ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

雨傘は 少し派手目に 梅雨の旅

2008年06月29日 | Weblog
つれあいと、久しぶりにコンサートを約束した前日のこと「明日、名古屋に出るけど夕方まで会わない?」と豊橋のTさんからの電話。
お食事会、そして旅行といつも4人で出かける仲良しですが、今回はつれあいと二人なので「ごめん、実は加藤登紀子のコンサートにMと行くの」と言った途端「うっそ!私たちもよ。それでお昼間会おうといったの」とのこと、それならつれあいはコンサートに間に合うよう来てもらって、「先に会おう、会おう」と高島屋2階のフォウションの喫茶室であうことに即決。

3月の但馬、因幡の旅以来なので、まあ話が弾むこと、彼女たちは二人きりの、本当に恵まれた環境なので、良くふたりでいろんなところを旅したり、とにかく好奇心旺盛なご夫婦、今回もお土産のネックレスを頂き、おしゃべりすること1時間半、周りを見るとランチらしい注文が聞こえてきたので、ここは退散しました。

お買い物も大好きな二人、まだデパートはバーゲンはやってないということで、地下街を楽しみ、ソニープラザで今話題の「BBクリーム」などを買って、ランチして2度のお茶をしたら、つれあいたちと約束の時間になり、4人でまたまたにぎやかな食事の後会場へ向かいました。

今回のコンサートは、新しくアルバム「SONGS うたが街に流れてた」が出たので、その記念コンサートでしたから、地方公演が続いたのでしょうが、華やかな音楽の中、尾崎豊の「I LOBU YOU」で登場した彼女のこえにびっくり、高音が全然でないのです。2曲目の石原裕次郎の「狂った果実」もひどかった、自分の曲「時代遅れの酒場」そして新曲「LOVE LOVE LOVE」や「蒼空」などは聴かせてくれましたが、正直残念だったコンサートでした。ベテラン歌手なだけに、かなりこの寂しい気持ちは当分わすれられそうにありません。

帰宅して何気なくテレビをつければ、ピーター主演の舞台「越路吹雪物語」をやっていて、怖いほど似ている彼(彼女?)の熱演につい引き込まれ、まあ気分を取り戻した夜でした。

草を引く 姑(はは)黙々と 黙々と

2008年06月22日 | Weblog
今日も、蒸し暑い一日でした。太陽が恋しくなってきました。
2日前になりますが、一日傘がいらなかった日、楽しみにしていたSKIPの「モーニングコンサート」があり友人のAさんを誘っていってきました。
場所は名古屋電気文化会館、Aさんは久しぶりの名古屋だったようで、「ああ、なんか都会の匂い!」としきり、彼女もずっと東京にいてご主人の定年で戻ってきたので、すごくその気持ちがわかります。今回は女性オペラ歌手二名によるモーニングコンサートで「アヴェ・マリア」のシュウベルト版、カッチーニ版からはじまりました。そして一部はクラシックコンサート、二部ではみんなの知っている童謡やコブクロの「つぼみ」などのディエットまで飛び出しきれいな声に酔いしれました。美空ひばりの「愛燦燦と、、」の夏目さんの歌声にはうっとり、また「あなたに逢えてよかった」は自分の気持ちと重なって、泣かされました。
SKIPは、15年前名古屋市女性会館で知り合った4人の主婦が、託児付のモーニングコンサートを開催したことからスタート、だんだんその輪がひろがって、「子育て中でも私らしくありたい」という思いを胸に、各種の講演会や、会報の発行など活動をひろげ、今は子育て中のママだけでなく、介護などで文化から隔たっている人、高齢者や障害をもったかたたちもふくめて、夜に外出しにくい人たちに向けてとますます活動はひろがっています。コンサートは「モーニング」の言葉通り午前10時半ころからお昼近くまで、入場券は2000円(SKIP会員になると1800円)、これはぜひおすすめ、一寸自分への贅沢な時間のプレゼントです。
  SKIP事務局 070(5641)4317
          http://homepage3.nifty.com/skip/

コンサートも終わって、お昼は「ねのひ」にて食事をして、食事処の近くの「ヒルトンホテル」にもよって最高に癒された一日でした。

水面に 白雲映しをる 植田

2008年06月07日 | Weblog
梅雨入りして、はじめて青空が顔を出した日、「市民大学熟年コース」のはじめての授業に参加しました。
本当は2回目で、5月22日入学式の後、午後より教養課程の第1回があったのですが、俳句教室と重なったため、早々にさぼってしまいました。
今日の授業は、元四日市市立図書館長の森さんの「四日市のあゆみ」というお話、考古学上からみた四日市、文献上から見た四日市と二つの角度から四日市の歩みをみてみようというものでした。正直あまり興味もないためか少し眠くなりましたが、座席が演題のちょうど下に当たる一番前なので、結構きつかったです。同じように、昨年依頼を受けて名古屋の高年大学で教鞭をとった娘Sの教室が、かなり人気があった授業と聞いていて、その後Sの追っかけをして、方々の講演会に出席してくださる当時の生徒さんの話などきくと、人をひきつける授業の難しさなどあるんだろうなあと、よそごとを考えたりしている私でした。1時間半の授業の後、少し諸連絡あって、お昼休みになり、今日はおにぎりを持ってきていたので、教室で俳句の仲間たちとおしゃべりしながら、いただきました。はじめて会う人たちが、大半でしたが、すぐ仲良しになりました。
午後からは、1時間半のオリエンテーション、あと班別、クラブ活動別に分かれて、委員えらびになりましたが、さすがこんな年齢になっても心身とも若返りたい人たちの集まりでもあり、委員さんもあっという間にきまり本当に気持ちがいいものでした。
クラブは「俳画」を選びました。少し描けるようになれば、そこに自分の拙い俳句を添えて完成できれば、こんな幸せはありません。
これから、始まるお教室で先ず良いお友達と出会いたい、ここからまた輪が広がって、いろんなことに挑戦できたらと胸をワクワクして帰ってきました。今は、アルバイトで時間が自由にならないつれあいですが、いつか一緒に通えたらいいなあと思いながら自転車のペダルも軽やかに帰ってきました。