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ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

盆梅の蕾支える枝の反り

2013年02月01日 | Weblog
つれあいより「ノロウイルスの話題から更新されてないぞ!」とおしかりを受けました。 またまた悪い癖で、、、ごめんなさい!

おかげさまで、ノロウイルスも完治し、ようやく自分らしい身体に回復しました。
一ヶ月棒にふりましたが、気分一新して今年も楽しんでいこうとおもっています。

俳句も大好きでがんばっているのですが、いまひとつ自分の殻から抜け出せません。
表現に乏しい、言葉を知らない、吟行にあまり行かず日常俳句になりがちです。

そこのところを見直してみようとは思っています。
そして今年はもう少し違うことにもチャレンジしてみたい!
まず締め切りのちかづいた俳句、なんとかまとめるところからかかります。

焼薯屋双の軍手の焦げし跡

2013年01月13日 | Weblog
うそのように、下痢も嘔吐もおさまりました。
しかし、身体のだるいことすぐベッドが恋しくなります。
今朝、佐織町からSが飛んできてくれました。
パジャマ、下着そして葛湯、伊勢うどん、つれあいにはパスタとソース(成城石井のもの)そしてサトイモの煮ころがしなど家にあるものをとりあえず持ってきてくれたようです。

昨日は大学の補講があるといっていたので、帰りにパジャマなどは買ってきてくれたようです。なんかジーンときました。

そしてそれは娘らしい、つれあいのパジャマまであって「きっと感染してお父さんもかかるんでないの?」と早々準備したとか、、、。

食材や飲み物を冷蔵庫につめこみ、感染するといやだと「じゃーね!」と早々に帰りましたが、「様子を見てきてやったら?」とおくり出してくれたパパのおもいやりもうれしく一度に快方に向かう予感がしました。お昼は、何もせず据え膳でいただきます。

恒例の寄席にはじける初笑

2013年01月06日 | Weblog
昨日はつれあいと湯ノ山温泉のグリーンホテルでお風呂を浴び、お昼は「うな重」を食べて帰ってきました。
温泉のほことした気分が帰っても残り、とろとろお昼寝をして、その後お腹もすかないし、のんびりと炬燵に入っていましたが、急にお腹がしめてきて、その後ひどい嘔吐と下痢が続きました。
熱は微熱なので、少しは楽でしたが、嘔吐、下痢は尋常ではありませんでした。

朝一番で受診したら「ノロウイルス!」との事、500CCの栄養剤を点滴していただきましたが、また患者さんも多く、ベッドもいっぱいでした。

きっとつれあいに感染するとおどろかされましたが、私も前日同じ症状のご近所の人を見舞いもらったかな?

同じトイレを使い、ノブにさわり、キッチンのタオルなど絶対使っていますから、明日のつれあいが心配です。

「なんかお腹がゴロゴロする」ともう言い出しています。
どうか軽くすみますように、心から祈っていますが、、、。

華やぎの言の葉交わす今朝の春

2013年01月03日 | Weblog
明けましておめでとうございます!

暖かい穏やかな元日、きっと今年は良い年であると信じます。
このところ流れる地震の情報も、あまりに現実的で、何パーセントまで発表があると、正直旅行も以前ほど行きたいと思わなくなり、こんな恐怖感に包まれた日常が来るなど思いもしませんでした。

東北の人たちのこと思えば、贅沢は本当に言えません。
どうかどうか、静かな穏やかな日がこのまま続きますように、心から願います。
一日には長男夫婦が、そして二日には佐織町の長女一家が顔を見せてくれ、賑やかにお正月を迎えました。
今回釧路にいる孫は、休みが短いので、来月帰省することにして会えませんでしたが、電話でSに聞きながら、お節料理をつくったようで、出来上がったお重を写メールで見たとき、完全に私もSも負けました。それも男の子なのですが、Sの一家はつれあいもすごくお料理が上手なので、あまり驚いていませんでした。
そして、お正月は手作りのお節料理をつくって祝っていたからこんな習慣が身についていたのでしょう。

三が日もあっという間に過ぎ、明日からまた日常に、、、。
そして、私はまだ俳句が出来ていません。がんばります。

まだ、お正月ボケで文章になりませんが、とにかく新しい年が充実した年でありますように、今年も前向きに、楽しんでやっていこうと思います。

焼藷の温もり通す紙袋

2012年12月18日 | Weblog
10月末、市の集団検診で「乳がん」の検査を受けましたが、一ヶ月ほどたったころ、三重県健康管理センターより「右中部に腫瘤ありとの所見があったので、必ず医療機関で精密検査を受けてください」という通知をいただきました。

