孫太郎が来るのも不定期な日となっているが
息子は通常勤務で…今日って何曜日だっけか??
たまに何が何だか分からなくなってしまう時がある。
日勤の夫は夜勤の人が休みだったりした時
稀にだが、朝6時からの早出の時があるのだけど
どうも夜が遅いのは少々のことでも堪えないのだが
夜型の私としては、朝早いのは…ちょっと辛い。

この時間帯の磐梯山は、ぼんやりとした姿に雪の輪郭が浮き出る。
5時過ぎには出勤する夫に朝食とお弁当と、けっこう目の回るような忙しさで
まぁ そういう時の朝ご飯は昨夜の残り物で我慢してもらったり
お弁当も冷凍食品に頑張ってもらったりしている。
ここんとこ天気も良く、朝のすがすがしい時間を一人占めで
夫の出勤後ヒメ様の散歩に出掛ける。

カラスノエンドウかスズメのエンドウか?
弦が日差しへと手を伸ばしているようにみえる。

先日 ようやく見つけたツクシが、今は不気味なほどに顔を出している。

シロツメクサ…もう少ししたら
可愛いポンポンが目を楽しませてくれるに違いない♪
まだ誰も起きてこないような…近くの町は眠りの中で動き出す気配もなく
ようやくの朝日を浴びながらの散歩に
時おり出会う早朝組のワンコの仲間と軽い挨拶を交わし
珍しいなぁ~今朝は!と声をかけられたりするのも悪い気分ではない。

そんな時は少しだけ遠回りして、ゆっくりと時間をかけて歩くのだが
ヒメ様テリトリーから出ると妙に落ち着きがなくなり
早く帰りたいオーラを投げかけるのを
知らんぷりしてどんどん歩けば、仕方なしについてくる。

遠くを野口英世ロゴの電車…おおっ、手を振ってるバージョンだ!
舗装されていない農道を歩けば、枯れた雑草で白っぽくなっていたのに
萌えだした雑草が朝日を浴びてキラッキラと輝いて
もう雪は降らないだろうな…呟いてみる。
そろそろ町も起きだして、国道を走る車も多くなってくる頃には
時間も一時間ちょい歩いたし、もう帰ろうかとヒメの顔を見れば
以心伝心とでも言うのだろうか、サッサときびすを返して
家の方へとぐいぐいと引っ張って行く…お腹が空いたのかも。

そんなヒメの後ろ頭は、意外とオヤジ臭いって事が分った(笑)
背中に春の日差しの暖かさを感じる。
遅ればせながら春が来たという実感が湧いた。
