ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

金風や阿弥陀と添ひし古都の旅

2015年11月02日 | Weblog
色々あわただしかった10月も、体調も崩さず無事おわった。

一番気がかりだった「K星俳句大会」今回、新同人に推挙されたこともあり、紹介の時間もあるというので、参加した。
朝、8時集合87名、それに句会選者の同人の先生10名、合計 97名の京都、宇治への出発である。

渋滞もなく10時半宇治に到着して、それから3時まで吟行。
幸い、ベテランのS同人とご一緒でき、平等院も無駄なく回ることが出来た。前もって写真集などでは見て行ったけれど、秋天に今にも舞い上がろうという一対の鳳凰、平等院の全景が前の阿字池に映えそれは絢爛豪華であった。

仕事をやりくりして家に泊まり込みで、つれあいの相手をしてくれたSに感謝、感謝!
Sがいなければ、参加できなかったことで、改めて娘がある幸せ、こんな気楽な気持ちで出られたのは何年振りかという感じがした。

1日目の応募句ではK同人(選者)から「帖紙に母の匂ひの白上布」で入選をいただいた。

翌日の俳句大会では、Dさんの「浮舟の襲(かさね)の色か薄紅葉」が、高得点とまたI先生や何人かの同人選者より特選をとられて正に「Dさんデイ」それは優しい句で、なんとも味わい深く、自分もいつか、こんな素敵な句が詠めるよう、気持ちを新たにまたがんばろうとおもう。

良い経験でした。