ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

寄せ鍋の 煮える音待つ 小鉢かな

2010年12月30日 | Weblog
2010年も余すところ一日、今年はおばあちゃんの入院、つれあいの入院手術と後半にかなり気疲れのすることが多かった為か駆け足で過ぎたような気がします。

また先週は、つれあいの検査日で少々不安材料の結果を聞いてきましたが、前向きに受け止め、二人でがんばるしかないかとおもっています。

気がつけば、二人はいつの間にか身体を気遣わなければならない年になってしまいましたが、でもいっぱい楽しいこともあったのですから、良しとしなければいけないかな。

昨日は、娘Sが我が家へお餅つきに来てくれました。
このところ忙しくて入院中のおばあちゃんのところに顔を出してないことも気になったらしく、前日より餠米をとぎ、電気餅つき機にセットすれば良いようにしてきてくれました。

鏡餅二個、鈴鹿の息子たちにもかわいいお供え餠を一つ、3度目のセットでお昼ごはんにおろし餠、黄な粉、あんこ、納豆餠を作って食べましたが、とってもおいしかったです。

そしてSと二人でおばあちゃんを見舞って別れました。本当に自分たちの方も忙しいだろうに、本当に感謝です。

そして今日は鈴鹿より息子が、またパソコンの調子を見がてら顔を見せてくれました。

こうして気遣ってくれる子供たちがいて、また送り出してくれるそれぞれのつれあいの気配りあってこそとうれしくなりました。

あと一日でまた新しい年が始まりますが、どうか穏やかな静かな日々でありますように心から、心から祈っているわたしです。

高き場所 夫に委ねし 煤払

2010年12月26日 | Weblog
やっと街はジングルベルの音楽も消え、暮のせわしなさはあるものの、一時静けさを取り戻しました。
クリスマスの時ほど、子供が大きくなった寂しさをかんじるものはありません。
でも今年は、私のところにも、サンタさんがやってきてくれました。

クリスマスイブ、ご近所のAさんから、かわいいお花のブーケとステキなネックレスのプレゼントを頂きました。かわいいトンボ玉のネックレス、自分が持ってない色合いなので、早速お正月に使わせてもらうことにします。そして続いて東京のSさんから電話があって、井上陽水のチケットのプレゼント!私に黙ってまたまたとってくれたようです。
会場は、渋谷のオーチャードホール、なつかしいなあ!
まだまだ3月後半の話ですから、おばあちゃんのこともあるし、どうなるかわからないけれど、楽しみです。
そして、昨夜は孫娘がお泊りにきました。おにいちゃんの方が野球の遠征で、親も引っ張り出されるので、下のSは受験生でもありお泊りに来たというわけですが、中三になって来てくれるのは、とってもうれしく久しぶりに振り回されましたが、楽しかったです。お買い物したり(買わされたりですが)夕食はホテルでリッチに過ごし、夜は若者の、普段見たことのない番組に、説明を聞きながらいろんな流行のタレントの名前も教わり、おじいちゃんに笑われながら、若い頃を思い出しました。

また静かな二人に戻りましたが、久しぶりのにぎやかなクリスマスを送ることが出来ました。

枯菊の 色なほ残す 小庭かな

2010年12月16日 | Weblog
なんだか、またパソコンがご機嫌をそこね、一ヶ月のご無沙汰でした。

その間、北海道から義弟がおばあちゃんのお見舞いに来てくれたり、つれあいとおばあちゃんのお見舞いは、歩いて出かけることにして、かなりつれあいの自信もついてきたりで、なんとかがんばれた一ヶ月でした。

そして、今日は伊勢神宮へ二人でお参りに行ってきました。
架け替えられた宇治橋も今年のお正月は、こられなかったので、初めて。

皇大神宮につくと、連れ合いが「はい、お賽銭!」と渡してくれたりして、「お賽銭は自分でしなければ、いけないと思うよ」というと「夫婦はいいの」と返事、まあ今回は逆らわず、もらっておきました。

とにかく今年は「ありがとうございました」です。
心配したつれあいの入院もなんとか無事退院でき、まだ手足の異常な冷えは続いているものの、日に日に元気なMさんに戻ってきているし、入院中のおばあちゃんも今は安定していて、毎日顔を見せますが、喜んでくれる表情があり、大丈夫な様子です。

お参りのあと、おかげ横丁の中にできたという「山口誓子俳句館」ものぞいてみました。
赤福のしおりで有名な徳力富吉郎版画館と隣接しているので余計よかったです。

そして帰りは、今日は宇治山田駅そばの「大喜」、ここも大好きなお店です。「さざえのつぼ焼き」「お刺身の盛り合わせ」「てこね寿司」「握り寿司」「茶碗蒸し」おいしいおいしいと次々と平らげる私に「この食欲には脱帽!」と笑うこと、笑うこと。でも本当においしかったです。

今年もあとわずか、来年は良い年になりますように、そんなことを二人で願いながら、少し熱燗を二人でいただいて、良い二人の年忘れができました。