1. TAXMAN
2. ELEANOR RIGBY
3. I' M ONLY SLEEPING
4. LOVE YOU TO
5. HERE, THERE AND EVERYWHERE
6. YELLOW SUBMARINE
7. SHE SAID SHE SAID
8. GOOD DAY SUNSHINE
9. AND YOUR BIRD CAN SING
10. FOR NO ONE
11. DOCTOR ROBERT
12. I WANT TO TELL YOU
13. GOT TO GET YOU INTO MY LIFE
14. TOMORROW NEVER KNOWS
ビートルズの7作目。この作品を発表し、まもなくライブ活動を停止したので、いわゆる“前期ビートルズ”の最後の作品。
ビートルズ前期の曲は、シンプルで、“ジャ~ン♪”っと賑やかで、短い曲(←当時は標準な長さだったのだろうけど)という印象があるが、いよいよこの辺りになると、創作意識が彼らに芽生え始めたのか、革新的な薫りがするように思える。
もちろん、ロックな1や、7もあるが、それまでのチャラチャラした感じは無く、引き締まっている。
2ではストリングスを用い、4はシタールを使ったインド風な曲だし、14はカモメの鳴き声に似たような効果音が登場する、プログレ風な曲。そんなことからも、それまでの作品と違い、“革新的”と言えるかもしれません。
後にアニメ映画の題材に使われる、6は名曲ですね。レノン=マッカートニーのクレジットですが、Voはリンゴ・スター。彼が歌うからこそ、のんびりとした雰囲気が出ているのだと思います。
個人的には、10が大好きです。ピアノを基調とした、ちょっと切なげな曲ですが、惹かれます。
密度のある作品だと思います。
そして、彼らの創作意識はこれだけに止まらず、最高傑作の次作、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』に、受け継がれる訳です。
〔CD日記 '60洋楽編 # 2〕
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