あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

こごみ三昧

2010-05-12 23:28:43 | 日々雑事
このところ初夏のような日が続いていたかと思うと
昨日から天気が崩れて…とうとう雨となってしまい
仕舞おうと思っていたコタツも、夜にはほんのりと温かく…
思わずにうたた寝をしてしまった。


ようやく田んぼにも水が入り、代?きが始まる。

今日はばぁちゃんがディサービスで、孫太郎もお休みなので
張りきってpochiko農園の、トマトやキュウリ・ナスなどの夏野菜を植える為の
マルチ張りをしようと思っていたのに…ちょっと日差しが見えると外に出て
様子をうかがうのだけど、やっぱりの冷たい雨に思わずブルブル。


咲き始めたオダマキには恵みの雨だろうか…。

今日は無理そうかなぁ~ 諦めきれずに、ちょっとため息の日。

この辺りではよく言われるのだが、田んぼに水の入る頃は寒さがぶり返すって。
ホントだね~ 急いては事をしそんじるってさ。
ゆっくりと昼寝でもすれば良いって、午後から仕事の夫。
うらみがましい目で外を見るけど、雨は降ったりやんだり…時おり強く。


でも牡丹にとっちゃ迷惑な雨かも。


先日、長女の旦那さんの実家からこごみをたくさんいただいた。
毎年の事で、今年もそろそろ届く頃かと、内心待っていた節もあったり。

こごみはカロテン、ビタミンB群・C・Kなどのほか、ミネラルもたっぷり含んで
カロテンは何と!赤ピーマン並みでビタミンCの抗酸化活性を守り
皮膚粘膜の再生と維持に役立つらしい。
また消化器や呼吸器の感染症への抵抗力を高め
加えて食物繊維がワラビよりも多く便秘の改善なども期待できるそうだ。

ちなみに-名前の由来-として
上越地方では「クグミ」と呼ばれ、新芽の先が曲がっていてかがんでいる様から
「カガム」「コゴム」と呼ばれ、それが「クグミ」になり「コゴミ」とあった。
あ、だからかぁ~ こごみは漢字だと『屈』と書くのは!


いつも孫がお世話になってと、あちらのお義父さん。 
あいにく孫太郎はお昼寝中で残念そうだった。



と言う事で、この大量のこごみを何にしようか…まずは天ぷらかな
後は胡麻和えだとか茹でたものを七味としょう油をたらしたマヨネーズとか
あ、おひたしなんかも…と、頭の中でこごみ尽くしが浮かんでは消えて。

ボールに水を張ってゴミを流さなきゃ~と思ったけど
流れるほどのゴミもなく、太い柔らかそうな春の山菜は
あちらのご両親が、しっかりとゴミを取って寄越したのだろう。

それだけ長女の事を思いやっている気持ちが見え隠れして
自分の娘と同じように愛しんでくれてるのか、有り難い気持ちになる。


どうも飾りっけもなくデンとお皿に。 
もっとコジャレタお皿に上品に盛ったのを撮れば良かったかな~と反省^^;


その日は天ぷらと胡麻和えにしてみた。
残りのこごみも茹でて冷蔵庫に入れておいて
おいおい食べようかとは思うのだけど、早く食べないと美味しくなくなるし
冷凍も出来るのだけど、正直解凍したものは不味い!!

シャクシャクと食めば春の香ばしい香りと独特の食感で
あちらのご両親の心づくしをお腹一杯に味わった。


コメント (36)
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