あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

母の日によせて

2010-05-10 23:22:48 | ひとりごと
夏も近づくはっちじゅうはっちやぁ~…とか、思わず鼻歌が出るような季節になった。
いつものヒメさまとの散歩道も、緑の葉っぱと黄色いタンポポの
いかにも初夏って感じの頃となって、特に朝の散歩は清々しさが感じられる。


ヒメ様と行く黄色い散歩道

八十八夜はとっくに過ぎてしまったけど、あちこちでは田植え前の作業に大忙しで
軽トラックだとかトラクターだとかが右往左往しているのも
この時期ならではの風物詩のようなものかなぁ。


そろそろ田植えが始まる頃


線路端にひと群れの菜の花

とにかく良い季節になったもんだ。

相変わらず孫太郎子守りの母の日だった。
どうも風邪気味のようで、熱はないけど咳が少しと鼻水が
ぐずるのをようやく寝せつけ、ちょっとのんびりとしていた時間帯。

ピンポンと玄関のチャイムに孫太郎が起きないようにと
慌てて玄関へ出てみれば、宅急便が次女からの母の日のプレゼントを届けに来た。
去年と同じようにプリザーブドフラワーで、もらった給料で生活をして
特に余裕なんてないはずなのにと思うと、なんだか胸がツンとした。


次女から母の日のプレゼントにと…。

さっそくのお礼メールに
どういたしまして 少しばかりですが…との返信メール。

思えば22の時に、いつまで実家に居ると大人になれないと
同じ市内だけどアパートを借りて、早々に自立してしまった次女。
長女って第一子で家族の愛情を一身に受けた期間が長く
長男は男の子だからと可愛がられて
どうも真ん中と言うのは一番割に合わないのかもしれない。

だからと言うわけではないのだろうが、22にして親元から離れて
洗濯や掃除食事の支度など、どんなに疲れててもやらなくっちゃいけないし
もらった給料で家賃とか食費だとか、時には洋服だって買いたいし
お友達と食事や飲み会だって付き合いというもので
そんななか遣り繰りをして…なかなか大人になったよって。


春の風景のなか、会津浪漫のトロッコ列車が走っていく。

結果的には良かったのだろうけど、あんまり手をかけてやれなかったなぁ~
金はかかったけど…引越し代だとかアパートの敷賃や車は二台目だったし
なんと言うかおねだり上手んとこがあって、それでも一緒に生活してないからと
ついつい脛を差しだす夫は、誕生日も血液型も同じ次女にはメチャンコ弱い。

遠く離れて元気で暮らしてるだろうか…いい年して嫁にも行かずに
それともあちらで誰か良い人でもいるんだろうかねぇ~よく夫と話す。

いくつになっても女の人ってお花をもらうのは嬉しいもんだよ。
ありがとね、また帰省した時には米と食材と車に積めるだけ持たせるからさ。

母の日のプリザーブドフラワーは、去年のと一緒に玄関に飾って置く事にした。



こんなありふれた…ただ朝露に濡れた雑草なのに、なぜか美しさを感じてしまった。


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仕切り直しの大戸町散策

2010-05-08 22:30:18 | プチドライブ・地域の事
ゴールデンウィークも無事に終えて
先日の事…ちょっとだけ自分の時間が出来た。
夜勤から始まった夫は、どうせ昼間は寝てるだけだし
一度くらいはプチドライブをしたってバチは当たるまい!と
自己弁護ではあるが、かなり嬉しい日となる。

おう、好きなだけ遊んで来い!とは言われるけど
そんな訳にもいかずに、以前未遂に終ってしまった大戸町散策にした。


以前来た時には咲いてなかった桜も、今は葉桜となりつつある。

由来を調べても、よく分らなかった野口英世の銅像から始まり
テクテクテク…と、葉桜になりつつある細い道をのんびりと。


そこからホンの数分の所にある、会津に生きた会津の画人遠藤香村の碑へと。

その碑から見える大戸町中学校にある大きな枝垂れ桜は
すでに若草色の葉が浸食し始めていたが、ピンクとのコントラストは
満開の桜の景色に負けないくらい今の季節にピッタリだと思った。


大戸中学校の枝垂れ桜

五月の風に飛ばされた桜の花びらがチラホラと
国道から少し離れた農道とも言えるような…足元にはタンポポが揺らいでいる。
歩いていると汗ばんでくるが、それもまた気持ちが良いもので
シンと静まりかえってはいるが、聞こえる…なんの鳥のさえずりかな。


車での移動も良いけど、たまには近場で歩いてみるのも悪くはない。

しばらく歩いて目的のひとつでもあった弁天沼へ着いた。
田んぼの端っこに、見逃してしまうほどの小ぢんまりとした沼がポツンと。
あぜ道を歩いて近づいて行くと、サーっと桜吹雪の歓迎を受けた。


なんの変哲もない田んぼの向こう側にそれはあった。


まん中に祠があって、きっと昔から同じように時が流れてきたに違いない。

よく来らったなし…なんにもねぇとこだげんじょも
のんびりど してってくなんしょなし…
 
うふふ、そう言ったかどうか

そんな方言が似合う小さな沼で、珍しい植物はなかったけど
散った桜が水に浮かんで、そこを何というトンボだろうか
ちょっと薄暗くて分らなかったが、細いトンボではあった。

ゆっくりと一回りしてから、本当は国道に出て
牛乳屋食堂芦ノ牧温泉駅のバスちゃんを見て行こうと思ったのだけど
どうしても気になる場所があって、そこへと戻る事にした。



その場所は、以前来た時に見た小さな滝で…あの時はショウジョウバカマに出会えた。
今回は何に出会えるか、その思いだけで戻って来たけど
カタクリの花が咲いていたと思われる跡があったくらいで
ちょっと残念だったかなぁ…。

っと、見つけた!! イカリソウ♪

まっ白で清楚で上品で…思わずため息が出ちゃうような。
こんな発見があるからプチドライブはやめられないんだよね♪





トキワイカリソウ(常盤碇草)
イカリソウの名前の由来は、船の錨(いかり)に似た花をつけるからのようで
だから花言葉も「あなたを捕らえる」「人生の出発」などとある。
でもこの白いトキワイカリソウは錨よりも白い飛ぶ鳥を想像させた。



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一日遅れの子供の日

2010-05-06 23:45:19 | 日々雑事
今日の会津は全国一の暑さで33,3度と、どうりで暑いはずだと
風が強く…日陰の草むしりでさえも嫌になるくらいで
思わず扇風機を出してしまった。

ようやく孫太郎とのGWも終って、ホッと一息のワタシ。
4日の日は近くの運動公園へ連れて行って
鉄棒だとか滑り台だとかで、初夏を思わせる昼過ぎまで遊んで
帰りにコンビニで買ったおにぎりと麦茶を
息もつかずに平らげて、しっかりと二人でお昼寝の日。

そして子供の日の5日は、市内で行われた子供の日の歩行者天国へと
昨日も暑い日で、これは絶対に抱っこをせがまれると
ベビーカーを持参で出掛けたけど、想像通りの人出で
果たして駐車場はあるのか心配ではあったが
思いがけずに近い場所の駐車場に停める事が出来た。

こういう時って近い所の方が空いてたりするのかもしれない。


子供の日 大町ふれあい こどもまつり開催

さっそくベビーカーで買ったのは、この暑さに孫太郎の為にカキ氷だったけど
お茶の方が良かったみたいで、半分くらいでブルーハワイの青さに
唇と舌を青く染めて、甘いだけの味に飽きちゃったみたい。

すでに半袖の子もいて、家族であるいは子供同士で群れていた。




こども太巻き寿司早食い大会


消防自動車なんかにも乗せてもらえる♪

基本、食べ物屋さんが多かったのだが、クジや輪投げなんかの
ゲームのように楽しめるものも多くミニSLなどは、かなりの子供が並んでいた。
孫太郎に乗ってみるかと聞けば、乗ってみる…とは言うのだが
実際に乗れば少し走った所で降りたいとベソをかき始めて
付き添いの方もどうぞと言われ、ドラえもんのような私が後ろに乗ったけど
う~~ん、かなり場違いな気がして、ちょっと気恥ずかしかった。


