有作未庵  烏兎怱怱 有作憂さ話 

有作(うさ)=煩悩の生ずること。
憂さ話=つらさや苦しさを語ってなぐさめ合うこと。
月日の経つのは早いですね。

大ハズレ

2013年11月10日 20時23分18秒 | モブログ
長男に付き添ってのお出掛け。
帰り道に長男のお気に入りの珈琲店があるのだけど、喫茶店に有りがちな喫煙率の高さなのが難点。
お腹も空いていたので、前から気になっていたカフェに行ってみる事に。
それまでは道の反対側を通るくらいだったんだけど、いつも開いてるのか閉まってるのかよく分からない雰囲気で、一度だけ店の人が出掛けるのか?ってとこを見かけただけで、お客さんが出入りしてるのは見た事が無かった。
初めて店の前まで行ってみたけど、何と言うか、人の気配の無い店で、入り口にOPENのプレートが掛かっていなければ、営業してるようには見えない。
せっかくだし、近くに他の店も知らないし、と、入ってみた。
店内は外から見てたのより明るい。
こざっぱりしていて割りとゆったりしている。
良かったのはそこまで。
足を踏み入れてすぐ鼻をついたのが煙草(ヤニ)臭。
その日は通り過ぎた珈琲店なら、煙草の煙が漂ってきても、店内に充満しているのは珈琲の匂いなので煙草の臭いは半減していたのかも。
でもそこはただただ煙草臭い。
店のほぼ中央に空気清浄機らしき物があるけど、作動していない様子。
掛けてくれと頼むべしなのか?
とりあえず何かオーダーしよう。
メニューは…。
え…?あれ?
そこに書かれていたのはごくごく僅かな品数。
珈琲に紅茶、トマトジュースもあったかな?
いくつかマジックで消された飲み物。
食べ物はトーストしかなかった。(売り切れていなければ、よく喫茶店のモーニングにあるサンドイッチかトーストのセットも書かれていたけど売り切れとの事。)
いっそその段階で出れば良かったんだけど、なまじ他に客も無く、水とおしぼりも出されて既に手を拭いていたので、仕方なくトーストと飲み物をオーダーした。
なんだか今さら空気清浄機を点けて貰っても無駄な気もして臭いに耐えつつそそくさと軽い軽い食事を終えてとっとと店を出ました。
しかし、貼り付いたヤニが刺激するのか鼻腔が不快と言うか痛くなっていて、それがいつまでたっても消えない。
ごくたまに、他に店が無くて、分かってて昔ながらの喫茶店で煙草臭に耐える事はあるけど、とんでもない不意討ちを喰らわされた気分。
スッキリした店構えとカフェって書いてあるのに騙された気分とも言える。
今年最大級の大ハズレを引いてしまった。
でも一年くらい前から気になっていた店なので、いつかは引いたはずのハズレだから、どこかで諦めるしかない。
それにしても…せめて珈琲が美味しい!とか、何か救いが欲しかった。
残念極まりない。

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