あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

pochiko おおいに愚痴る。

2005-10-27 23:01:57 | 介護



何と言う事はないのだが、ば~ちゃんはすこぶる体調が良い。
これじゃ愚痴る事はないと思うのだが
最近 自由に動く手で悪さをする。

パジャマと肌着と、全部ボタンをはずして
挙句の果てに胸のところに、パジャマと肌着を全部掻き集めてしまう。
するとお腹は丸出しで、風邪を引くのではないかと心配になるのだが
言ってわかる相手ではない。
パジャマのボタンホールは大きくなってボタンがすぐに外れてしまい
肌着は首の周りが思いっきり伸びきって肩が丸出しになる。

手をベッドの手すりにつかませて
パジャマと肌着のボタンをはめるが、またすぐにはずしてしまう…。
ダメだよ ば~ちゃん!! ちょっと大きな声で怒る。
すると手につかんでいたパジャマと肌着を離してベッドの手すりをつかむ。
という事は、こういう事をすれば怒られる事はわかっているのだ。

時には頭を掻いたりしているようなので、手を縛るのは可哀相だし
私のイライラはつのるばかり…。

やっぱり ば~ちゃんなりにハマるって事なのだろうか?
以前は歯軋りにハマって、年がら年中歯軋りをしていた。
あれは、聞いた人じゃないとわからないと思うが、かなり神経が苛立つ。
まさか 口を押さえるわけにはいかないし…。
一時期 ノイローゼになってしまった。

夫は交替勤務で、息子は遊びに行って誰もいない夜などは
あのギリギリギリギリ。。。。には、思わず耳を塞ぎたくなる。
テレビのボリュームを大きくして、その前で耳を塞いで泣いた時もあった。
入院していた時などは同室の人に嫌味を言われた事もあった。

そうそう 拒食症の時もあった。
あれには原因があったのだが、それにしても食べてくれなかった。
主治医に栄養補給のミルクをもらい、吸い飲みで少しずつ飲ませた事もあった。
ご飯を食べてくれないとショートステイに預ける事は出来ないし
入院中は三度の食事をさせに何回も病院へ通った。
看護士さんでは食べてくれないからだ…。


傍目には気楽に介護しているように見えるだろうが
そうではない! かなり我慢をしている部分もある。
よく頑張らない介護と言うが、頑張らない介護なんてものはないと思っている。
あるとすれば…在宅介護をしている人ではないのだろう。

介護保険制度では家族・地域での介護と言われるが
家族でも例外はあるのだろうが、たいがいが主婦の手にかかっている。
夫は仕事をしなければ収入がなくなる。
家を出た兄弟は当てにならないときてる。
こう 長くなると家に来ても親の顔さえ見ていかない時がある。
口も出さないが、手も金も出さない、良いんだか悪いんだか!
pochikoちゃんがよくやってくれるから、ば~ちゃんも幸せだよね…って!
はぁ~~!? おまえらなぁ~~・・・・思わず、お笑い芸人の摩邪口調になってしまう。

今年で9年目だ。
いつ私の自由な生活はやってくるのだろう…。
みんなのように、好きな時にショッピングをしたり旅行をしたり
思う存分に観葉植物を世話したり、時間を気にせず昼寝したり
友達と食事したり、映画を見に行ったり…キリがないなぁ~~。

主治医に言わせれば、食欲もあるし落ち着いた状態で
内臓も丈夫なんでしょうね~ 長生きできますよ…って! おい…。
看たくないわけではない、今まで一生懸命に生きて来た人だもの
出来るだけ長生きして欲しいと思う反面の自分がいる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まぁ 良いか! ここで思いっきり愚痴った。
胸のうちに溜めておくとろくな事はない。

ここを購読してくださった方々には、私の愚痴を受け止めさせられる事
大変申し訳なく思っております…。
みなさん ごめんなさいね^^;
ここで、今 思っている事を書き込んだらスッキリいたしました。

不肖pochiko また頑張ります!! 後悔のないように。
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12 コメント

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時間 (ちょびママ)
2005-10-28 00:25:24
私の場合、介護なんてほどのもんじゃないですけど

