有作未庵  烏兎怱怱 有作憂さ話 

有作(うさ)=煩悩の生ずること。
憂さ話=つらさや苦しさを語ってなぐさめ合うこと。
月日の経つのは早いですね。

フクザツな母心

2013年09月10日 04時01分25秒 | モブログ
この夏、次男坊がグッと成長した。

と言っても大した成長ではないんだけども、腕の血管の浮き出た感じとか、ひげっぽい口回りの産毛の濃さとか、かすれ気味な声とか、微妙な体格の変化くらいで、まだまだチビだし、受験生の自覚もイマイチだし、赤ちゃん返り?継続中でベタベタしてくるし、とても思春期の男子らしくないとこが目立つんだけど、そんな中身を待ってくれない身体の変化がだいぶ表れて来たってとこでしょうか。

なんだかちょっと残念なような、おセンチに近い気持ちになったりする私。

爆発的に元気だったりするくせに(でも爆裂っぷりは幼児期の方が凄かった)体力が無いこととか心配は尽きないし、本人が甘えたがるので、ついチビ扱いしちゃうけど、気をつけとかないと思春期の反抗期なんかが遅れてやってきたら私の方の準備ができてなくて困るかも。

私はいつも余裕が無くて、こどもにもかわいそうな事だと思う。

特に次男坊とは次男坊本人の特性と家庭の激動とでじっくり向き合えない時期が長く続いたからなおさら。(だからこその赤ちゃん返りってとこはある)

長男の可愛い時期(よく魔の二歳児って言うけど、長男が一番可愛かったのは二歳の頃)は実家の建て替えとか旦那の入院とかバタバタもあったけど、じっくり向き合えた。
初めての子のせいもあるけど、写真もけっこう撮ったし母子手帳もそこそこちゃんと記入してた。

でも次男坊の幼児期は激動期でまず気持ちにがゼロで、その上こどもは構われるのを好まないタイプで歯車はほとんど噛み合ってなかった。(当時を振り返ってその時の様子を話すと次男坊は「ゴメンね~」とテヘッて顔をしたりするけど、私を突っぱねた記憶はほとんど無い。でも私よりお祖母ちゃんとの思い出の方が多いのは確か)

そんなこんなで余計に小さい次男坊に執着があるんだろうな。

半分ふざけて「もうちっさくないよう。さみしいよう。」と言ったら、次男坊は「ちっさくなったろか?ほら!」と膝を抱えて丸くなった。(笑)

しっかり食べて大きくなってほしいってシンプルな親心もちゃんとあるんだけどねぇ。