ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

朝もやの 目の前に見る 焼野かな

2007年02月28日 | Weblog
娘Sからメール便、中をあけてみて笑ってしまいました。
Sが家族中かかっていたインフルエンザもびくともせず、跳ね返したという「マスク」ポビドンヨードパワー!マスクです。

この前来たとき、その効力を話していましたが、私とつれあいにと送ってきました。愛知県からはるばる届いたのですから、使ってみないといけません。

ありがたく受け取り、明日から実験、この結果は後日、お伝えすることにします。
しかし今日は、風もつよく花粉症の者にとっては最悪の日でした。

ヨーグルトが花粉症に良いと言えば食べ、その中に眼に良いと言うブルーベリーを入れて、極めつけは「ポピドンヨードパワー!果たして結果は、、、。

紙雛 添えて玄関 飾りをり

2007年02月26日 | Weblog
今日はおばあちゃんの教室の片付けの手伝いに来るよう娘に連絡を取り、やっと時間を作って手伝いに来ましたが、それにはつれあいと二人、ひそかな計画がありました。
ここ2週間ほどの間に、パパをはじめ皆インフルエンザで倒れてしまい、その中で
何とか自分だけ「ポピドンヨードパワーマスク」とやらををかけて逃げ切り、皆が完治したあと湘南での講演も予約満席で、入れない人のために別の部屋でビデオを設置してもらったほどの盛況だったようで、親としてちょっとねぎらってもやりたく、また今月2日に誕生日でもありました。

場所はおしゃれなフレンチレストラン、でも我が家らしいのは一番飲みたい人は、つれあいで、本当はお酒大好きのご招待された娘はノンアルコールのワインなどで乾杯、おいしいお料理に舌鼓をうち、デザートが運ばれたとき、娘はちょっとウルっとしました。お店の行き届いたサービスで取り分けられる
娘のお皿には「happyバースデー」と2月2日が刻まれ、かわいいオルゴールが運ばれてきてふたを取ると、美しい音色のメロディーが流れました。そして中に可愛いリボンに結ばれた占いの言葉それは占いというより、内容が粋で「当たってる」としきり、娘はもう40歳!でも今日は、小さいときの娘のようで、日々のあわただしさを忘れられたように、私たちには思われ、本人も勿論私たちも大いに楽しめた一日でした。あなた、大成功!

娘より つみし土筆の 来てうれし

2007年02月22日 | Weblog
今日は、久しぶりに娘Sと名古屋で会いました。

「母さん、摘んできたよ」それは土筆、うれしかったなあ。
我が家は本当に、土筆が大好物で、これは私の母が本当にお料理が好きで、何より
お料理で季節をしっかり感じさせてくれていて、自分も母の味をたどりながら、何品かは、引き継いでいるつもりで、この「土筆」の煮たのもその一つ。

まだとるには、かわいそうなほど小さな土筆も混じっていて、手を真っ黒にして、おばあちゃんと袴とりをしました。
本当は、本鰹節をけずってするところを袋づめのかつぶしでお酒とおしょうゆでじっくり煮込み出来上がって荒熱が取れた頃、つれあいのご帰宅。

昨日からお友達と富山へ「寒ぶり」を食べに行っていて、あまりの暖かさに、満足できない顔つきでしたが、「土筆」をみて大喜び、思えば子供の小さいときは、住んでいた東久留米市はまだまだ田舎で、土筆はすぐ見つかり、摘むのは子供、そして土筆の袴とりだけは、いつもつれあいも参加して、よく煮ました。

それは娘が嫁いでも、ずっと続き娘から、そして孫からと「春の香り届けます」のメッセージが入った大きな宅急便が何年も続いていました。

近頃は孫も大きくなり、また娘の手から届きます。

季節のある日本に生まれてよかった、心から思えるひとときです。


見つけれど ゆでるほどなく つくづくし

2007年02月19日 | Weblog
何とか風邪もよくなり、久しぶりに義母の和裁教室にでかけました。
でもなんとなく鼻がムズムズするし眼はショボショボ、いよいよ今度は花粉症の到来のようです。
みるといつもの花粉仲間のMさんもIさんも変、こんなときすごく連帯感というのか感動するほど、うれしくなります。

さて先日、新聞で面白い記事をみつけました。
エアコン大手のD工業が結婚20年以上の男女に、二人で過ごすときの「心理的な体感温度」をきいたところ、妻の4割が「下がることが多い」と答えたというのです。体感温度は気温などのほかに精神状態も影響するそうで、下がったと答えた理由として「自分の自由時間が減る」「嫌な面が眼につく」などが答えとして出たそうで、ちなみに同じ質問を結婚3年未満の男女にしたところ、ともに9割が「上がる」とこたえたそうです。

おお、我が家はどうかな?
その夜「こんな記事のってるよ」とさりげなく(このさりげなくが意味ありですが)言ってみました。
我が家は、まちがいなく「おお寒い」と答えたのは、つれあいのほうでした。

春めいて 花それぞれに 色まぶし

2007年02月15日 | Weblog
とうとう私も風邪でダウンしてしまいました。

愛知にいる娘夫婦のところでパパ、そして孫がインフルエンザにかかり、明日から娘が仕事で上京するので、手伝いにいってやらねばと思っていた矢先、昨夜からどうも身体がだるく、熱も出始めました。

さてさて私が寝込んでしまうと、まず食事を作る人がいません。
つれあいは私のせいですが、何にも出来ません。定年になったら「蕎麦うちでも」と確か言ってたと思いますが、、