それでも一番気にしてるのが時間。

とにかく時間が自由に使えない。

暇がないと言うんじゃなく、まとまった時間がなかなか取れないんですよね。

あ、○○の時間だ。

△△しなきゃ、□□までは時間が空く。。。そんな感じでバタバタ。

身内もたまに来てはのん気に、元気そうだの、長生きしてねだの、ありがたいと思ってるのよだの。。。

pochikoさんの言う事、分かるぅ。

私も同じ思いをしてます。

世話するのが嫌って言うんじゃないんですけどね、何だかなぁって思う事ありますよね。

愚痴りたくもなりますよ。

ここを訪れる方は皆、pochikoさんの頑張りや明るさ、バイタリティーに力づけられてるはず。

たまんない時は愚痴って下さい。

愚痴るpochikoさんも大好きです♪
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ご飯の醤油? (石井一男)
2005-10-28 07:26:47
 昨夜、ご飯を仕込んで、10時頃、母がトイレにいったので、ついでに炊飯器のスイッチをいれて、もらった。

 今朝、炊き上がった、ご飯をみて、ビックリ。

 ご飯が白くなく、黄色い色をしている。[何、これ」と母に聞くと、まぜご飯にして、って言うから、醤油をいれた?。」

「・・・・・」



 さすがに、朝から醤油ご飯は食べられない。一膳だけ、食べると「そんなに、まずいかい。食べられるだけでも、ありがたいじゃないか、」と口を尖らす母。

 しばらくして「ごめんね。よけいなことをして。おかずが何もなかったもんだから。もう、余計なことしないから。」と涙顔。

朝から、怒りたくないので[いいよ」といってやる。

 

 先日、介護関係の本を読んでいたら「見守りは介護業務か」という記事が、あった。

家族は同居しているから、見守るのは当たり前、ヘルパーが、やれば、保険行為とは認めない、って、どういうこと。

 

 大体同居している家族は、じいちゃん、ばあちゃんを、見守っているだろうか。

「見守り」とは、常に注意を払い、いつでも危険を防止する態勢にあることを言う。

 単に、そばについている、のではないだろう。pochikoさんの言うように、介護者が、神経的にマイってしまうのは、肉体的な労働よりも、こうした、断続的な監視が、いつ終わるともなく、つずくことへの不安である。

 たまあにきては、「大変だね」という兄弟の言葉に「お前に、わかるか」と叫びたい。

 しかし、である。

ここからが大事なのだが、そうした被介護者の行動をともにしているうちに、何となく、

わかることがある。口ではいえない、その人なりの、感情は失われない、ということだ。

 悪さ、をした後、母は、そのことが、快、か不快で判断する。目つき、手振り、しぐさでこちらの想いをずばり、言い当てる。

 彼らは、感じるのだ。そして、[感じる」ことが、すべての価値基準なのだ。

 施設で、ゲームや、歌を歌わせることを、ヘルパーが在宅ですると、それは介護ではないという矛盾。

 「自立を援助する、ということは、何も筋力トレーニングで体を鍛えることばかりではない。豊かな感受性を育て、生活に喜びを与えることが、とっても大事な気がする。

 



 介護している皆さん。愚痴はこのoochikoさんのブログでどんどん書き込み、すっきりして、また明日ガンバリましょう。



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介護 (hiromi)
2005-10-28 09:00:00
私にも将来ありえるお話。

ストレスがたまること、理解できます。

愚痴は必要です、吐き捨ててスッキリしないといけませんよ~!

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愚痴 ぐちっ?! (いっこんま3)
2005-10-28 16:35:56
pochikoさん、思いっきり愚痴りましたね。

頑張りましたね。



これはpochikoさんだけの問題ではないと思います。

pochikoさんが、多くの方々の代弁をしてくださったものとして私は受け取りましたよ。



まあ、まあ、いろいろありますね。

歯軋り事件に拒食事件そして今はパジャマですか?何かを訴えているんだとは思いますが・・・



pochikoさんとしては、「私の人生何なんだ?」と焦るでしょう?

その気持ち私にもよく分かります。よく分かりますが、聞いてあげることしか出来ません。



ショートステイを利用して、最低月に一度は何か楽しみを計画しては如何ですか?

