あたらしくやってきた人々が
どきどきしている四月の街
数えきれない人が横断歩道を渡る
早足で目的地にたどりつこうと
靴音が響く
その靴音が多いから
それぞれの区別がつかないのだ
たくさん動いているけれど
自分がほんとうにどこへ行きたいのか
知っている人はどれくらいいるだろう
こころが震えているのなら
道を探しているのなら
ひとひらの蝶のように
飛びはじめるのは もうじき
どきどきしている四月の街
数えきれない人が横断歩道を渡る
早足で目的地にたどりつこうと
靴音が響く
その靴音が多いから
それぞれの区別がつかないのだ
たくさん動いているけれど
自分がほんとうにどこへ行きたいのか
知っている人はどれくらいいるだろう
こころが震えているのなら
道を探しているのなら
ひとひらの蝶のように
飛びはじめるのは もうじき