チョークで道路にお絵描きが気に入ったようで 
赤いチョークで指先を真っ赤にして、何やら描いていた孫太郎。



MCを取り入れながら一生懸命に歌っているミュージシャン


会津地鶏の焼き鳥や唐揚げなどなど…。

子供の日なのに、両親は仕事でばぁと二人で…と思うと
なんだか不憫になって、息子に言わせりゃ共稼ぎの所はみんな同じようなものだと
それでも保育園ではなくて、血の繋がった祖母と一緒なのは
まだ良い方なんじゃないかって言うのだけど…。

考えてみれば、三つ子の魂百までもって言うけど
孫太郎はまだ2歳になっていくらも経ってないのだから
少々の悪ガキしたって仕方ないのかもしれない。

甘えたい盛りを預けられて、母親が恋しいんだろうと思うと
悪い事をしたら、ちゃんと叱ってくれと言われたって
長女だって長男が生まれた頃には、ばぁちゃんも手を焼くほどの悪ガキだった。
しかもそれは6歳くらいの事で…そんな事を思い出すと
私に叱られて胸にすがって泣きじゃくる姿は
寂しさで一杯なんだろうなぁ…まだまだ赤ちゃんなんだもの。


夕ご飯には、自動車好きの孫太郎の為に!

子供の日なのに…と、せめて孫太郎の好きな自動車の形のお弁当と
菖蒲湯にする菖蒲を持たせて、じいとお風呂に入れて…。

そして今日がお休みの長女と、孫太郎にとって一日遅れの子供の日。
一日たっぷりとお母さんに甘えられたかな。


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やせうまと飲み会のゴールデンウィーク

2010-05-04 23:21:54 | プチドライブ・地域の事
昨日は夫と息子でツーリングの予定だったのだが、運悪く足を故障しちゃった夫で
無理しても行けないほどではなかったけど、ツーリングは息子一人で出掛けて行った。
ドライブなら私の運転だったし、何の予定もない私が可哀想だと思ったのか
桧原湖へでも行くかと…なんと桧原湖好きな夫で
以前も桧原湖一週のドライブをして来た事があった。

う~ん、桧原湖や五色沼辺りはGWとあり混んでるだろうなぁ~
しかもタイムリミット短いし、出がけにハウスの苗にたっぷり散水しても
この天気の良さじゃ3時間か4時間か?

無理して出掛けなくても良いのだけどなぁ~
出来れば別行動で、私は以前未遂に終わったプチドライブをと思っていたのだけど
せっかく一緒に行こうと言うものを…まぁ これも夫婦のコミュニケーションだと
期待はしてなかったが、ともあれ出掛ける事にした。


天気は上々、遠く雪山の飯豊山と、大きな川には連なる鯉のぼり。 
ただ運転手は私なので、鯉のぼりの写真が撮れなかったのは残念だった。


出発した時刻は10時半、国道49号線は混む事が予想されたので
喜多方経由で行く事にしたが、実際はどこのコースを行ったって大差なかった
特に蔵の町喜多方なので、やっぱり喜多方ラーメンを求めて
人が集まるのだろう、とにかくのろのろ運転ではあった。

それでも喜多方を抜けると幾分車も少なく、裏磐梯方面へと
北塩原村から渓流沿いに道は続いている。


この渓流で釣りを楽しむ人の姿も見受けられた。


北塩原村で見かけた鯉のぼり
途中塩川町で見たのよりかなり小規模だったが満足ではあった。


ちなみに、どうしてプチドライブに一人で行く事が多いかって
それは好きな時に好きな場所で車を停めて写真を撮れるからであって
別に自分の好きなようにすれば良いとは思のだが
どうも同乗者に気を使ってしまう私。



素晴らしい天気に恵まれたが、裏磐梯の方面に山々が若草色に染まるのには
まだ時間がかかるのだろうなぁ…道ん両端に雪が残っている。
そんな事を思いながら裏磐梯の道の駅へと着いたのは12時近くで
そこで夫はコーヒーを飲み、私は面白いネーミングの『やせうま』を食べたっきり。


駐車場も満パイなくらいの混雑ぶりだった。


やせうま、蕎麦粉がはいったお団子に、甘く煮た花豆が入って
甘すぎずに上品なお味に満足♪

このやせうまは何処にでもあるのだろうか。
子供の頃に草だんごにアンを挟んで、やせうまだと作ってもらった思い出があり
丸を半分にした形で、痩せた馬を想定している。
懐かしくもあり つい買ってしまった。

そこで夫発言…ついに来た、想像通りのセリフ!

