有作未庵  烏兎怱怱 有作憂さ話 

有作(うさ)=煩悩の生ずること。
憂さ話=つらさや苦しさを語ってなぐさめ合うこと。
月日の経つのは早いですね。

病院めぐり

2010年08月15日 03時00分50秒 | モブログ
夏休み前から何度も高熱を出した次男坊。

一度目は胃腸炎。
二度目は夏風邪。
三度目は尿路感染症。
でもあくまで推測。
原因は特定できなかった。
三度目は尿検査で原因が判明するかと思ったけど、細菌は検出されなかった。

始めの発熱がなかなか下がらず血液検査してもらっけど数値の異常もろくに無く、次はすぐ平熱に戻ってさらに発熱、尿検査で白血球が大量に検知されて細菌検査に出されたものの判明せずに診察終了。

次男坊の夏休みは1/3が熱でパア。
残ったのは大量の宿題と補習。
その合間を縫ってレジャーに病院めぐり。

そう、発熱による小児科通いは一旦終了だけど、いつもの定期通院と気になる別件でも他院を受診予定。

今年は私も自分メンテナンスの検査を受けに行くつもりだけど、予定が多過ぎて要領の悪い私はスケジュール管理がうやむやになりがち。

今年は我が家にとっては変化の年になっているのでちゃんと気を配ってないとね。

頑張って夏を乗り切りたいです。

お盆

2010年08月15日 02時46分15秒 | モブログ
私は生まれた病院の所在地と母の床上げまでの期間を除いてほとんど今居住している市町村から出た事がないので帰省には無縁だけど、母は元々県外の人なので田舎らしきものが無いことも無い。

今年はお盆前に母の里の近くに旅行した。
ささやかながら母へのプレゼントのつもりではあったけど、一泊だけの湯治でいま一つ親孝行とはいかなかった。

それでも孫合計3人(うちの長男坊はお留守番)交えての久しぶりのちょっと遠出で気分転換になってたらいいなと思う。

私にとっても久しぶりの田舎の風景と叔父さんが加わってからは初めてのお墓参りにも行けて、運転手を買って出てくれた妹の旦那様には感謝している。

高齢者の行方不明が取り沙汰される日本だけど、私の近親者にそこまでの高齢者はいない。

私は墓守りの立場に無いけど、最後の親孝行は母が亡くなった時に母の希望である里のお墓に分骨でもいいから届ける事になるだろう。

でもお墓の場所をちゃんと知らない。

近所なのにすっかり足が遠退いている実家のお墓には今年もお盆のお参りにも行かない。

ただささやかなお供え物を仏壇に置いて、地元のお祭りに息子達と出掛けるだけのお盆。

薄情なようだけど、父や母の兄弟達がどう思うかでお墓がこれからも代々まつられるかどうかが決まるだろう。

でもなかなか面識もない世代の事まで気が回らないのは事実。
実家の墓守りは血脈から行けば私の次の代ではうちの息子が引き継ぐのが一つの筋かもしれないけど、親である私がお墓の必要性をイマイチ感じていないのでどうなることやら。

お盆の作法も私は知らない。

田舎のお墓参りの際、お供えを調達しに立ち寄ったスーパーでお盆の飾り(?)が売られてるのを見た。
仙台の七夕飾りを白一色で作ったような形のそれは亡くなった人の着物だと母が説明してくれた。
地方によって色々有るんだろうな。

実家ではたいして特別な飾りも見た事が無い。
野菜で作った動物も大人になってから知ったように記憶している。

別な見方をすれば、故人はお盆に帰ってくるものではなく、いつもそこに居る存在なんだよな。

でもねー、故人が亡くなった時の年齢でずっと魂が存在するなら考えようによっては残酷かも。

私は迎え火とかいうのを焚いて帰ってくるとしたら今は数年前に死んだ私が拾って育てた猫に会いたい。
会ったら恨み言を言われるかもしれないけど。

「グーグーだって猫である」の映画をビデオで観た。
死に神が死んだ猫と会わせてくれる場面で切なくなって泣いた。

お盆と重なって息子とそんな諸々を話した。
私にとってはいいお盆になった。
そう思う。