木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

ノーベル賞と電波オークション

2020-10-15 01:51:52 | 生活
【DHC】2020/10/13(火) 百田尚樹×髙橋洋一×居島一平【虎ノ門ニュース】

16:20辺りからノーベル経済学賞受賞の話があった
今年の受賞者は動画見てください
僕は憶えてないけどアメリカのお二人が受賞したと言う事
この人たちは電波オークションの礎を築いたということでの受賞です。
電波オークションは経済の大きな力になるものです。
日本では地上波の放送局は長い間ずっと同じ局でそれは入れ替わることがない
完全なる既得権益です。
そしてそれを経営する本体が多くは新聞社
テレビ局と新聞社の持ちつ持たれつの関係は実は先進国では日本だけでこれは実に悪い例なのです。
本当は批判しながら発展的成長をしなければならない2つのメディアが結託して自分たちの有利になるような社会を形成しつつ
それがおかしいことだと気付かせない暴挙を繰り返しているわけです
その証拠にこの経済学賞の詳しい報道は何処の局もやってないはずですが、地上波でご覧になった方はいますでしょうか?

電波オークションとは毎年入札で放送権を獲得するというもの
簡単に言うと3000億円の収入を得る放送局がその電波の使用料をわずか3~4億で手にいれたまま入れ替え無しでずっと長い間その利権を手放さななかったというお話
格の違う話で申し訳ないけど、例えば僕らの仕事でも材木を仕入れてそれを基に利益を頂くのですが
売上の15~20%は材木代です。
工賃だけでやる仕事もあるのでこの程度なのです。
業種にとってはもっとその材料代は嵩むかもしれません。
でも、テレビ局はどうでしょう。 その材料代はなんと約1%? いや0.1%(~0.15%)くらいしかありません。
もし10%の使用料だとしたら300億円の使用料です。今の100倍でも仕事は出来るはずです。
日本も電波オークションをすればそういう金額が出ても不思議ではなく実際に外国のテレビ局はそういうふうにお金を使っています。
だから日本のテレビ局員はどの局も1000万とか1500万の年収が得られています。
これでいいんでしょうか?日本のこの遅れ方は異常ですよね。
知らなければ不満も出ないのですが、これが実態です。
動画で話してる高橋先生は官僚時代この電波オークションを実施しようと画策したことがあったのですが放送局、新聞社、そして多分そこにべったりの国会議員も含めてでしょう既得権益者たちの大反対にあって実現できなかったそうです。
実はこの放送の終わりに高橋先生は早退をします。
急に官邸に呼ばれたので最後までお付き合いできません と
その用事は内閣官房参与任命 https://mainichi.jp/articles/20201013/k00/00m/010/239000c
もしかしたら動くかもしれないですね。
期待しましょう。

あとついでにそれにも増してNHKの存在があります。
テレビ持ってるだけで課金されるシステムはどう考えても今の放送の受け取り相手を特定できるデジタル放送時代にそぐわないものです。ここにも6000億ものお金が眠ってるとのこと。
近い将来課金性のNHKになっていただけますようにそれも願っておきます。
コメント (2)
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