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~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

012 THE BEATLES 『ABBEY ROAD』〈'69 イギリス〉

2007年11月09日 18時03分49秒 | CD日記 '60洋楽編


 1. COME TOGETHER
 2. SOMETHING
 3. MAXWELL'S SILVER HAMMER
 4. OH! DARLING
 5. OCTOPUS'S GARDEN
 6. I WANT YOU (She's So Heavy)
 7. HERE COMES THE SUN
 8. BECAUSE
 9. YOU NEVER GIVE YOUR MONEY
10 SUN KING
11. MEAN MR MUSTARD
12. POLYTHENE PAM
13 SHE CAME THROUGH THE BATHROOM WINDOW
14. GOLDEN SLUMBERS
15. CARRY THAT WEIGHT
16. THE END
17. HER MAJESTY

ビートルズの 12 枚目ですが、実質最終作。このジャケは、本当に有名ですよね。
完成度も高く、個人的には、ビートルズで一番好きなアルバムです。

1、2 ともに、大好きな曲。1 の“シュッ!”というのが、クールで、本当にカッコイイ!子供の時、親戚の家で聴いた時には、なぜか、ちょっと怖い印象がありましたが…。(笑)ちなみに、『ビートルズ・アンソロジーvol.3』('96)に収録されている、別バージョンでは、ジョンの歌い方が、もっと荒い感じで、とてもいいです。
2 はジョージ作のバラード。ストリングスの音色や、ポールのベースラインも、素敵。
ポールがシャウトする 4もいいし、曲後半、同じフレーズが何度何度も繰り返される 6も面白い曲。サブタイトル同様“へヴィ”です。

アナログ盤B面 7~17 の内、9~13、14~16はメドレー形式となっています。
9 は寂しげなピアノから始まりますが、途中でバラードからロックに転調。続く10はコーラスがとても美しく、癒されます。
14~16 のメドレーは、ジ~ンときます。15 の途中、9 のピアノフレーズがホーンセクションで再び登場。やや大仰な感もありますが、ジ~ンとくるものがあります。
16は、リンゴ・スターのドラムソロがフューチャーされた曲。渋いドラムが聴けます。
しかし後半で転調して、優しく、穏やかな曲に。この部分を聴いて、まさに曲タイトルの通り(?)、後にビートルズが解散したことを思うと…
〔メンバー4人がステージの上で手を振りながら、「みんな、今まで応援ありがとうございました~!それでは、さようなら~!」と言いながら、幕が下りる…〕
…そんな場面を想像するのは私だけでしょうか?なので、14~16はフィナーレにも聞こえ、ちょっと切ない気持ちになります。
と思いきや、17 は23秒の短い曲。この曲は、14~16 のフィナーレを受けて…
〔「さようなら~!…な~んてね。ちゃんちゃん!」〕
…と、“さっきのフィナーレは、冗談だよ!”と言っているようにも聞こえ、切ない気持ちが救われるような気がします。

実はこの作品を聴き始めて間もない頃、それまで10年住んでいたアパートから、近所の団地に引っ越したのです。近所だったため、転校も何もなかったのですが、その時の私は、住み慣れたアパートを離れるのが、寂しく思えたのです。それに引っ越し当日は、アパートから通学し、団地に帰宅するといった1日。すごく違和感がありました。
もちろん、少し広くなり、部屋ももらえてたので、よかったのですが、中学生という多感な時期、引っ越しの寂しさ、違和感を、特に強く感じたのかもしれません。
そのような時期に、このアルバムを聴いていたので、後半のメドレーが、より切なく感じられたのかもしれません。
〔CD日記 '60洋楽編 # 1〕

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