あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

キジに小バカにされた日

2010-05-20 22:42:54 | 日々雑事
これは田植え日和番外編って感じの事で、お遊び的要素大の話!

最近…っていうか、ここ一二年 pochiko地区でもキジが見受けられている。
しかもツガイでいる事が多く、キジは山に住み家があると思ってたけど
そうじゃないんだろうか?

キジのオスは赤い顔と尻尾はシマシマで
もともと、野生の生き物ってオスは華やかで立派だったりするのだけど
メスって意外と地味で目立たない存在なので気付かれない事が多い。

『焼野の雉子』の例えにあるが、自分が犠牲になっても子供や卵をを守ろうとするのか
キジのメスは、例え野原が火事になって焼け死んでも
雛や卵を守り続けるということわざがのようだ。

ちなみにキジの排卵期間は24日で
その間母鳥はひたすら卵を抱き続け、無防備で敵に襲われやすいので
敵に襲われないように周りの草に溶け込む地味な体の色をしており
状況が深刻なほど動かないでじっとしている…と調べた結果。

だからオスのキジが一羽での移動は
ひょっとしたらメスはどこかで抱卵中なのかもしれない。

そんなキジのオスを以前から写真に撮りたいと思っていたのだが
どうも警戒心が強く、遠くで見かけるだけで半分諦めていた。

先日の田植えの時に息子と運んできた苗を降ろして
何気に向かい側の畑を見たら、キジがヒョコヒョコと歩いてくる。
しかもいつもよりも近い!


キジ発見!!


向かい側の土手で立ち止まり、キョロキョロと辺りを見回す。


瞬間移動…一瞬姿が消えたと思ったら道路側へと移動。


横断中のキジ…左右確認したのかな?

持って来ていたカメラで写真を撮り始め…息子がもっと近くで撮ってみたらと
その間にキジは道路をツツツ…と渡って、我が家の田んぼの方へと
ほら 追いかけてみっせ、との息子の言葉にソロソロと近づいて行く。


無事に我が他の田んぼの土手へと!


おっ、何か発見!


田んぼまで降りて餌をGET!! 出来たかな?

キジは土手から代かきされた田んぼにクチバシを突っ込んで
なにかな? 虫とかを食べてるのだろうか?
少しずつカメラを構えながら近づいて行く…とするとキジは少し移動する。
もう少し近づいてみようか? ソロソロ…と、するとまた移動する。


ここまでおいでぇ~~♪


へへん! 捕まえられるものなら捕まえてごらん!

イタチの追いかけっことはこの事か?
なんかキジに小バカにされてるような気がする。
一定距離をおいて、それ以上の間隔が狭まる事がない。

息子が道路で、おかぁ~ キジに引っ張られてるみたいだ!って大笑いしてる。
そう言われりゃ、中腰でカメラのモニターとキジを見比べながら
キジの歩きに引っ張られるように歩くどっかのオバちゃんはこの私。

今度はオレが撮ってやるよって息子とバトンタッチ。

わははは!! なに言ってんだか、同じようにキジに小バカにされてる息子。
あの格好ったら、カメラは息子が持っているので写真を撮れなかったけど
息子立ち止まる、キジも立ち止まる…息子歩く、キジも歩く(爆笑!!)

そのうちにサッサと飛び立ってしまった。


という事で、当日の夕暮れ風景




コメント (36)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする