ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

転た寝の 胸に団扇の 微動かな

2011年07月26日 | Weblog
今朝の朝日新聞の記事を見て驚きました。

朝日新聞一面のコラム「天声人語」を書き写す専用ノートが静かなブームになっているという記事、そんな専用ノートがあるとはしらなかったけど、関東の小、中学校では毎朝15分、生徒たちに書き写しをさせているところもあり、国語力がアップし、集中力もでてきてるそうです。

実は、私も一ヶ月前より始めていたことで、仲良しのAさんから勧められてやっています。
彼女は句友ですが、いつも言葉をいっぱい知っていて、どこかきらっとする句をいつもだされていますが、なんかのとき「もうずっと前から、天声人語を書き写してるの」と聞かされ、自分は漢字も知らないし、良いかもと思って始めたのは6月24日、始めはいやでしたが、毎日続けていると言葉を理解しながら書き写すことが出来るようになり、すこしづつ何行かを覚えて書けるようになって来ました。

今まで一番にテレビ番組から目を通していた自分が、先ず「天声人語」を読み、そして新聞小説も読むようになり、一日も休まず、書く楽しみも出てきました。

そして確かに読む力もついてきた気がします。
今、浅田次郎「蒼穹の昴」に次ぐ「中原の虹」4巻もよみはじめました。

この努力がいつか実って、無駄な言葉のない素直な俳句が詠めるようになれば、そんな夢を胸に今日も心してノートします。

Aさんには、いつも教わることがいっぱいです。

朝涼や とばしる蛇口 欲しいまま

2011年07月22日 | Weblog
大型台風6号もうまくそれ、愛知芸術劇場であった「2011 パリ祭」シャンソンの祭典に行ってきました。

出演者はクミコ、ペギー葉山、菅原洋一、戸川昌子、山本リンダ、ROLLY、佐々木秀美、西山伊佐子など懐かしい顔ぶれで、それに曲も懐かしく夢のような2時間でした。(本当は終演が10時近かったので、早い目にでました)
「うらら、うらら、、、」とにぎやかに歌っていた山本リンダもいい年齢になり、歌の路線を変えたのか、すごい声量ですばらしく「愛の賛歌」を歌い上げ、うっとりと聴かせてくれました。
そしてやはりクミコはすごい「最後の恋」「祈り」は、涙がでました。

今回は東北地方太平洋沖地震復興支援事業でもあったので、後半では会場一つになって「見上げてごらん夜の星を」の大合唱になりました。

シャンソンもいいなあ、しっとりとして、また情熱的で。
こんな日常生活から離れ、贅沢な時間を過ごせた幸せ、さあまた明日からがんばりまーす。

鮮やかな 水着出揃う 海開き

2011年07月19日 | Weblog
連日のこの暑さに、負けてしまいそうですが、姑が亡くなって3ヶ月まだ色々と雑用があり、開放されそうにありません。

17日、高田本山に長男夫婦を伴って納骨に出かけました。
同じように納骨される何組かの家族としめやかに式のあと、舅の傍に姑は並んで収められました。

そのあと私の実家のある松阪のお墓参り、ちょうど祇園際でにぎわう町並みを横目にみて、次の訪問先である姑の実家、そして姪っこのお宅に向かいました。

姑は旅行などはあまり喜ばず、定期的に私たちと訪問するお里帰りを、本当に喜ぶ人でしたので、今回も大きな写真を持ってでかけたのです。

義母の思い出に花が咲き、たくさんのお野菜のお土産をいただいて、帰路に着いたのはもう夕方の6時をまわっていました。

だんだんと義母が亡くなるとご縁も薄くなっていくのが、常ですがまた長男夫婦に引き継いで、新しい絆が出来ていくことと信じます。

そして来週は「初盆」、今までみな姑に教わってきた、こんな諸行事をつれあいと手探りで、何とか無事にすませたいとおもっています。