有作未庵  烏兎怱怱 有作憂さ話 

有作(うさ)=煩悩の生ずること。
憂さ話=つらさや苦しさを語ってなぐさめ合うこと。
月日の経つのは早いですね。

疲れたけど…

2015年08月21日 04時51分34秒 | モブログ
2週間前、次男が体調を崩した。

前日、クソ暑い中に出掛け、帰宅後爆睡し、深夜に起きてカップ麺か何か食べたはず。
夜型なので、ま、こんなもんだろーと思ってた。

翌日、「しんどい」と出掛けるのにゴネたのも、朝からだからだと思った。
“家族でお出掛け”が嬉しい年頃でもないし。

が、道中、信号待ちでのグッタリ加減がかなりのもので、目的地に着いて偏食屋としてはかなりお気に入りの部類にも食欲が湧かず、スムージーを飲んで力尽きた。
聴覚過敏も出て、居合わせた子どもの声が響くと嫌そうにし、そのうち熱が上がり出したらしく時折身震いを始めた。
この猛暑に震えるなんて!(店は弱冷房だった。)

すぐ近くでの用事を一つ済ませ、その後の目的地を病院に変更した。
病院嫌いなので、最初は「いい」と拒否気味だった次男も諦めた様子。

病院に着いて計った体温はまだ7度台だった。
熱中症だろうということで、涼しい所で水分を沢山摂って安静にするようにと言われ、薬は出なかったので近くのスーパーに“水分”を補充しに寄った。

ついでにその日の外出の後半に予定していた用事にも行った。

朝、スムージーだけだった次男にエネルギーを摂らせようとフードコートに行き、スローペースな次男をそこに置いて長男の用事をやっと済ませた。

次男は頑張って冷たいおうどんを完食していた。
しんどそうたけど、食べられるんなら大丈夫、と思った。

だが、しかし、甘かった。

次男の体温はグングン上昇し、9度を超えた。
私のおバカな脳の回路は猛暑で溶けまくってたのもあってか、久しぶりの高熱に解熱剤を使う発想が出なかった。

基本的には意味があって体温は上昇するのだから、むやみに下げれば良いというものではない、が、9度を超えたら意識も怪しくなるので解熱剤を使っても良い、という方針で子どもを育ててきた。

しばらく発熱で病院に掛かる事が無かったので、解熱剤が無かった。
熱が上がっても意識はあって、会話も成立していた。
なので、とにかく水分補給を促して寝かせておいた。

熱のわりに汗をかかなかった?
水分摂取が足りて無い?

救急車を呼ぶ事も考えたけど、週末だったので病院ではなく休日救急に搬送される可能性大。
何度か行った事があるけど、時間と体力とお金の無駄にしかならなかった経験上、意識があるうちはと自宅で安静にする方を選んだ。

丸一日以上経っても高熱は治まらなかった。
そして、血尿が出たと次男。
次男はひと癖あるので、後から「実はあの時…」と告白する事が多い。
おまけに微妙に言葉が不自由?で、本質を聞き出すのが難しい場合もある。
時折、下腹部を押さえて呻いたりするのは、排泄障害で極度な便秘だった時と同じような、違うような。
本人は痛いところがハッキリしないらしく、どこが痛いのか訊いても首をかしげたりする。

月曜、小児科に相談の電話を掛け、混み合ってるとのことで少し後に予約を入れておいて、タクシーを呼んで再受診。
卵(熱中症)が先か、鶏(尿路感染症)が先か…
細菌の反応が出たので、抗生物質を使う事に。
このドクターは昔の町医者のようにホイホイ抗生物質を出すタイプでないのは知ってるので、ここは大人しく従う。

薬の効果か、翌朝、熱はやっと9度を切った。
結局、解熱剤は本人が拒否したので抗生物質と整腸剤のみの服用。
再受診の前に一度だけ会話が噛み合わなかったので心配したけど、その後はちゃんと?やりとりできるので、薬嫌いを尊重。

翌日、再検査。
週末まで自宅療養。
熱の下がり方は本当にジリジリで、薬が弱めなのか、細菌が強いのか、病人の体力の問題か、結構やきもきさせられた。

そして週末。
まだ微熱は有るけど、症状が落ち着いたので薬が合っているという事だろうと、投薬続行。
途中で、止めるとまた細菌優勢になっちゃうからね。

血尿が出た後、腎臓?に響く痛みが確認されてたけど、それは無くなってたので一安心。

念のため、月末にもう一度だけ診せてね、と。

やれやれ…
気が緩んだのか、私、ダウン。久しぶりに熱らしい熱を出した。

冷房で、喉をやられてたのが酷くなって痛みが広がったと思ったら、鼻が決壊した。そして体温上昇。

咳が出だした時、次男が落ち着いたら耳鼻科に行こうと思ってたんだけど、調べたらお盆休みで、そのうち行くのが無理に。
子どもの病院通いは仕方ないけど、自分の、これしきの事でタクシーは呼べん。
次男のと違って、私は夏風邪かもしれないわけだし、だとしたら伝染すかもしれないし。運転手さんに。

散々悩んで、長男に風邪薬を買って来て貰った。
カイゲン。
日和ました。
葛根湯以外の薬を飲むの何年ぶり?
状態から、葛根湯では効かないだろうなーと、でも薬品は使いたくないのが本音。
と、何年も薬らしい薬をほとんど飲まなかったからか、効きました。

が、決壊した鼻は粘りまくって余計に厄介に。
中耳炎になりかけた。

遅めの昼に吸入器使って、薬飲んで、遅めの夕飯の後にも薬飲んで、朝までは時間が開いて…

鼻が詰まってガッツリ口呼吸で口の中がバリバリに。
熱もまた少し上がってる。

変温動物気味なので、涼しくしたらかなり楽に。
それでも昼に予定していた事は決行出来なかった。

もう1回薬を飲むことも考えたけど、熱はともかく、これ以上鼻に効果を発揮されたら鼻がバリバリになってしまいそうなので、吸入器だけ使って薬は飲まず、様子見い見い、夕方に出掛けた。
カバンに薬を1回分入れて。

身体を動かしたのが良かったのか、ちょっと気の流れが良くなったっぽくて、なんとか薬を追加せずに一日が終わった。

次男も寝込んでた間、ガンバレずに居たのがバクダンを出せて、疲れたけどスッキリしたらしい。

さあ、寝込んだ分のしわ寄せをどうすべか?

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