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~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

252 『THE LIVE ADVENTURES OF MIKE BLOOMFIELD AND AL KOOPER』〈'69 アメリカ〉

2012年07月22日 09時41分49秒 | CD日記 '60洋楽編
                     

                     〈DISC 1〉
                     1 OPENING SPEECH-Mike Bloomfield
                     2 THE 59TH STREET BRIDGE SONG (Feelin' Groovy)
                     3 I WONDER WHO
                     4 HER HOLY MODAL HIGHNESS
                     5 THE WEIGHT
                     6 MARY ANN
                     7 TOGETHER 'TIL THE END OF TIME
                     8 THAT'S ALL RIGHT
                     9 GREEN ONIONS

                     〈DISC 2〉
                     1 OPENING SPEECH-Al Kooper
                     2 SONNY BOY WILLIAMSON
                     3 NO MORE LONELY NIGHTS
                     4 DEAR MR. FANTASY / HEY JUDE
                     5 DON'T THROW YOUR LOVE ON ME SO STRONG
                     6 FINALE- REFUGEE

アル・クーパーとマイク・ブルームフィールドを中心とした、ブルーズ・ロック・セッションアルバム『SUPER SESSION』(記:CD日記 '60洋楽編 # 19) で試みたものを、今度はステージ上でやってみようと試みました。そして1968年9月26~28の3日間、サンフランシスコのフィルモア・ウエストという会場でプレイしたものをレコーディングし、ピックアップしたものが、この作品です。

“インプロヴィゼーション・プレイの最高傑作”と言われていますが、クリームのような、ガンガンと迫ってくるようなものではなく、スロー・ブルーズをクールにプレイしているアルバム。
カバー曲をブルーズにアレンジしたものがほとんどで、DISC 2の4はトラフィックの曲ですが、曲中にビートルズの“ヘイジュード”のフレーズが登場するユニークなもの。
私はサイモン&ガーファンクルのDISC 1の2のアレンジがとても好きです。
最終日にブルームフィールドが体調を崩し、不参加。そこでゲストに現在でも活躍するカルロス・サンタナ(DISC 2の2でプレイ)や、バターフィールド・ブルース・バンドのエルヴィン・ビショップ(DISC 2の3でプレイ)が参加しています。ちなみにサンタナは、まだそれほど堂々としたプレイを聴かせていませんが…。

“ブルーズ・ロックの傑作”と言われている本作ですが、ライブ盤ではありながらも、先に記したようにスロー・ブルーズをクールにプレイしているので、どこか淡々としていて、また“だらだら”とした感(と私は感じる)があり、正直、私は本作の“本当の良さ”を、未だにわかっていません。
しかし、それぞれ冒頭のオープニング・スピーチから聴くと、ステージの生々しさが伝わってきます。
上質なブルーズ・ロック・アルバムであるとは思っています。

ちなみに、このジャケはアナログ盤だとで見ると、なかなかいいものです。↓↓↓

                       
                       アナログ盤

[CD日記 '60洋楽編 # 29]

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