ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

散歩みち犬もバンダナ更衣

2013年04月24日 | Weblog
一ヶ月ぶりの松阪、幼馴染との会食でしたが、今月は自分の誕生月なので、ご馳走になりました。

「フレックスホテル」でランチをいただきながら、94歳のおばあちゃんをかかえるTちゃん、最近体調をくずし胃腸、大腸検査をうけたMちゃん、遠くカナダのバンクーバーで漢方薬のお店を開業した娘さんの話を聞かせてくれたSちゃん、たった一ヶ月会わないだけなのに、話はつきません。

レストランも満席になってきたので、いつもお邪魔するMちゃんのお宅に場所をかえて、またおしゃべりの続きです。

帰りには庭にある「甘夏」を沢山頂き(毎年送ってくれるのですが、最高に甘い)電車組の私は、キャリーバッグを借りて帰るようでした。家であけてみたら12個も入っていたので、重かったはずです。

いただいた甘夏を早速いただきながら、いつまでも健康にこうして元気にいつまでも会いたい。
今度はこれも話そう、あれも聞いてみようと、もう一ヶ月先の再会が待たれます。

しつらえし神楽舞台にある落花

2013年04月18日 | Weblog
最近、渡辺淳一の「弧舟」を読みました。(集英社)

彼の作品は、この年齢になるとちょっと引いてしまう気持ちでしたが、どういう動機だったか、多分「弧舟」という題名に何か引かれるものがあったのか、それは定かでないのですが。

でも最近にない傑作でした。
定年を迎えた、主人公(威一郎)の仕事から離れても、家族との横柄な接し方がかえられず、生活の一こま一こまに戸惑い、それに引き換え、妻はしっかり定年後の二人の生き方、自分の生き方を決めていて、そこから起こる日常の二人の「ズレ」が、実に面白くコミカルに描かれていて夢中で読みました。
「面白い」というか、よく言い当てているのです。

会社人間で、毎日遅い帰りばかりだった威一郎でしたが、定年になれば時間も出来、さぞ妻も喜んでくれるだろうと思っていたのに、妻は悪びれることなく毎日の様にでかけてしまうし、今まで「今夜帰りは早いですか」「おそいですか」ときかれて、うんざりしていたはずだった彼だったのに、いつの間にか「今日は帰りは何時だ?」「晩飯は?」と聞いてしまう。

そうそう、その通りとおもうことがいっぱいです。
渡辺淳一独特の色っぽい話はいっさいありませんが、興味があったらぜひ読んでみてください。おすすめの一冊です。

そんな自分も、あまりに言い当てているシーンが多くて、つれあいには「読んでみて」といえないでいるのです。「こんな風に思っていたのか?」と言葉が飛んできそうで、、、。

1人子が独りで遊ぶ石鹸玉

2013年04月05日 | Weblog
姑の三回忌法要も無事済み、その夜は4人の泊り客の接待も済ませ、一段落と思った途端、疲れがどっと出て、つれあいとまだビタミン剤を飲み続けている始末です。

でも法要の翌日、小田原の兄と松阪にある実家のお墓参りに行くことが出来たのは、何よりもほっとしたひとときでした。
いつも気にかけながら、以外に機会がなく、ほとんど私とつれあいにお任せの兄ですので、本当に喜んでいました。

少し風がつよかったけれど自転車を借りて二人でお墓参り、もう81歳というのに兄は元気、元気、急に跳ばしたりで後から追っかけるのがやっとでした。

その後お昼ごはんをどこにするか、幼い頃からあるお店ばかりなので、なかなか決まらない。
やっと「決まり!」とそのお店に着くとまた定休日だったり、結局入った店は実家の近くのおうどんやで、「カツどん」を食べてみたくなり、、、。しかし味は最低すっかり変わってしまったお味でした。これはとっても残念でした。

でもそのあと入った喫茶店はとてもおしゃれで、おいしいコーヒーを飲みながら、積もる話に時間がたつのを忘れるほどでした。

私は、いつも松阪にかえると買っていく「和田金」のそれも小間切れ、ころっと生姜をいれて煮るのもよし、牛丼は最高(100グラム500円)「だまされたと思って食べてごらん」と兄にも買って、もう一軒近くの肉やさんの「丸中」の前を通れば、幼馴染が「。。。ちゃん!」と急に抱きついてきてびっくりするやら、そして「ここのコロッケは最高!」と兄にプレゼントしてくれ、すごい荷物になりましたが、姉が喜びそうかなと笑いながら、別に2個あつあつのコロッケをそこで揚げてもらい、兄と二人食べ食べ松阪駅へ、故郷はやはり良いなあ!

翌日兄からそして姉から「おいしい!」「うまい!」

よかった、良かった!そしてお疲れ様でした。