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ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

成人の日の いとまなき 美容室

2011年01月21日 | Weblog
あっという間に松の内は過ぎ、あれあれと思っている間に、なかばを過ぎました。

いつも年頭に「こういう一年にしよう」「これだけはやり遂げたい」実現は別としてなんとなく「がんばるぞー」と意気ごみだけはあるのですが、新春句会の後、我々の句会のグループのことで解散、存続という話題が持ち上がり、周囲でさわがれて実際のグループには聞かされず、また存続と言う話に落ち着いたようで、何がなんだかわからず、あの解散と聞いてからの自分たちは何だったのだろうと、わけもなくいらつきます。

「俳句のハ」も判らない私が、先生の噛んで含めるような指導を頂き、なんとなく苦しみながら、その何倍も楽しいことも教わり、ここまで来ましたが、またいろいろと行事も増え、会そのものも少しづつ変化もしてきました。

今年はもう一度、自分自身初心にかえりいろいろかんがえてみようとおもいます。

あけまして おめでとうございます

2011年01月05日 | Weblog
新年あけましておめでとうございます。

昨年は、私にとって結構厳しい年でした。
今年は兎年、亡くなった私の両親も「兎年」、きっと応援してくれると思うし元気にがんばっていこうと思います。

でも4日、新聞を見てびっくり、大好きな歌舞伎役者、中村富十郎さん(81)がなくなりました。口跡と声がとっても良くまた礼儀正しい感じが大好きでした。

ふるさとに帰ってからは、あまり歌舞伎を観る機会もなくなりましたが、早速今まで見たパンフレットを引っ張り出してみると、「仮名手本忠臣蔵」の桃井若狭之助安近、石堂右馬之丞、「御所五郎蔵」の星影土右衛門、「隅田川」の舟人、「菅原伝授手習鑑」寺子屋の段の式部源蔵、長唄「越後獅子」、歌舞伎十八番」の内「暫」の清原武衡、松録の襲名披露公演「勧進帳」では義経を、あと国立劇場で見た「引窓」など数えてみると結構みていることになります。

それに何年前だったかテレビで、70歳近くで生まれた長男大くんと「勧進帳」をつとめ高齢のためもあってか、お能の紙装束を取り入れ、荒事を年を感じさせず演じきり、それでも弁慶が無事難関を切り抜けて、激しい飛び六法で花道を去る弁慶の姿に、観客も富十郎への「まだまだ、やれる」と言う拍手に変わっていた気がしました。
また、はじめて大役をつとめた、幼いわが子が演じる義経を、弁慶の演技にかさねて心配そうに、案じるお父さんの顔も見え隠れして、本当になみだがでました。

歌舞伎は大好きですが、あまり判っていない自分ですので、今夜でも歌舞伎には精通の兄に電話して、色々教えてもらうことにします。

また一年ブログでおつきあいください。

寄せ鍋の 煮える音待つ 小鉢かな

2010年12月30日 | Weblog
2010年も余すところ一日、今年はおばあちゃんの入院、つれあいの入院手術と後半にかなり気疲れのすることが多かった為か駆け足で過ぎたような気がします。

また先週は、つれあいの検査日で少々不安材料の結果を聞いてきましたが、前向きに受け止め、二人でがんばるしかないかとおもっています。

気がつけば、二人はいつの間にか身体を気遣わなければならない年になってしまいましたが、でもいっぱい楽しいこともあったのですから、良しとしなければいけないかな。

昨日は、娘Sが我が家へお餅つきに来てくれました。
このところ忙しくて入院中のおばあちゃんのところに顔を出してないことも気になったらしく、前日より餠米をとぎ、電気餅つき機にセットすれば良いようにしてきてくれました。

鏡餅二個、鈴鹿の息子たちにもかわいいお供え餠を一つ、3度目のセットでお昼ごはんにおろし餠、黄な粉、あんこ、納豆餠を作って食べましたが、とってもおいしかったです。

そしてSと二人でおばあちゃんを見舞って別れました。本当に自分たちの方も忙しいだろうに、本当に感謝です。

そして今日は鈴鹿より息子が、またパソコンの調子を見がてら顔を見せてくれました。

こうして気遣ってくれる子供たちがいて、また送り出してくれるそれぞれのつれあいの気配りあってこそとうれしくなりました。

あと一日でまた新しい年が始まりますが、どうか穏やかな静かな日々でありますように心から、心から祈っているわたしです。

高き場所 夫に委ねし 煤払

2010年12月26日 | Weblog
やっと街はジングルベルの音楽も消え、暮のせわしなさはあるものの、一時静けさを取り戻しました。
クリスマスの時ほど、子供が大きくなった寂しさをかんじるものはありません。
でも今年は、私のところにも、サンタさんがやってきてくれました。

