急にボサボサ雪が降ってみたり春日和になってみたりの
なんだか不安定な数日だったが、今日はどんよりとした心持ち肌寒い風で
夕方には雪でも降るかと思われる様な冷たい風が…
今年はいつまで経っても暖かい日が続かないでいる。
今朝の風景 ーキッチンの窓からー
そんな中 先日に四十九日の法要を前にして最後の歌詠みが行われた。
今回はお香代として手持ちを持って来るので
夕食の賄いとするが、けっこう気を使うものとなっている。
何を作ろうか…まずは天ぷらで、会津ではこういう時は
まんじゅうの天ぷらは必需品で、後はサツマイモや椎茸とか
家の庭に出るフキノトウも一役買ってくれた。
あ、ご存じだろうか。
まんじゅうの天ぷらはしょう油を付けて食べるのが通とされているのを。
まぁ 煮豆や餡子に砂糖の他に塩を少々ってのと同じ意味合いらしいが。
仏事には仏要不可欠な一品というところだ。
ぜんまいの煮物…これも冠婚葬祭いずれの場合も必需品で
山と関わって暮らしてきた会津の人々は、こういう山菜ものでもてなす事が多い。
採って来たぜんまいの綿を取って茹で筵(むしろ)上で干しながらひたすら揉むと
繊維がやわらかくなっていく…こうして乾燥されたものを戻して煮物にする。
他に作ったものは、筑前煮や水菜のからし和え、ササギの煮豆やサラダとか漬物とか
そこにお吸い物を付けて…前日の夕方からキッチンに立ちっ放しだったが
歌詠みに来てくださった面々、美味しい美味しいと食べてくれたので
頑張って作った甲斐があったというものだった。
普段にないくらい頑張って作った歌詠みのお料理。
そして今日はばぁちゃんとの最後のお別れで
初七日から七日ごとに詠われるご詠歌に送られ
三十五日から四十九日の間に、あちらの世界へと旅立たれると言われる。
朝早くから祭壇にお供えしたりお墓に持って行く
まんじゅうの天ぷらや白だんごを、先日に続いて今日も作り
お墓に持って行くお花や線香の準備をしたりとか
大忙しの中、なんとか親戚の面々が訪問する前に
喪服に着替えてすべりこみセーフ!!となる。
朝からまんじゅうの天ぷら揚げ~ちょっと油に酔う…ーー;
予定時刻に四十九日の法要は厳粛のうちに読経が始まった。
住職さまの言われる事には、大切な人を見送る時は
そのまま“さようなら”ではなく、玄関先や
通りまで見送ったりするように、最後のお墓の前まで送りましょうと
その後場所をお墓に移して納骨の儀があり
お身内の方は中を見ても良いのですよ。と言うお住職さまの言葉に
お墓の中を覗かせてもらったのは貴重な体験となった。
その後住職さまの読経に線香を手向け手を合わせ
お供えに持って行った白だんごやまんじゅうの天ぷら
お菓子などを集まった親族に食べてもらうのだが
これを食べると脳病みをしないと言われている。
ちょっと粉っぽかったような気もするが
お住職さまに美味しいと言われたのが嬉しかった。
私は最初は脳病みとは脳の病気にならない事だと思っていたが
本当は脳悩み…悩みや苦しみ事をしない様にということで
お供えに持って行ったものは残さずに食べてもらうようにと言われた。
そして、家族や親せきに見送られて
ばぁちゃんはじいちゃんの待つ所へと納まり
我々は会食の場へと席を移し、四十九日納骨の法要を無事終える事が出来た。
という事で、先日の雪にビックリのツクシの赤ちゃんをUP!
でも昔は全て手作りだと言うのは同じです。
もちろん法要の会食は料理屋で行いますが
歌詠みのご馳走は手作りです。
代々こんなふうにして郷土料理や
地域の精進料理などを覚えて行くようです。
あとは冠婚葬祭のお手伝いなどででも覚えられますね。
ようやく四十九日も済み
晴れてじいちゃんの元へと旅立つ事が出来たようです。
僕らが子供の頃の法要では、自宅で料理を作っていましたが、最近では、みな仕出しを取って済ましてしまいます 寂しい気もしますが、昔のように、姑が嫁に行事や仕来り、料理を教える事が無くなってきたからかもしれませんね
法要が済み おばあちゃんも旅立たれたのですね
ちょっと大変ですけど、寒い中ばぁちゃんの為に
歌詠みに集まってくれるんですもの
精一杯のもてなしをしなきゃバチが当たっちゃいますよね。
七日ごとにあちらの世界へと送るご詠歌ですから。
お墓の中を見たのは初めてでしたが
シッカリとじいちゃんが待っててくれてましたよ~
ご苦労さまは、長年動けなかったばぁちゃんに送りたいです。
これが災害後だったら、品不足だとかで
お葬式もまともに出来なかったかもしれません。
まぁ 本人どこまで理解できたかどうかですが。
法要もずいぶん落ち着いた時期に出来ましたし
ばぁちゃん 考えてくれてたのかな…。
お坊さんの言葉は身に沁みました。
心が籠っています。
お義母さんは手を合わせて感謝されてますよ。
今頃はお義父さんに、いろいろお話をされてるでしょう。
「やっぱり いい嫁だったよ・・」
「そうだろう わしの思ったとおりだ・・」
pochikoさん、お疲れさまでした。
特に今回は地震災害騒ぎがあったので
余計に短く感じたって事もありますよね。
ぜんまいやからし和えとか、若い時にお葬式手伝いに行って覚えましたよ。
まんじゅうの天ぷらは美味しいんですけど~
正直 デブの元だべした~
あんまり食べられないです!!
