沈丁花の香りが
一日で濃くなった
白木蓮のつぼみが
あんなにひらいてる
はじまりと終わりを
一緒にのせて
季節の車輪が走りだす
いまここで鳴く鳥は
あしたには旅立ち
帰っていく場所は
ここではないだろう
あしたそしてそのまたあした
知らない景色のなか
春をのせて走るのだろう
一日で濃くなった
白木蓮のつぼみが
あんなにひらいてる
はじまりと終わりを
一緒にのせて
季節の車輪が走りだす
いまここで鳴く鳥は
あしたには旅立ち
帰っていく場所は
ここではないだろう
あしたそしてそのまたあした
知らない景色のなか
春をのせて走るのだろう