楽しみがあれば頑張れますよ。



こんなことで御免。

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Unknown (ピンクのブタ)
2005-10-28 21:14:39
ごめんなさい私にはpochikoさんの大変さ分かってあげられません。自分の事しか考えてない人間なもんで。今日ついに仕事に来てる人と、喧嘩を、してしまいました。その人は怒って途中で帰って行きました。これからどうなる事やら…?仕事では、人を、変えられるけどネ!

pochikoさんが、ばちゃんを、大切に思ってる心は私にでも分かりますよ。愚痴を、聞くつもりが、私が愚痴ってどうすんだ。





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ちょびママさん (pochiko)
2005-10-28 23:14:44
たしかにまとまった時間は取れませんよね。

何をやっても中途半端になっちゃうし…。

私もちょっと買い物へ行っても時間が気になっちゃってね~~。 

たぶん一緒に生活していない人には、わからないと思いますよ。

わからない人には言っても仕方ないです…。

まぁ ここで思いっきり愚痴ったのでスッキリしました。 

胸の中に溜めておくよりも

言葉にせよ活字にせよ出す事はストレス解消にもなります。

したがって、ば~ちゃんにも当たらなくてもすみますし(笑)

でも…ちょびママさん わかってはいましたけど

改めて、同じ痛みを持ってるんですね~。

私は、ば~ちゃんひとりになっちゃったけど

ちょびママさんは、まだお二人を抱えてるんですもの。

頑張ってくださいね!!
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石井一男さん (pochiko)
2005-10-28 23:27:21
お母さんのお醤油ご飯。

なんだか、悲しいような嬉しいような複雑な気分でした。

よく言う泣き笑いって状態でしょうか?

どんな結果にせよ、お母さんなりに混沌とした中でそれなりに考えての事だったのだと思います。

見守り…は、忍耐と大きな心が必要なのだと思います。

石井さんのおっしゃる、口に言えない感情。

わかります!

長年一緒に暮らしていますと、言葉が出なくなっていても

顔つきを見ると、意識的に瞬きをします。

きっと それは、ば~ちゃんなりの感情の表れなのだと思うのですが

何を表現したいのかはすべて把握出来るまでには至っていません…残念ながら。
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hiromiさん (pochiko)
2005-10-28 23:36:39
ありがとうございます。

ここで、シッカリと吐き出してしまいましたので

今日はスッキリと気分良く過ごせました。

しかも夕食後に2時間ほど夜寝してしまいましたし

今日は夜更かし出来ます♪

huromiさんはまだ若いんですから、介護の事は考えないで今の時間を充分に楽しんでくださいね^^
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同感です (ゆかりん)
2005-10-28 23:38:18
18年前になります。私の母も姑の介護をしていました。父と私は仕事。弟は高校生。

結局母が一人で面倒をみていました。

やはり叔父や伯母は知らん顔。自分達の親なのに、嫁である母に全て任せて、手は出さない代わりに文句ばっかり言って、母は陰で泣きながら、じっと耐えていました。

うちのばぁちゃんも歯軋りが凄くて、小さい頃の私はそれが何の音か分からず、夜になると怯えていたそうです。

母はストレスが凄かったのか、自律神経失調症にかかり、体調を崩すと必ず回転性のめまいをおこし、その度に入退院を繰り返していました。今ではあの時が嘘のように超元気で、母ってこんなに明るくひょうきんだったんだと実の娘ながら驚いているこの頃です。

その頃母は私にさえも愚痴る事が出来ずに、内にしまいこんでしまい、それが体調不良の元凶だつたようです。

だから愚痴ることや、泣くことやぶちまける事は本当にとってもとっても大切な事だと思うんですpochikoもみなさんも、遠慮せず、ぶちまけましょう

そしてみんなで、分かち合って頑張っていきましょう

一人じゃないということ。仲間がいることを

忘れないでいきましょう
返信する
いっこんま3さん (pochiko)
2005-10-28 23:47:15
はい いっこんまさん。

思いっきり愚痴ってみました。

タイピングしてる間中、あんな事もあったこんな事もあったと、次々と思い出されて止らないくらいでした。

聞いてもらうだけで、どんなにか心が軽くなる事か…。

今日は元気いっぱいです。

今日から月曜日までショートステイへ出かけました。

何処へ行くとかはないですけど、それでも気分が楽です。

本当は二本松の菊人形展を見に行きたかったんですけどね、夫は仕事なので家で出来なかった片付けもので終わりそうです。
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