ほたるちゃんの中通りは
会津とは比べものにならないくらいの被害で
ばば様抱えて、後片付けははかどらないでしょうね。
そっち、ショートとか予定通りに行けてますか?
会津はたくさん介護が必要な人を引き受けたので
今までの人が、ショートの予定が大幅に削られたって言ってましたよ。
こういう事は廃れてしまわないように
受け継がれて行かなくちゃと思います。
心に残るもの…それが仏様、ホントその通りだと思います。
そうでしょうね~ 食べるとこって少ないかもしれません。
こちらでは仏事に限らず、最近では土産物屋などで
揚げたてを売ったりしてる様です。
ビスケットの天ぷらもあるのですね~
食べてみたいです。
脳悩み、言葉だけで聞くと脳の病気かと思いますよね。
脳関係の病気にならないと思ってましたが
違うんですね~~
ご住職さまの説法の時に教えていただきました。
確かに手作りでもてなすには大変ですけど
こういう郷土料理も廃れないように受け継がれないと困りますよね。
こちらでは昔からお葬式の時に集まった隣組の男性が揚げていたのですよ。
よく揚げたてのを味見だって食べたりしてました。
味は…衣付きのアンドーナツってとこでしょうかね~~
揺れの恐怖やテレビでの悲惨な映像見せなくて本当に良かった
われわれ震災後に生きのびたこの世の人間はこれからが大変ですよね
油あげとかこんにゃく、糸こんを使う料理が多いようです。
でも干したぜんまいは高くて~ちょくちょくは作れないですよ。
こちらは田舎なので、こういうしきたりは簡素化されたと言っても
無くなる事はない様ですよ。
無事、じいちゃんの待つ場所と送り届けられて良かったです。
こちらは昔ながらの農家が多いところなので
ずいぶん簡素化されたとは言っても
まだ昔の風習が色濃いですよ。
まんじゅうの天ぷらも仏事には欠かせないものです。
あんこと油ってメッチャ相性が良いんですよ。
でも太っちゃいますよ~~
まさかの雪に、出たばかりのツクシ。
寒さに縮みあがっているように見えました。
歌詠みのお料理も、主婦の大先輩の方も見えるので
ちょっと緊張してしまいますね。
ダメだしはしないですが、美味しいと言ってもらえると嬉しいです。
こういうのは伝えたいですね。
私も若い時は知らなかったのですけど
近所のお葬式の手伝いとかに行って覚えて行った郷土料理なんですよ。
各家庭の味があって、お呼ばれした時などコツを聞いたりしています。
揚げまんじゅうと味は似てると思います。
衣が付いてるか付いてないかですもんね。
美味しいけど肥満の元なので、あんまり食べられないですぅ~~
四十九日までだと後々楽ですよね~
それでも今はずいぶん楽になったのですよ。
以前は七日ごとに歌詠みをあげて、そのたびに精進料理に頭が痛かったです。
そうそう、まんじゅうの天ぷら。
ちょっと固くなったのでも、天ぷらに揚げると
美味しく食べられますよね。
こういうしきたりは、あまり崩れる事もなく
守られているようですよ。
会津へ来られた時に、まんじゅうの天ぷらを食べられましたか。
そうなんですよ美味しいんですけど
最強の反ダイエット的なとこがあって
油と粉ものと砂糖ですよ~美味しいには当たり前ですが
まんじゅう怖い~~です!!
ナニナニさんのとこは直径20センチの葬式まんじゅうですかぁ
なんとダイナミックな~~!!
本当は仏事用の白いおまんじゅうがあるのですが
今は茶まんじゅうを使っちゃう方が多いかもしれません。
岡山県東部ではアンパンですか。
地方によって違いがあるのですね。
よく見れば、あちこちにポツリポツリとツクシが顔を出し始めていましたよ♪
久しぶりのおしゃべりは楽しかったです。
ちょっと気分転換になって良かったですよ。
ようやく納骨と、それまでは喪に服するってとこがあったのですが
思ったよりガクッと来なかったのは災害があったからかなぁ~と思いました。
いろんな事があり過ぎた2月3月でした。
この辺りは昔からの農家なもので
けっこうこういうしきたりが残っているのですよ。
ちゃんとやらないと、なんだべ~あのうちはよ~!!
