ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

絶壁を 駆けあぐ馬や 多度の夏

2008年05月27日 | Weblog
昨日からの真夏日和、身体がついていけません。今夜も素麺になりそうです。
そんな朝、近頃「心臓がパクパクして苦しい」「散歩がいや」「人の声がきこえない」少し不満がたまってきているおばあちゃんに付き合って、病院にいきました。

待合室、そして廊下で行きかう人は、ほとんど老人ばかり、ランチを楽しむ私たちの日ごろと変わらない雰囲気で、本当に病気の人が何人いるだろうかと疑ってみたいほどの院内です。あーあ自分たちも、もうすぐここが楽しみに(?)来る事になるのかと、寂しい気持ちになりながら検査を受けて、支払いを済ませたあと、売店でいつもおばあちゃん好みの袋菓子をいっぱい買い、そのあと「養命酒」や「救心」など薬局により、最後は補聴器センターへ。
おばあちゃんが言うには、「買ってから色々調整してもらってもちっとも良くない!」「なら、集音部分を少し変えてみましょう」とセンターの人がおっしゃって、色々試してもらっても、一向に変わりなく不満顔のおばあちゃんでした。それで、「ちょっといいですか?」と耳の中をのぞかれた係りの人が「ごらんになってください」と耳の中の拡大写真を見せられて、つれあいとびっくり、耳垢がたまって、穴が完全にふさがっている状態です。「耳は怖くて、昔からいじったことないわ」それを聞いてみなで二度びっくり、「先ず耳鼻科にいってから、いらしてください」といわれて、恥ずかしかったこと、なんか非常に疲れた半日でした。明日は朝から、また3人で耳鼻科に通院です。つかれるー。

陽をうけて 白毛そよそよ つばなの穂

2008年05月25日 | Weblog
先週は4日間、出っ放しの予定をこなし、今週は22日に、午前中市民大学熟年クラス教養課程の入学式に出席して(112名入学)午後は記念講演をぬけだし、いつもの俳句教室にでて、そして翌日の和歌山の旅、少々寝不足で頭がぼーとしていましたが、8時に自宅を出発して11時目的の友人宅に到着したときは、すべての開放感で頭の痛むのも
吹っ飛んでいましたから、本当に「遊び大好き」は根っからのようです。

愛犬モモちゃんの「いらっしゃい」攻撃はいつもと変わらず、またいつも使わせてもらう、私たちのお部屋はもうお布団までひいてあり、やさしい気配りにうれしくなりました。電話でいつもさかな釣り大好きのご主人から「つれたよー」の連絡で、夜の酒盛りにしゅっせきの運びとなり、そのためおひるはいつも「和歌山ラーメン」を4人で食べに行きますが、とにかく暑かったので「ソーメンぐらいがいい」とわがまま言って、ソーメンと名物鮎寿司のお昼になりましたが、またこの「鮎すし」のおいしかったこと、しばらくこの鮎寿司はくせになりそうです。
 (なかむら柿の葉すし本舗 和歌山県紀ノ川市粉河73)

近くの貝塚市に住むUさんの会社の後輩も夕方くわわってにぎやかな夕餉になりました。
「真鯛の昆布じめ」「鮎の塩焼き」「鮎のフライ」「サラダ」「水なす」「そら豆の焼き物」そして「真鯛のあら煮」と新鮮さと上手なお味で最高でした。また最後にでた赤いそらまめご飯のおにぎりははじめて口にするもので、赤えんどう豆のごはんのようでお赤飯そのものでした。えんどう豆より好きになりました。
こうして、気の会う仲間とおいしいものを食べ、ちょっぴり飲めない自分も仲間入りしてのお酒もいただきこんな幸せはありません。 気がついて、床についたのは午前3時、またの再会を誓って翌日土曜日にかえってきました。Uさん御夫妻ありがとうございました。

風船の 掴んでゐたく 離したく

2008年05月07日 | Weblog
ゴールデンウィーク最終日、愛知にいる長女一家から「今日行くから」と電話があり、予定ではパパの実家に行く予定に聞いていたのですがどうも東名が渋滞で、夕方下の孫もバスケの練習もあり、ほかの日に変更とかあれあれといっている間に、にぎやかな一団が到着しました。1時間ほどおしゃべりして、今日のお昼は四日市にオープンした「一升瓶」という焼肉屋さんにきまっているようで、そこは松阪の本店では、かなり待たされるほどの人気らしく、開店同時に入ろうともう大変な騒ぎです。我が家は大人3人きり、お肉なら「しゃぶしゃぶ」か「すき焼き」、せいぜい「網焼き」を少しの世界ですから、この騒ぎはなんだろうと驚くばかりでした。そして皆いつも忙しく、こうして皆で時間が出来るのも珍しいようで、わずかな時間も、スポーツ店、電気や、手芸店とそれぞれの買い物に皆で付き合って、我々も眼がまわるようでした。そしてお目当ての「一升瓶」に到着しました。テーブルにつくと、あっという間に注文のいくいろかが決まり、そしてお肉が運ばれてくると、もう早いこと、早いこと、大きなお皿のお肉があっという間になくなって、若いってすごいと思いながら、自分たちもしっかりその仲間になって、お肉に舌づつみを打ちながら、本当に楽しいこと、笑って笑ってしながら、1時間ばかりでお食事は終わってしまいました。本当にあんなにあったお肉を、あっという間に6人でたいらげてしまったのです。おまけに帰りには、近くのケーキやさんによってまた「シュウークリーム」まで買ってしまい、それも孫たちと一緒になってたべてしまいました。お茶したあと「混むのいやだから」とまたまた早く帰ってしまいましたが、まあおかげでにぎやかな、本当に楽しい1日でした。若いって本当にいいなあと改めて感じた1日でもありました。我々にお付き合い本当にありがとう。

子等帰り 家族総出の 田植え歌

2008年05月04日 | Weblog
ゴールデン、ウィークに入り、帰省の新幹線や車の渋滞の様子を今朝もテレビで見ながら、休みだと言うと自分たちもいつもあの中の一人だったと、この時ばかりは今ののんびりした毎日が最高にうれしくなります。こんなときは、家でゆっくりが一番と決め込み、図書館でいっぱい本を借りてきました。(昨日、読み終わった「夫婦の決算」難波 譲著が実に痛快でした。)今朝もゆっくり眼をさますと、もうつれあいのベッドは空っぽです。見ると、庭の木の剪定の真っ最中、「今日は朝寝すると言ってたのに?」と一寸ブスッとしてしまう自分、本当に近頃のつれあいは良く動いてくれます。でもこれは年を取った証拠で、あまり寝ていられないのかもしれませんが。幼馴染のMちゃんは、昨日は茶摘み、今日は田植えといっていました。彼女は町の子だったのに、今は田植えもするし、季節になると最高のお米を届けてくれます。あののんびり屋さんの彼女が田んぼに入れるなんて、誰が想像したでしょうか。そして時間が出来れば山登り、「うそでしょ!」かんがえてみると、私が一番怠け者になっています。少し思い切って部屋の模様替えでもしますか、ふぅーおいしいコーヒーをまず飲んでからやることにしましょう。