ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

薫風や波田須の道は不老道

2012年05月29日 | Weblog
熊野三山参詣がやっと実現しました。

5月27日熊野市の特産品や地元の文化を通じて、熊野の魅力を紹介する「オール熊野世界一フェスティバル」が開催され、その中で娘Sが熊野観光大使に選ばれました。
(4名の内 作家の及南アサさんも)

何かと娘も忙しく、ゆっくり会う機会がないので一緒に来ないかと、思わぬSの誘いに、つれあいと行くことにしたのです。、、、というかSのご招待でした。

委嘱式がちょうど終わる頃、徐福の里「波田須」を経て「熊野」に到着しました。
運転をかって出てくださった役場のKさんの案内で、楽しい出発です。

彼は、私たちと同じ高校出身でもあり、Sとは「徐福」のご縁でお付き合いも長く、気も使うこともなく、お話も弾みました。

丸山千枚田、熊野本宮大社、熊野速玉大社を参詣して、宿は「熊野倶楽部」へ。
(途中忘れていけないのは、先日の台風の爪あとはまだまだ生々しく大木が根こそぎ倒れていたり、全壊した家の側を通るときは本当に、目を被いたいほどつらかったです。)

熊野倶楽部は、以前から気になっていたところで、うわさの「ステーキ」は最高に美味しく、皆も随分お酒が進みました。Kさんも夕食はご一緒してくださいました。
そして離れの宿より提灯の灯を頼りにお風呂へ、、、、星が本当に降るようで、娘と年も忘れてはしゃいでしまいました。

そして翌日は熊野三山最後の熊野那智大社へ。
神武天皇を大和まで導いたという八咫烏(ヤタカラス)三本足の烏が石に姿をかえたという烏石、平重盛が植えたという樹齢八百年の大きな楠の木はそれはすごいものでした。

今回こうして招待してくれた娘Sには本当に散財をかけました。豪華な旅でした。
そして肩を押してくれたつれあいのSさんありがとう。
二日間も誠心誠意、案内をかってでて頂いたKさん、お世話になりました。

俳句大好きな自分には、もう句材がいっぱい、何とか一句でも詠めればとねがっています。

老鶯の声に寸暇の心置く

2012年05月17日 | Weblog
「エクレール お菓子放浪記」を観ました。

昨年3月11日の東北地方を襲った震災と津波で大変な被害を受けた宮城県石巻市をメインロケ地に、この映画が企画され完成をみて完成披露試写会が開かれた翌日に、あの大惨渦があったとききました。
ですから、映画の中でみる石巻や北上川は美しく、よけいに胸が締め付けられる思いでしたが、現場で関わられた人は、何倍も辛く、また大勢の現地のエキストラの方たちは大丈夫だったんだろうかと、、、。

洋画「シネマ、パラダイス」そして「はだしのゲン」をところどころ思い出しながら、内容はお菓子もなかった戦争時代一人の孤児が懸命に生きていく物語です。

お菓子への憧れは、同時に平和への憧れであった少年をみて、今の贅沢な自分を、深く反省しました。

もし機会があればぜひ! この映画を観れば一味違う「エクレール」を味わえる気がします。

矢車に一瞬の風遊ぶなり

2012年05月10日 | Weblog
つれあいと奥伊勢「フォレストピア」へ行ってきました。

今回は、自分の「古稀」の記念という事もありますが、姑の一周忌も済み、私同様あわただしく走りまわって来た、つれあいとのんびりしたいと言う気持ちで、立てた計画でした。
意思が通じたのか、G,Wの後で宿泊組は私たち一組だけとは、びっくりでした。
コテージには泊まりもあったようですが、レストランは私たちだけとの事、まるごと貸切で、あまりに申し訳ない感じで「ごめんね、なるべく早く食べるからね」とつれあいは店員さんをひやかしたり、、、。

ワイン(オベレナ)ハーフも、二人にはちょっと贅沢でしたが頂き、貸切のレストランというのも初めてのこと、最高に贅沢な一日になりました。

温泉も一人で泳げる(笑)状態で、、、。

翌朝は6時起床、森の匂いをたしかめながら老鶯の声に耳を傾け散策、戻れば朝食はおかゆを中心にした身体に優しいものばかり。

前回「森の住人」の登録をしていましたので、サービスもいっぱいあり、ディナーの時撮ってもらった二人の写真を、帰るとき写真立てに入れて、お土産にもらいました。

また近いうち今度は子供たちを招待して訪ねられたらいいなぁと話しています。

大盛りの朝のサラダや夏兆す

2012年05月03日 | Weblog
電子辞書が見つかりました。わーい!

寝ても覚めても「辞書」のことばかり気にかかって落ち着かず、今回はかなりこたえました。もう捜す所もなくなり、もしかもしかで何度目かの本棚整理、少し並べ替えをしたりして「あるわけないし、、」毎日書き続けている「天声人語」ももう七冊目になり、そろそろやめようかなっと、、、。

ありました! あんな薄いノートにはさまれて、、、。
「あった、あった!」とつれあいのところに跳んで行きました。
「気をつけろよ」の言葉だけだけど、色々さがしてくれていたのを知っています。

そして娘や色々話していたお友達にお断りして、今日は何か美味しいランチにつれあいをを誘います。仏壇のおじいちゃんおばあちゃんにも報告しないといけないなあ。

また心機一転、がんばります。

薔薇を剪る言はず聴かずの花言葉

2012年05月02日 | Weblog
五月に入りました。

昔は、連休に入ると朝4時には起床して、主人と両親の待つ四日市への移動、あの大変さをいつも思い出してしまいます。
お盆また年の暮れも同様のことで、今の若い人たちからはこんな習慣は減ってきているのではないでしょうか?

さてさて、それを思うと今は最高に幸せな時なのかもしれません。

今月は、三度の小旅行が予定されています。季節も良くなりつれあいと遠出はやめて一泊の旅を楽しみます。

でもそれまでに、大事な辞書が見つかるとすっきりするのですが、、、。
先日、図書館の未返却の本の件、あれは図書館のミスでした。まず良かったです。