“しなやかに、清々しく”

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第7回 文化講演会 が開かれた。

2014-06-22 05:30:21 | Weblog

 6月21日(土曜日)14時から表参道・新潟館ネスパスに於いて、首都圏佐渡連合会・文化芸能部会の主催で、新潟県教育庁 文化行政課世界遺産登録推進室 副参事の 余湖 明彦先生 により、演題「世界遺産登録を目指す・佐渡金銀山」 と題して講演会が開催された。

 余湖先生は、地元の畑野・小倉の出身ということで、講演は、解りやすく、約1時間40分お話しされた。

 その模様について報告します。

元田文化芸能部会長が司会役を務め、定刻に始まった。 出席者数は、99名とのことで、3階の会場は満員。

満員の会場風景。

開くに先立って、首都圏佐渡連合会 坂田会長が挨拶に立った。

 坂田首都圏佐渡連合会会長の挨拶。

 坂田会長は、余湖先生にお願いするまでの経緯と先生の経歴等を話され、先生から、世界遺産登録に向けての進捗状況等をお話しいただき、皆さんと更なる勉強をしたい と挨拶された。

 司会者は、早速、余湖先生を紹介。

講演を始める余湖先生。

 余湖先生は、中学の時歴史に興味を持ち、大学を卒業すると佐渡総合高校や佐渡高校で教鞭をとったこと等生い立ちについて話され、まず、佐渡に存する金銀山群について、詳しく話された。

西三川砂金山の歴史。

 世界遺産登録としては「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」とすることで進められていること、相川金山の特徴は、採掘から貨幣の作成まで一か所で行ったこと で、世界に類がないこと 相川町が作られた過程、 明治時代に入り、採掘方法や製錬方法が近代化されていく過程等についてその背景を詳細に話された。

 

世界遺産登録までの流れ。

世界遺産に登録されるには、佐渡金銀山の価値と地域の盛り上がりが必要であることを説明。現在新潟県では、約900の団体が側面援助のため結成されていることを伝え、皆さんの協力をお願いしたい として締めくった。

 

 しばらく休憩ののち、余湖先生の講演に対しての質疑応答がなされた。

協力を呼びかける弾正元相川町長(佐渡を世界遺産にする会会長)。

次いで、佐渡市から参加された金子副市長が、世界遺産登録推進について 佐渡市の取り組み と題して約20分紹介。

佐渡市の取り組みを話される金子佐渡市副市長。

佐渡市世界遺産推進課庄司係長による佐渡市の取組説明。 

来る11月には、地元佐渡市で「3資産」についての講演会が開催されるとのこと。

 最後は、弾正さんが、学術的なことばかりでなく、島内外の盛り上がりが必要であるので、ぜひ仲間に入っていただき、協力をお願いしたい と述べられた。

 講演会終了後、B-1に移り、懇親会が開かれた。

 地下レストランで開かれた懇親会情景。

 懇親会では、余湖先生を囲んで17時10分まで続いた。話題は、先生の講演は、大変解りやすかったこと、首都圏でも側面協力しようとの話が主体であったように思う。

出席者皆さんの期待が大変大きい。これからの1~2年が登録に向けての正念場と思われるので、一層の協力をしていきたい。

 

 

 

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