ぽっぽ

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土鈴の緒からまる棚や吾亦紅

2013年10月23日 | Weblog
またまた、おさぼりが続き、つれあいより注意を受ける。
しかししかし、なんと慌しかった一ヶ月だったことか!

初めてのことで気疲れはしたが、俳句「K」の10周年記念式典にも参加出来てよかった! 1年半かけて準備をされたとか、本当にどの場面も心配りが行き届いていて、気持ちが一つ、すばらしい式典だったし、改めてここに入会できたことを誇りに思えた。そして参加して良かったと思う。

また娘Sの仕事で、お知り合いになった豊田市のKさんのお宅にお邪魔して、集められた土鈴を拝見出来たのも感動だった。

玄関を入るともうそこから土鈴の世界、6千点ばかりの全国で集められた土鈴が並ぶ。
少し、知ったかぶりに松阪万古の話をすれば、「これですね」と見せられる数は尋常でない。そしてなによりも、何よりもご主人の温厚なお人柄がうれしかった。

以前、Sが改良区の聞き取り調査で、お邪魔した折、お家にあった土鈴にびっくりして、「母にぜひ見せたい!」と感動のあまり、つい言葉が出てしまったそうで、それを憶えていてもらったようで、お声をかけてもらったようだ。
応接間に飾られている今年の「未」が変わらない内にと、いうことだったらしいが(その数も半端ではない)出来たら「午」の私なので、来年もよかったかも(笑)

午前中はSが仕事がぬけられず、一人でみた「豊田市民芸館」は今「バーナード・リーチ」展が開催中で、たくさんの作品を見ることもできたし、Sを待つ間の民芸館でのコーヒーも美味しかった。

いっぱいの俳句つくりに欠かせない場所、もの、季節に出会えたのだから、後は「一句」にまとめないと、絶対もったいない。