むこうから
春がくるのか
わたしたちが
春へとすすむのか
窓が冷たいのは
この手があたたかいから
泣くことができるのは
やわらかいから
木に咲く花のいろ
雨あがりの雲のかたち
春を記憶した細胞が
急ぎ足で道を行く
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