そんな具合なので大変でしたけど、でもしきたりには意味がある事なので
頑張って良かったと思いました。
もう49日たったのですね
逝ってしまった人ってホントにはやい…
ぜんまいの煮物 こっちでも作るですよ
まんじゅうの天ぷら 食べたくなりました
今日は座敷の押入れの物 ひっぱりだしたら
奥の壁がものすごく壊れてました
部屋の壁も落ちてるのだからあたりまえか…
今はまだどうしようもないからぼちぼち片付け中です
早くサギ草の植え替えもしないとだけど
やることいっぱいでなかなかできませぬ(涙)
いつもでも皆の心に残るもの、それが仏様といいます。
ちょっと吃驚したのは、饅頭の天麩羅です。
いつかテレビのケンミンショウ」で北のほうで、ビスケットの天麩羅と言うのを見ましたが、饅頭の天麩羅も…<所変われば品変わる>ですね。
>脳悩み…悩みや苦しみ事をしない様
私も初めは脳の病のことかと思いましたが、そういうことなのですね。
これだけのことをして、お送りすれば、あとから悩むことも無いというわけですね。
こめぞう
ぜんまいの煮物がこちらと違って面白いです。
こちらでは、ぜんまいだけを煮るのですよ。
お葬式からずっと、しきたりにそってちゃんとされるのに驚くばかりです。
そして、今まで大変お疲れ様でした。
無事にみんなに送られて、おじいちゃんのところへ行かれて良かったです。
pochikoさんのところでは、昔からのしきたり通りに法事をなさるのですね。
饅頭の天ぷらが必需品とのこと、初めて知りました。
私の田舎でも、法事には天ぷらは必需品ですが、饅頭はつかいません。
美味しそうですので、今度私も揚げてみようかしら。
数々のお料理、お見事です。
歌詠みの方々が美味しいと喜んで下さった様子目にみえるようです。
お疲れになったでしょう。
ご苦労様でございました。
雪の中のツクシ。こんなはずではなかったのに!
おどろいたでしょう。
でも、すぐ春ですよ。
お料理みな心がこもっておいしそうです。
みなさんに喜ばれてよい御送りになりましたね。お疲れさまでした。
お疲れ様でした。
都会と違って伝統的な行事が残っていて、それは大変だけれど続けてほしいとおもいます。って他人ごとだから言えることで、実際に私がと思うといやーーー大変だと愚痴ること間違いなしです。
揚げ饅頭というのが目黒にありますが見た目は違います。
でもお味は同じじゃないかな。
目黒の揚げ饅頭はおいしいですよ。
一辺にやっちゃうから、世話いらず((((((^_^;)
田舎に行くほど昔からの風習・しきたりが残ってて、主婦は大変だよねぇ・・・
あっ\(◎o◎)/! まんじゅうの天ぷら♪
会津の喰い方を知ってから、日の経った干からびた?まんじゅうは揚げて喰ってます。
何故か甘味がアッサリして美味い♪
今は、何でも簡単に済ませますが、福島も郊外の農家では、
しきたりどおり、でもだんだん少なくなっています。
まんじゅうてんぷら、小さい時会津に行ってびっくりでした、
でも、美味しかったこと忘れてませんよ、
こっちは、こんな歌がありました、
『葬式まんじゅう。うーまいそーだ、びっくりするほどでっかいそーだ』
直径20㌢の大きいまんじゅう、今は見かけなくなりました。
ばあちゃん、良い旅立ちでしたね。
お饅頭の天ぷら、初めて見ました。
法要用のお饅頭があるんですか?
私の実家がある岡山県東部ではアンパンをお供えした後、
みなさんに持って帰っていただきます。
北国でももうツクシが出てるんですねぇ。
でもおしゃべりは楽しかったです。
おばあちゃんのお線香、祭壇のあるうちにあげられてよかったです。
頑張りましたね!お疲れ様!
きっと安らかにおばあちゃんはおじいちゃんのそばに行けるでしょうね。
pochikoさんのところは昔ながらのしきたりをちゃんと守っていらして、何とも懐かしいです。
昔はみんなそうやってましたよね。
うちの実家でもそうでしたもの。
納骨の日が来るまで近所の人たちが歌詠みに夜来てました。
でもだんだんそういうことがなくなって来てるようです。
息子さんの代、お孫さんの代と受け継いで行ってほしいと思いますね。
pochikoばあちゃんよろしく!(笑)