ハウスの苗が心配だし、どうせ混んで桧原湖一週する時間もねぇべし帰っぞ…と。
帰る時間を考えればタイムリミットかなぁ~と覚悟はしていた。
こういう事もあろうとは思ってたし!
大事な苗を焼いてしまったら元も子もない…って、私 大人じゃん(笑)

帰りは五色沼を通って猪苗代町へと出るコースを選んだが
反対車線の五色沼へ向かう車の大渋滞で、たぶん10何キロかあったんじゃないかな
最後尾車が到着する頃は夕方になってたり…とか? あり得るかも(~_~;)

1時半頃帰宅して、あとは草むしりをしながら息子の帰りを待った。

前以てGWの一日は、夜家族でお外ご飯と決めていたので
次の日から夜勤となる夫に合わせて、夕方から親子三人で飲み会へと!


とっても好印象だった居酒屋さん。


この出し巻き卵が絶妙で、甘過ぎもせずにダシの味も効いてフワッフワ♪
さすがにデジカメは…携帯で隠し撮り^^


もちろん私はハンドルキーパー役、息子お勧めの地元経営の居酒屋さんで
とにかく食べ物が美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまったが
普段話せない話などで盛り上がり、そこのママさんも気さくな感じの良い人で
思わず4時間近くも居座ってしまった。

孫太郎もばぁちゃんも居ない貴重な親子タイムだったのは言うまででもなかった。



という事で、素通りとなってしまった桧原湖をUP!




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ラブホの灯り

2010-05-02 23:26:47 | 日々雑事
GW真っ最中は、風も少なくほんわか~とした晴天で
朝のうちにしか出来ないpochiko農園で朝仕事をして
気付けばジャガイモの新芽が土の中を持ち上げるように顔を出し始めて
樹木の若葉も茂り、梨の花は白く蕾はピンクで愛らしく
ハウスの中の苗も青々と順調に育っている今日この頃。











まさに若葉萌ゆる季節到来~♪


そんななか、若葉の季節にそぐわない話だが
ちょっと笑えてしまったのは先日の事で
部屋の蛍光灯の豆球が切れてしまったと夫。
在庫品はないよな、ってホームセンターへ買いに行って何を思ったか
これよ~ たまには普通のよっか、ちょっと雰囲気が変わって良いかなと思って…って
何の雰囲気を変えるっつうのか?? ブルーとグリーンの豆球を買って来た。

どーした夫!! 思わず大丈夫か!!と。

元々子供が生まれた頃から夜中の授乳とオムツ交換にと
夜はずっと豆球をつけて寝ていた習慣があって
今でも豆球なしの夜は真っ暗で、なんだかどうも…状態だった。



ちょっと微妙じゃないの?って言ったけど
まぁまぁ 取りあえずとグリーンの豆球をつけみっぺと
点灯してみたら、何やら妖しげな雰囲気で…ほら 昔ドリフの全員集合で
加藤茶さんがやってた「ちょっとだけよぉ~」ってタブーの曲でね
そんな雰囲気を彷彿とさせる(微妙~)

ドリフ 『8時だョ!全員集合』 加藤茶「ちょっとだけよ」集


思わずドン引きしちゃったけど、これ普通のよりも高かったんだって言うんで
今んとこ付けてるけど、いつも早寝の夫が先に寝てるところへ
深夜パソコンタイムが終わった私が寝るって事になって
グリーンの妖しげな光に照らし出された夫は高いびきで…メチャメチャそぐわない。

そんな話を息子にしたら、どんなふうな感じなのって言うんで
夫が夜勤の時に、夜にこんな感じだよって豆球をつけたら
まるでラブホみたい だって! 確かに同感(爆笑)

しかし、なんだなぁ~何が悲しくて…行楽のGWにこんな話をしなきゃならないんだか。
どうやらこのGW中は一日しか孫太郎お休みの日がないようで
今日は家の庭で一緒にお砂遊びで過ごした。




コメント (28)
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