ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

一瞬に全身染まる大花火

2014年08月19日 | Weblog
毎年「一度熊野の花火を見てしまうと、よそのが小さくみえてしまう」と聞いていて、どんなだろうと想像を膨らませていたが、今回Sが仕事で熊野市に行った時、自分も両親もまだ見てないことを話したら、「是非に!」と言ってもらい「観光大使」という役目のご褒美からか、桟敷の一等席で観る機会を得た。

17日、JR四日市から、娘たちの列車に合流する。 一緒に行けるはずだったSのつれあいは、登校日に重なってしまい、たまたま上越から帰省していた孫娘と4人の旅になった。

何にも準備しないでと言ってくれていたけれど、手作りのサンドウィッチの美味しいこと、得意のポテトサラダもある。
あっという間に2時間たって熊野市に着く。すでにすごい人。

まず時間までホテルに落ち着くことにして、ホテルの送迎サービスに乗るが車中より、もう浜で場所を確保する人々がみえる。
Sたちは温泉に行き、つれあいと自分は仮眠をとる。

そして17時、送迎バスで花火会場へ向かうが、車の規制があり花の窟でバスを降りてひたすら歩くこと2キロあまり。日常の運動不足を思い知らされる。でも花火が始まるとその疲れも忘れるほどの迫力、花火が揚がるたびに歓声が、自ずと口からとび出してしまう。
帰りはまた、車に乗り込んだものの渋滞で、ホテルに戻ったのは24時30分、それから温泉で汗を流し2時30分就寝。

でもすごい花火だった。東京隅田川の花火も、宮川の花火も確かにたしかに、小さくみえるかもしれません。
Sありがとう 本当に楽しい旅でした。またいつも熊野に行くと案内などお世話していただくKさん、今回も何から何までお世話様でした。
目をつむるとまだあの山々に響き轟く大きな熊野の花火がひろがっている。