クリスマスイブ、ご近所のAさんから、かわいいお花のブーケとステキなネックレスのプレゼントを頂きました。かわいいトンボ玉のネックレス、自分が持ってない色合いなので、早速お正月に使わせてもらうことにします。そして続いて東京のSさんから電話があって、井上陽水のチケットのプレゼント!私に黙ってまたまたとってくれたようです。
会場は、渋谷のオーチャードホール、なつかしいなあ!
まだまだ3月後半の話ですから、おばあちゃんのこともあるし、どうなるかわからないけれど、楽しみです。
そして、昨夜は孫娘がお泊りにきました。おにいちゃんの方が野球の遠征で、親も引っ張り出されるので、下のSは受験生でもありお泊りに来たというわけですが、中三になって来てくれるのは、とってもうれしく久しぶりに振り回されましたが、楽しかったです。お買い物したり(買わされたりですが)夕食はホテルでリッチに過ごし、夜は若者の、普段見たことのない番組に、説明を聞きながらいろんな流行のタレントの名前も教わり、おじいちゃんに笑われながら、若い頃を思い出しました。

また静かな二人に戻りましたが、久しぶりのにぎやかなクリスマスを送ることが出来ました。

枯菊の 色なほ残す 小庭かな

2010年12月16日 | Weblog
なんだか、またパソコンがご機嫌をそこね、一ヶ月のご無沙汰でした。

その間、北海道から義弟がおばあちゃんのお見舞いに来てくれたり、つれあいとおばあちゃんのお見舞いは、歩いて出かけることにして、かなりつれあいの自信もついてきたりで、なんとかがんばれた一ヶ月でした。

そして、今日は伊勢神宮へ二人でお参りに行ってきました。
架け替えられた宇治橋も今年のお正月は、こられなかったので、初めて。

皇大神宮につくと、連れ合いが「はい、お賽銭!」と渡してくれたりして、「お賽銭は自分でしなければ、いけないと思うよ」というと「夫婦はいいの」と返事、まあ今回は逆らわず、もらっておきました。

とにかく今年は「ありがとうございました」です。
心配したつれあいの入院もなんとか無事退院でき、まだ手足の異常な冷えは続いているものの、日に日に元気なMさんに戻ってきているし、入院中のおばあちゃんも今は安定していて、毎日顔を見せますが、喜んでくれる表情があり、大丈夫な様子です。

お参りのあと、おかげ横丁の中にできたという「山口誓子俳句館」ものぞいてみました。
赤福のしおりで有名な徳力富吉郎版画館と隣接しているので余計よかったです。

そして帰りは、今日は宇治山田駅そばの「大喜」、ここも大好きなお店です。「さざえのつぼ焼き」「お刺身の盛り合わせ」「てこね寿司」「握り寿司」「茶碗蒸し」おいしいおいしいと次々と平らげる私に「この食欲には脱帽!」と笑うこと、笑うこと。でも本当においしかったです。

今年もあとわずか、来年は良い年になりますように、そんなことを二人で願いながら、少し熱燗を二人でいただいて、良い二人の年忘れができました。

掃苔や 少し傾ぎし 父母の墓

2010年11月12日 | Weblog
つれあいと実家のお墓参りにいってきました。
お墓参りというより、前回行ったとき少しお墓がゆがんで見えたのが気にかかり、それは自分よりつれあいの方で、今回は少し傾くところに砂を持参して、こてでつめてくれました。
きれいに出来上がったのに、雨が降ると流れてしまうかもしれないと、近い内またここに砂利をいれて、何とかやってくれると言います。
墓守をしてくれていた次兄もなくなり、義姉だけになってしまった実家には、よほど用がないかぎり家まで行かなくなっているし、こうしてつれあいが心にかけて修理してくれて、ありがたく思います。

しかし、父母、次兄、姉そして祖父母たちが一緒に眠るこのお墓に、自分は帰れないわけでなんか考えると、結婚って大きな意味があるもの、不思議な気がしました。

木道に 湿る山風 野紺菊

2010年11月04日 | Weblog
このところ一足飛びに冬の到来のようで、出そびれていましたが、ひさしぶりの秋空、早速つれあいより知人の「能面、狂言面展」に行こうと誘われ二つ返事ででかけました。

