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自壊していく中国 ④ 中国株8%下落、人民銀行の政策支援なく失望感 (ロイター)

2015年08月24日 | 中国バッタ屋経済の終焉
中国株8%下落、人民銀行の政策支援なく失望感 (抜粋記事)
ロイター 2015年 08月 24日 15:08 JST

 
[上海 24日 ロイター]
 
  週明け24日前場の中国株式市場は8%超下落した。中国人民銀行が週末、政策支援に動かなかったことから失望感が広がり、上海総合指数は今年の上昇分をすべて失った。

上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数.CSI300は307.429ポイント(8.56%)安の3282.107だった。上海総合指数.SSECは296.5458ポイント(8.45%)安の3211.1982。

香港市場も大幅続落となり、ハンセン指数.HSIは1039.92ポイント(4.64%)安の2万1369.70で前引け。ハンセン中国企業株指数(H株指数).HSCEは、678.56ポイント(6.66%)安の9516.49で前場の取引を終了した。

CSI300は年初から7%下落している。同指数の先物<0#CIF:>も下落し、9月限は9.3%安の3158と、現物を124.11下回っている。CSI500<0#CIC:>やSSE50<0#CIH:>などの他の大半の指数先物は制限値幅いっぱいの10%安となった。

中投証券のアナリスト、アレックス・クォック氏は「投資家が過剰反応しているのか、底入れが近いのか、判断するのは困難」と話す。「株式市場はもはや、小型の惨事といった状態にあり、反転するにしてもテクニカル的なものにとどまるだろう」と述べた。

中国市場ではあらゆるセクターが売り込まれており、小型のグロース株も国有の優良銘柄も同じ程度、下落している。相場のこれ以上の下落を阻んでいるのは、10%の値幅制限のほか、多くの銘柄が依然として売買停止になっているという事実くらいのものだ。

プラス圏で前場を終了したのは、上海・深セン市場ではわずか11銘柄にとどまった。ロイターの算出によると全体の80%に当たる2200銘柄がストップ安をつけた。

 以下省略


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