすっきりまとまった気がします。明るく元気に踊れた気がします。
何よりこのことがあってから、一層クラスもまとまり、昨日の会食もとても楽しいものでした。

来年3月、卒業しますが、これでご縁がなくなるのでなく、機会を作って7人でどこかへ出かけましょうと話もまとまり、早速来春には私のふるさと松阪を案内することにしました。
これから老いに向かう私たちです。同じ世代で、こんな時間もいいのかなあと話し、会のシメはモロゾフの「チョコレートパフェ」をたべ、お別れしました。

付き添いの 父母嬉々として 七五三

2009年11月15日 | Weblog
「ブログさぼってごめんなさい」と言って、また2週間過ぎました。
このところ、バタバタして自分を失いかけています。
ちょっと笑える話ですが、、、。

芸術の秋にふさわしく、今一番自分の生活の中で楽しんでいる俳句のほうで、先日6,7日と久居でNPO俳句みえ主催の「俳句彩り展」が催され、自分も一句出品しましたが、幸いにも「NPO俳句みえ会長賞」をいただくことが出来ました。

連日家を空けていた自分ですが、おばあちゃんには「どこにいくの?」「何時に帰るの?」と聞かれるので、いつもの調子で「今日は俳句で授賞式に出席」と言って出かけたりしていました。

又、違う日の句会で高得点をいただくということもあって、自分も有頂天になっていましたが、おばあちゃんから部屋に来るよう呼ばれ、いくと「おめでとう」といって祝儀袋を渡されました。
「こんな事されたらMさん(つれあい)にしかられる」と言った私に「なら、私とあんたの秘密にすれば良い、言っては駄目よ」とおばあちゃん。何度もこんな会話をくりかえしながら、こんなに言ってもらったのだからと今回はもらうことにしました。昔はとっても怖かった義母でしたがこんなに私のこと思ってくれていて、なんか申し訳ない気分にもなりました。

うれしくて、早速自分の部屋に行き、そっと袋をあけて見ると、中から千円札が一枚!「えぇ?」

「Mに黙っているように」とも「なんか買いなさい」とも言ってたし、これはおばあちゃん間違えてると思い、翌日おもいきって「いくらくれたの?」って私も聞いてみました。
なんか「おばあちゃんぼけちゃったかな?」とも。

「千円よ」と即、答えられ、またまた自分の方がびっくり。

「あんた一万円とおもったの?」といわれ、笑っているよりしようがない私に「俳句で一万円は多いわさ」と。

近頃、人にプレゼントするとき、千円という金額はもうかんがえたことがなくなっていた自分でしたし、考えてみれば一生懸命力を入れてる自分の趣味の俳句も、人から見ればこれほどのものなのかと思うと、妙に悲しくなり、そしておかしくもあった出来事でした。

でも、私が素直ではないのです、おばあちゃんありがとう。

サバランと 熱きコーヒー 秋灯下

2009年11月01日 | Weblog
「お母さん、3時に名古屋にいるけど会えない?」そんなメールが届いて、自分も何とかなりそうかと返事しました。

近頃Sも忙しく、ずっと会えないでいました。
たまたま午前中は、名古屋栄で「高年大学」、、名古屋では60歳以上の市民大学を高年大学と言うらしく、わが四日市よりなかなか内容も充実していて、学生さん並の普通の授業が受けられ、講師も現役の大学の先生が多いようです。、、、
Sの授業が2時半に終わり、私は私で夜は義母が5時過ぎには夕食をとるので、少し下準備をしたあと名古屋に向かいました。

毎年、彼女にスケジュール帖をプレゼントすることになっているので、このことも気になっていました。
家を2時4分に出発、11分の急行に乗ったのですから、すごい!

3時前につくと、もうSも東急ハンズについていて、お互いステキなのが見つかり、お買い物の後、4時過ぎまで「ウェッジウッド」ティールームでお茶を楽しみました。ここはコーヒーがお代わりできるのです。Sが今度は、ご馳走してくれるそうで、私は迷わず「サバラン」を注文しました。大好きなのです。
Sはお仕事のほかに、「SKIP」でもお手伝いさせてもらっていますが、活動を続けている中で、SKIPも今後新しい企画もかんがえているようで、子育て真っ最中のママから、介護が始まろうとしている年齢層へ、それはまさに自分が取り組みたいと思っていたものでもあり、何とか先輩として意見も言えそうな内容なので、大いに興味があります。色々と話しました。
あっという間に1時間が過ぎ、地下でケーキのお土産を買って、お互いの帰路につきました。

会ったのは1時間あまりでしたが、充実したこんな会いかたも出来る母娘でいることがうれしいです。
明日から3日間Sは北京へ、帰った週末は東京へ日帰りとか、身体だけは気をつけるのよと、ここは母らしいわたしでした。