会場は、菰野の希望莊内にあるギャラリー「望」
展示されている作品は30面、勉強を始められてから12年間の集大成とのことでしたが、「能」のもつ幽玄の世界を見事に一つ一つの作品に、見事にうちこまれ、特に女面など「小面」から「姥」への表情の変化は、わかりやすく髪の毛描きから、あごの変化と、素人にもよくわかり、本当に楽しんできました。

聞けば転勤先の京都で、たまたま能面の面打ちのすてきな先生と出会い、定年後郷里に帰られてからも、毎週京都までかよわれ創作を続けてみえるとか、、、、。

つれあいにもピッタリの趣味と思い、帰りにはつれあいに「おそわりなよ」と必死でした。本当はこの私がやりたいのですが、言えばまた夢中になってしまうでしょうから、しかられてしまうの判っています。

時間があればぜひ覗いてみてください。2日より14日まで開催中です。

初秋刀魚 うましうましと 二人膳

2010年10月07日 | Weblog
つれあいが退院しました。

ブログも随分休んでいたわけで、前ページで「退院しました」と記してから2週間後再入院、そして「胆嚢摘出手術」も今回無事すみ、本当に退院しました。

でも今回は、「腹腔鏡手術で出来そうだし2,3時間で済むでしょう」と言われていたので安心していましたが、それが癒着がひどく、また炎症もかなりあったようで、2個の穴を開ける予定が5個もあけ、6時間弱の大手術となりました。

大きな待合室で待っていましたが、ほかの手術で待って見える人たちは、どんどん引き上げていくのに、終わったのは夜9時前その後、説明を受け術後連れ合いが麻酔から切れてから、悪寒がはじまり落ち着いて病院を出たのは夜10時をまわっていました。

ずっと傍にいてくれた長男夫婦には本当に頼りきっていました。

また長女は学会と重なり、仙台から気が気ではなかったとそれもかわいそうなことでした。

でも手術が済むともう早々に退院させられ、後は自宅療養です。
しばらくは、新婚時代のようにべったりつれあいにくっついての生活です。
まあしばらくは、「我慢、我慢」よくなったら、旅行でもねだることにします。

私がこんなとき、また沢山の友人に励まされました。
この親切は絶対忘れることのないよう、感謝をわすれずにしようとおもっています。

秋灯下 母娘で交わす 長電話

2010年09月16日 | Weblog
今日、つれあいが退院しました。

たった10日ばかりなのに、おばあちゃんが入院中という事もあり、こんなに心細かったことはありません。
でも子供たちやそのつれあいは勿論ですが、友人、ご近所さんには本当に助けてもらいました。
一人ぼっちの夜を案じて毎夜「いかが?」と電話くれるひと、「病院まで今日送ろうか?」と案じてくれる人、「あのね、あの病院の喫茶に行ったら、ぜひ柚子ティを飲んでみて!疲れが取れるから」以前ご主人の入院で、その病院を知ってるAさんは、そんな情報を下さったり、皆々やさしい、やさしい気持ちを届けてくれるのです。

昨日も近所のAさんが病院まで送ってくださり、退院前でもう用事もなく早めに帰ってきたので、すぐお礼の電話を入れたら「もうお昼食べた?まだならどうぞ」とお誘いがあり行ってみると、身体にやさしいご馳走がテーブルに並べられ、かわいいお花まで飾られ、待っていてくれました。
私の帰宅時間など判らないはずなのに、、、。
お昼すんでたら、夕食に持っていこうと準備してくださった由、送ってもらったとき、私が疲れて食欲がないとつい弱音をはいてしまったようです。「おでん」「具だくさんの卵焼き」「きゅうりと貝柱のあんかけ風」みなみな本当においしかったし、そのやさしさがうれしくて感動しました。

今回は、本当にいっぱい「やさしさ」をいただきました。

今日からまたつれあいと二人、やはりけんかしていても、二人で囲む食卓は格別です。

知らぬ児も 交じっておりし 庭花火

2010年09月09日 | Weblog
私、今がんばっています。
7日につれあいが緊急入院しました。

その一週間程前より食欲もなく、この暑さなので「暑さ」の所為とお互い考えていましたが、7日に普通じゃないと検査していただいた結果、胆石ということで即入院。

長い間お薬関係の仕事だったので、必要以上に知識があり、それが発見が遅れたと言う感じです。それに何より暑いのも災いしました。
今は、とにかく体力の快復を待ち、手術することになりますが、おばあちゃんとつれあい二人の入院で、付き添いのはしごなんてそうそう経験できるものではありません。

とにかくがんばるしかないと言うわけで、奮闘中のわたしです。