ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

声高に 話し峠の 夏アザミ

2009年06月24日 | Weblog
16年間続いてきたSKIPの「モーニングコンサート」そのファイナルコンサートに先日、つれあいと行ってきました。
もう既にこの催しは、知って見える方が多いかもしれませんが、1993年「子育て中でも私らしくありたい」という思いを胸に、専業主婦4人で、託児付きのクラシックコンサートを立ち上げ、企画、運営を全て自分たちでがんばってきました。それも皆ずぶの素人ばかり、モーニングコンサートからはじまり講演会、会報の発行など活動は多岐に渡り、その熱意は子育て中の人はもとより、年配の人たちにも広まり会員数も随分増えました。

たまたま私も、娘Sが子育て中で、子供を連れて夜でなくお昼間にでかけることが出来、プロのかたに託児をお願いして、いっときでも子供から離れて、息抜き出来るコンサートのチラシを街で見かけ、迷わずでかけたようでした。

演奏を聴き終わって、忘れていたこの充実感を自分と同じ子育て中の人が立ち上げてくれた感動に、「自分もお手伝いしたい」「、、、のママ」「、、、、の奥さん」から、もっと違うじぶんを見つけたいそんな思いで入れてもらったと聞いています。

このコンサートをSから聞き、私もチケットが一枚でも売れるよう毎回ききにいっていましたが、私自身も、今まで聞きにいくコンサートにない、一生懸命さが、輝きになり伝わってきました。
コンサートが終わって会場を出るときも、若いスタッフのみんなが笑顔で、本当に気持ちよいほどさわやかに見送ってくれたこともとってもうれしいサービスでした。それからというもの、私も出来る限りつれあいの出られる日は、引っ張り出して、帰りは少しおしゃれなランチを楽しみ、また友人をさそっての参加など、日常からのいっときの開放はとっても贅沢に思えました。

でも16年の月日は、娘Sにも一応の子育ても終わり、また将来に向けての生活スタイルができ仕事も忙しくなってきましたし、なにより時代は随分と変わり、主婦がひとりでがんばった育児や家事をも、夫婦で支えあい、二人で築いていくというステキな時代に変わってきましたし、子育て中でも、やさしいつれあいの協力で、自分ひとりの時間を楽しんでいる主婦の姿が普通に見られるようになりました。

実際にはクリスマスコンサートで本当の新しい形のSKIPが又誕生するようですが、一フアンとして、今後の活動に期待している私なのです。

弾む声 聞きて 新茶の香また

2009年06月06日 | Weblog
いよいよ、娘Sがかかわるドラマ「徐福伝説」のことが、朝日新聞に記載されました。

日韓中合作ドラマの構想があることは、前々から聞いていましたが、今回実現の運びとなり、交流の活発でなかった三カ国のテレビ界には、とっても注目されることだと思います。

原作は荒俣 宏さん、そして監修は娘Sが加わります。

おもえば20年前、Sが大学の卒業論文に「徐福」を取り上げ、まだまだ研究資料など少なかった頃で、ひたすら熊野、佐賀、そして中国に聞き取り調査からはじめ、地道に研究を続けてきていましたが、なにより現地で出会う人たちの温かさにふれ、それがSのはげみになり、手探りながらがんばってこられたSです。

まだまだ「徐福」ってなぁに?ときかれる昨今ですが、今回のテレビドラマで、かなり一般にいきわたるのではと親としてうれしく思っています。

アジア全域で、知名度の高い俳優さんを起用するとのこと、一話一時間で24話ほどのドラマになるとのこと、親ばか丸出しで、成功を祈っています。

若葉風  吹ききらめきを こぼしゆく

2009年06月05日 | Weblog
今日の朝食は、すこしオシャレをたのしんで、、、。

5日前に友人と「軽井沢、八ヶ岳」へのバスツアーに参加しましたが、今回はとっても自由時間が多い旅でしたので、Tちゃんとお買い物なども前もって決めていましたので、何倍にも楽しい旅になりました。いえ美味しい旅になりました。

そんな旅でのお買い物をしたもので、今朝はパン食。

まずパンは旧軽井沢銀座に店舗をかまえる、「フランス、ベーカリー」のデニッシュブレッドと塩クロワッサン、そしてデンマークブレッド。特にクロワッサンは塩味のあっさりしたもので、最高においしかったです。
お店「フランス、ベーカリー」はジョン、レノンが愛したパンやさんとしてあまりに有名な店で、案の定軽井沢の街を歩いていると、ここの袋を持った人に、良く出会いました。
それと「腸詰屋」のガーリックとチョリソースモーク、付け合せはザウアークラウド、それに馬鈴薯のつめたいスープ。

なんか気持ちはまだ旅行気分で、どこからかジャズがきこえてくるようでした。

もうすぐうっとうしい梅雨の季節、こんな心のオシャレも、たまにはいいものです。