ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

春灯の中ゆっくりと屋形舟

2015年04月25日 | Weblog
つれあいのお誕生日を明日に控えた日、突然Sがやって来ました。
今回出た「枝下用水史」の評判も好評のようで、朝日新聞、中日新聞、読売新聞、矢作新聞と写真入りで、大きく掲載していただき、もう続編の準備にかかっているようです。
地道に、7年の月日をかけて研究した成果なので、私もゆっくり丁寧に読もうと思っています。

仕事も一応一段落したので、つれあいとその二日後の私の誕生日を兼ねてお昼を食べに行くことになり、「ならば伊賀上野の金谷へ行きたい」とつれあいが言い出し予約はしてなかったけれど出発しました。

松阪に育ったこともあり、来客などがあると「和田金」や「牛銀」は食べに連れってもらったけれど、伊賀牛は初めてでした。
ぎしぎしと軋む階段を上がると、真っ白な割烹着を付けた大勢の仲居さんに迎えられまず圧倒させられました。
そして長い長い廊下、通路に飾られた兜も時代物で、老舗の風格は充分で素敵でした。

お部屋に通されると、床の間には兜の掛け軸に緋牡丹の花が活けられていて、すごく落ち着く雰囲気で、そこで早速「すき焼き」を注文して豪華なお昼ご飯です。器も伊賀焼、信楽焼、時代がしっかりしみついた鉄鍋も、お料理に味をそえていました。

つれあいは今回、娘が運転なのでお酒も頂き、最高の気分でしたし、Sも私も舌鼓を打ちました。
本当は出版記念に、私たちがご馳走してやらないといけないのに、なんとSがご馳走してくれたのも申し訳ないけどうれしかったです。

素晴らしい「ごちそう」と「楽しい時間」素敵なお誕生日のプレゼントでした。ありがとう。

よく笑ふ後部座席や花の旅

2015年04月20日 | Weblog
釧路にいる孫が、今帰省していて車で遊びに来てくれました。

庭木も随分伸びてきていて、今回も椿、山茶花、ピラカンサ、辛夷と無駄な枝を落としてくれ、
見違えるほどすっきりしました。
ランチは、近くの「石かわ」へ、陶板焼きのお肉をダブルで、ごはんもおかわりして、気持ちのいい食べっぷりに、つれあいと吹き出してしまいました。若いって凄い!

彼はまた、来週10か月ほど、また海外へ出発します。
今、あちこちで物騒な事件も多く、心配も多いけれど、彼が決めたこと、また前のようにいっぱい
いろんなことを吸収して帰ってくるのを楽しみにしています。

釧路からのお土産にくれた「北あかり」で、その夜は、揚げじゃがバターを作りました。
美味しくて、おいしくて、また太ってしまいそうです。

わっ君、気を付けて行っていらっしゃい!