先日仙台にいる、つれあいの友人が奥様が亡くなり、炊飯器でご飯も炊けない人で、夜届くお弁当のご飯だけ残しておき、朝食にするというのをきいて「これは人事でないぞ」と危機感を感じていたはずですが、とりあえず今夜は近くの店屋物で済ませましたが、明日はどうしても私が復活しないと駄目なようです。
「男の料理」とかの講座も始まっています。
本当に、病気になったときゆっくり養生できるよう、まずお台所に引っ張り出すことにします。本当に困ったさんです。

 草萌の 野にはずみおり 子犬かな

2007年02月10日 | Weblog
とうとう孫も風邪を引いたようで、いま時間外診察に行っています。

2日ほど前、娘夫婦のところで彼が、「風邪をひいたようだ」と早退してきました。病院にいったら、インフルエンザA型だったようで、彼には気の毒ですが、皆うつっては大変と、マスクをして予防したようですが、さて小さないえのこと、大丈夫かと案じていましたが、先ほど中一のW君が微熱が出たようで、早速病院にいっているようです。
みなダウンしないように。下の孫のSは三連休バスケットの試合、Sは講演が控えています。

春風邪といって油断しないでください。いまはやっているようです。

約束の 日も断らず 春の風邪

2007年02月07日 | Weblog
「今年は風邪はひかないぞ」がんばってきたのに2月の声をきいた途端、風邪をひいてしまいました。
1月31日友人夫婦と一泊で草津温泉に出かけ、楽しんできましたらこの始末です。もう1週間になってしまいましたので、今日は一日、「おさぼり日」と決め込んで、好きなことをして過ごすことにしました。

まず友人に「柚子」の絵をそえて手紙を書きました。ただ俳句では「柚子」は秋十月の季語になりますが、ゆるしてもらいました。

ご近所のAさんからかりていたCDもききました。柳沢里実、久実姉妹のリコーダーデュオのCD、元来古楽器であるリコーダーでこんな新鮮な曲が聴けるのかと驚きました。「竹田の子守唄」「メモリー」がすてきでした。

田辺聖子「言い寄る」ももう少しでおしまいです。
こんどはちょっと気分を変えて宮部みゆき「淋しい狩人」を読もうかな?
このところ気楽な本ばかり読んでいます。

雑誌に「朝はにんじんジュース、お昼はおそばぐらい、夜はお好きなものをどうぞ」って、やってみるかなあ、絶対やせられるとか、、

こんな、だらっとした一日でしたが、自分にはすごく贅沢な贅沢な日に思えました。たまにはこんな一日も自分にプレゼント、ぜひお勧めです。

野に低き それでもいつか 犬ふぐり

2007年02月06日 | Weblog
昨夜のテレビは驚きました。久しぶりにすばらしいものを見ることが出来ました。
「極上の月夜」千手観音の舞踊、見られた方ありますか?

大勢で踊っているのに、少しも乱れずそろい、それが聴覚障害の少女たちなのです。どうしてリズムを取っているのかしらとか、ふりが変わるとき聞こえないのにどうして判るんだろうと驚き、またそれがきれい過ぎて、一人ひとりに、「神」が宿っているとしか思えませんでした。

中国に仕事でたびたび出かける娘Sは「千手観音を見る会」を立ち上げると言っていますが、正直私も行きたい。本物をこの眼で見たい、この夢かなえたい。
しばらく、このことで頭がいっぱいの私です。

それぞれに 思い重なり 針供養

2007年02月05日 | Weblog
本当の針供養より3日早く、今日おばあちゃんのお教室の針供養が行われました。

今年で38回目の針供養です。幸いお天気もよく、また3月でお教室を閉じること
に決まったこともあり、みんなみんなオシャレをして出席しました。
「私は、2部式にする」といってた自分も、懐かしい昔縫った着物を着てみました。みんなこの日のために、一生懸命縫い上げた人もあり、皆でお披露目やら、
ほめあって楽しい雰囲気の中、針供養ははじまりました。
1年間お世話になった曲がった針、折れてしまった針を大きなお豆腐に刺し、供養
しました。

そのあと御園座などの大きな舞台をふんで見えるお弟子さんのTさんが舞踊を披露してくださったり、Hさんの折り紙教室など楽しい楽しい時間が過ぎました。

「さあ、また明日からがんばろう!」は、はてな?ですが来年はもうこの行事がなくなってしまうのかと思うと、すこし胸に迫るものを感じました。


母数ゆ 十歳(ととし)一個の年の豆

2007年02月03日 | Weblog
今日は節分、全国のあちこちで、今人気の芸能人や、お相撲さんたちが、
紋付はかま姿で「鬼は外、ふくはうち」と元気に豆まきをやっているのが、
テレビで映し出されていました。

子供たちが小さかったときは、家中走り回り、「わたしがやる」「僕がやるの」
とそれは大変な騒ぎ、そして一夜明けて、部屋のあちこちでお豆をふんずけて、
もうお掃除が大変でした。
でも楽しい楽しい、行事でした。

今はおばあちゃん、そしてわたしたちの大人ばかりの節分、お掃除も大変と、今年は豆まきも省略して、年の数だけお豆を食べただけ、静かな静かな節分でした。

近頃は、人の心の中にも鬼が住み着いて、こわいじけんが多すぎます。
とげとげしいことは追いやり、優しい気持ちで春を迎えたいものです。
「鬼は外、福は内」