あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

植物に寄せる…。

2006-07-18 21:05:22 | 植物
毎日朝からず~~~っと雨で、一日何処へも出かけられず
体にカビが生えそうな日が続いている。
相変わらずに部屋の中では、扇風機が乾燥機の代わりをして
洗濯物がゆらゆらと揺れて…。

おまけに畑は雑草のジャングル状態!

今日も諦めて観葉植物の手入れをしていたら
この間丸坊主にしたパキラから新しい芽が出ていた。
人間があんなに手足を切断されたら生きてられないのに
植物って強いなぁ~~!!



植物は多くの生物のエネルギー源とされているけど
中には自衛手段を持っているものもいて
草食動物に食べられないよう枝を高く伸ばすもの
体中に刺を持つもの、毒を体内に取り込んでいるもの
コカイン、ニコチンなどは昆虫から身を守るための毒であり
トリカブトなどは昔毒矢などに使われていたらしい…よ(^_^)b

何も考えてないようでいて、なかなか侮れない植物。
動物のように動けるわけではないし、脳や神経があるわけでもない。
食べたり鑑賞される為だけに生息されているようであるが
中には虫や小動物を食べる植物もある。
身近なところでは、モウセンゴケやハエトリグサなど
なんと世界中には、そうした植物が500種類以上あるようだ。

と言うところで、我が家の食虫植物!
家にないものがあると欲しくなってしまって
ホームセンターの園芸ショップで、置く場所も考えずに買ってしまった!


モウセンゴケ
葉にたくさんの腺毛があり、水あめのようなねばねばの液を出し
小さな虫をくっつける。


ハエトリグサ
両手の中に描く3本の感覚毛が生えて、どれでも2本以上
または2回以上刺激すると瞬時に閉じて獲物を捕獲する。
(面白がって何回もやると植物も疲れるらしい…)


動物と違って、自分でエサを探したりは出来ないけど
知能や筋肉の代わりに、自分で大気や土壌の材料を使って栄養分を作り
細胞はあらゆる器官の代わりになり、自分の体も作り上げる。
動けないのではなく、動く必要がないのかもしれない。

目や鼻などのような感覚器官は持っていないが
昼間と夜を知っていて、花を咲かせたり閉じたり
時間の移り変わりをも知っているようだ…。


ここで、ちょっと雑学、ルーサー・バーバンクのお話(^_^)b
ルーサ・バーバンクとは→ここをポチッと!

私は、刺のないサボテンを創る実験の最中、
しぱしサボテンに向かって愛の念波を注ぎながら話しかけたものです。
ここには、お前の怖がるものは何もないよ」私はよくこう言ってやりました。
だから、刺など生やして身を守る必要はないのだ。私がお前を守ってやるからね」と。
するとこの有益な砂漢の植物は、次第に刺のない状態に変化していったのです。
棘のないサボテン』~ルーサー・バーバンク~

植物とは、動物が持つ知能とは別の次元のもののような気がする。


コメント (11)
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