聞けば精密検査の結果、乳がんと診断される確率は4パーセントぐらい(25人に1人)とは聞いていましたが、それからというものなんとも落ち着かない日々でした。

とにかく検査日を予約しようと11月27日行くと予約が取れず、2週間後の12日に再度予約することが出来ましたが、その間の落ち着かないといったらありませんでした。

絶対大丈夫と思いながら、こんなときはどんどん悪い方へ考えてしまい、迎えて12日午後三時前より検査を受けました。

受診は4時ごろと聞いていましたが、外来受診や急患があったりで呼ばれたのは5時近くになり、二枚の写真の前に座らされて「何か自覚症状か身体に変わったところがありますか」と、まず聞かれ、すっと血が引く思いでした。

「先生 何かあるのでしょうか」「それがわからないのです」と言われて、そのあと超音波で検査が始まりました。

そして「異常ありません、よかったですね」良かった!

外で待っていてくれたつれあいも、さぞ心配したでしょう。

今回車で来ていないので、タクシーを呼びましたが、今ではらっているといわれ、どうしようもないので、最寄の駅まで歩きましたが、つれあいと一緒、安心して帰れました。

夕食には二人で、少しワインで乾杯! これほど健康がありがたいと思ったことはありません。

二人の子供たち家族、そして兄夫婦、そっと話した友人、みな安心してくれました。

思えば1ヶ月あまり、すごく疲れた気がします。

いつの間に猫も擦り寄る日向ぼこ

2012年11月26日 | Weblog
連休最後の日、つれあいは中学校の同窓会ででかけてしまい、娘夫婦が行く長島温泉の「アウトレット」にくっついていきました。
10時開店というのに、娘Sは「9時に弥富駅で待ってる」と早い時間、聞いてはいましたが、ホントこの時間に出かけて、正解でした。

パパとは中で別れ、Sと大好きなブランド「ヒロコ、ビス」へ。
Sは早速グレーのセーターを見つけました。私は移動して「22オクトーバー」で濃紺のセーターが見つかりました。
そして「ニューヨーカー」で幅広のパンツを娘とおそろいで買いました。

あと「たち吉」をのぞき、「ボディショップ」をのぞいて予定どおり一時には買い物をすませ、美味しいお寿司を食べて、別れました。

たまにはこんな時間、若い子たちとの時間も新鮮でそれはそれは満たされた半日でした。

夜、孫から電話があり「母さんとおばあちゃんとおそろいなんてかっこいい!」と冷やかされたのでしょうが、結構うれしい言葉で、古稀なんて気にせず、いろんなことに挑戦して行こうと思っています。

でも本当にたのしかった!

去りがたき紅葉紅葉の一日かな

2012年11月19日 | Weblog
近頃、新聞にテレビに美しい紅葉の風景がみられますが、
私は先日熟年大OB会のバス旅で見た、信州の「箕輪ダム」の紅葉が、本当に始めてみる美しさで、きっと一生忘れられないと思います。

今年も「ミステリーツアー」で何処に行くかも知らされませんでしたが、昨年の京都の旅行もちょっと違ったおしゃれだったので、今年も期待はしていましたが、予想以上のステキなステキな旅でした。

今回も、委員さんたちの骨折りで、まだ観光スポットとしてはあまり知られてはいないけれど、委員さんの友人でカメラマンでいらっしゃる人が、今一押しの処とか、長野県上伊那郡箕輪町に1992年完成した「箕輪ダム」でした。

その湖畔の周りに植えられた、一万本の紅葉が湖畔を染め、その美しさは言葉で表現できないほど、思わずその美しさに拍手が止まりませんでした。「紅葉公園」その言葉以外には見つかりません。

このダムまでの道は、本当に細く運転手さん泣かせ、対向車があったらどうするんだろうと思うようなところでした。

つれあいから無理に持たされたカメラでしたが、持ってきて本当に良かったと、カメラ上手なお友達に撮りかたを聞きながら、なんとかカメラに収めることが出来ました。
本当に本当に良いところに連れて行ってもらいました。

もう一度つれあいと訪ねようと思います。


蔦かづら旅のつれづれ笈ともに

2012年11月10日 | Weblog
先日、句友の仲間11名で開催中の「芭蕉展」(名古屋市博物館 11日まで)に行ってきました。直筆で見られる名句はもちろんですが、今回初めて公開の「笈」の小箱を見られるのが一番の楽しみでした。

