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北朝鮮に新たな制裁必要、国際社会は早急に対処を 米国 (ロイター)

2016年02月03日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
北朝鮮に新たな制裁必要、国際社会は早急に対処を 米国
ロイター 2016年 02月 3日 07:35 JST

[ワシントン 2日 ロイター]

  米国務省は2日、衛星打ち上げ計画を表明した北朝鮮に対し、国際社会が早急に対処し、新たな制裁を科す必要があるとの認識を示した。

カービー報道官は記者団に「国連安保理には、厳しく包括的で信頼できる新たな制裁を科し、すでに採択された諸決議を確実に履行させ、責任を取らせることで果たす役割がある」と述べた。

さらに「今回の(計画)発表で、北朝鮮が国連安保理の課す義務を履行しない姿勢は容認できないと、速やかかつ断固としたメッセージを送る必要が国際社会にあるということがさらに浮き彫りとなった」と語った。

ホワイトハウスのアーネスト報道官は記者会見で「国際社会は、北朝鮮のこうした動きを、さらなる無責任な挑発行為で、国際義務の明白な違反とみなすと自信を持って言える」と話した。

また、ラッセル国務次官補(東アジア担当)は、国連の協議が「進行中」で、北朝鮮の主要同盟国の中国と「北朝鮮が(国際社会に)反抗したり、脅威を与えたりする行動に出れば、(自らが)影響を受け入れる必要があるという認識を共有している」とした。

米国が、対北朝鮮制裁の強化などを求める中、中国が慎重な姿勢を示している件について、ラッセル氏は「北朝鮮が核実験の直後に再び、国連安保理決議に違反すれば、北朝鮮には制裁でなく、忍耐と対話で臨めば良いだけと唱える人々に、紛れもなく侮辱感を与えることになる」と述べた。


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