「笈」とは行脚僧や修行僧が仏具、衣類、食器などを入れて背に負う箱とのことですが、見た目もかなり大きく重そうで、たぶん両端についている金具に紐を通して肩にかけ運んだのでしょうが、かなりかさばり、今のような便利グッズがあれば、さぞ芭蕉も旅がもっと楽だったろうに。

色々と展示の数かづを見た後、もう一つ楽しみだった丸の内にある「胡豆昆」へ。
ここはまた句友のAさんが予約していただいたところで、以前「キュウピー3分クッキング」でおなじみの加藤敏彦氏のお店です。
旬の食材のお料理に胡麻、豆、昆布をいかし本当に体に優しいお料理、目にうれしいお料理で、美味しくいただきました。

また店長さんが三重県飯南町で、おまけに同じ松阪高校出身とはうれしい限り、早速また仲良しを誘ってきっと伺いますとお約束しました。

かえったら、そろそろ締め切りが迫った俳句に気持ちをきりかえ、まなんだ数々を句にいかしたいと思います。

姫御前の袖は蕾の菊人形

2012年11月05日 | Weblog
またまた慌しい日、されど楽しい日が続きました。

御園座「襲名披露」観劇のあと、恵那方面への句会仲間とのバス旅行、これは美味しいもの盛りだくさんの旅でもあり「栗きんとん」「松茸ごはん(トルコ産の松茸を初めてたべました)」「りんご」「栗ぜんざい」などなど、お腹いっぱいいただきました。

お仲間の一人がつれあいのご病気で突然欠席になり、訪ねる先々で美味しいものを少しづつお土産に買う仲間の思いつきも、ちょっとやさしくきっと伝わったものとおもいます。

その翌日は孫が突然来訪、娘夫婦がつれあいのご両親を旅行にご招待したのですが、あいにく孫はクラブ活動で休めず、翌日も試合があるので、我が家で留守番ということになり、20日ばかり早いお誕生会を兼ねての食事会をたのしみました。
おかげで、私たちはにぎやかな一日をおくれました。 

そして京都時代祭の一泊吟行会
初めての参加で正直疲れましたが、得ることも多く機会があれば、また参加しようと思います。

そしてそして娘と会う時間がなく、名古屋で高年大学の講師を務めて、終わる娘の時間に合わせ、午後三時近く高島屋で会いました。

毎年、この時期彼女にスケジュール帖をプレゼントすることになっています。
前から、決めていたようでお経帖みたいな一年分が一気にみられる優れもの、時間で動いている彼女にはこんな便利なものはないようですが、母親としては、もう少しおしゃれなものはないのかと。

そしてセントラルタワーズ13Fにある「プレッツカフェ クレープリー」でいつものお茶をしてわかれましたが、わずかな時間ながら、充実した時間でした。

そうそう、つれあいには、ステキな「小銭入れ」のお土産つきでした。


細やかな音で始まる松手入

2012年10月17日 | Weblog
御園座「顔見世 六代目中村勘九郎襲名披露」に行ってきました。

本当に久しぶりの御園座というよりも、久しぶりの歌舞伎です。
夜の部「鬼一法眼三略巻」「口上」「義経千本桜」となじみ深い演目ですが、襲名披露にふさわしい華やかな舞台ですし、やはり五年前の海老蔵襲名披露も名古屋は「義経、、、」と「達陀」(大好きな舞踊劇)でした。

「口上」は父の勘三郎は病気療養中ででられず、祖父の芝勘は昨年でしたか他界して華やかさにかけましたが、相変わらず左団次は笑わせてくれましたし、仁左衛門、菊五郎と親戚筋がしっかりまとめてすっきりした口上でした。

「義経千本桜」は本当に良かった!
勘九郎の丁寧な所作、このお芝居の見せ場、狐忠信の狐の化身の持つ妖しさと、親狐を慕う子狐の哀れさが見事に表現されて、気がつけば涙が流れました。
若いときは、歌舞伎で泣くなど考えられませんでした。

そして「狐言葉」という独特の台詞回しになると、不思議と勘三郎の声とだぶり、ぞくっとしました。これが血筋なのでしょう。

「義経、、、」といえば、宙乗りが当然と思っていた私でしたが、今回はなく、でもそれが却って舞台をひきしめ、渋い舞台にまとまっていたように思います。

余裕があれば、もう一度見てみたいと思いながら、帰路につきました。