“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

去年の今日大変なことに、その12

2005-12-28 23:08:52 | Weblog
昨年の今日、日に日に痰も少なくなり、元気が出てきた。未だ声は小声まで。7階病棟の廊下をまわって歩く練習をする。もう前〃日から約20メートル離れた面会所には歩いて出ていた。毎日面会者が来るので、隣のベットにいる患者さんが「お付き合いが広くて。元気付けに来てくれていいね~」と羨ましがられた。見舞いに来てくれた友人たちに、左手の20センチあまりと足の30センチあまりの血管を切り取った患部をホッチキスで止めてあるのを見て皆痛々しく思うらしくびっくりしていた。包帯など何もしていないが傷口は大変きれいなものである。一日おきにシャワーに入っていたので、身体は何とか清潔に保てた。看護婦さんから「何とかの数値が未だ高いが、これが低くなれば場合によっては年末には退院できるかもしれない」と言われ、喜んだのを覚えている。

 今日、手術して1年目の定期健診に病院へ。先月採血した血液検査やレントゲンの結果を聞く。血液検査の結果は、ALP値が正常より低いが他の肝機能の数値が正常なので別に問題ない。その他の数値はすべて正常値に入っているので現在のところ問題なし。前立腺疾患の疑いもない。レントゲンの結果は別に異常がないが、胸の骨を縛っている6個の針金のうち最上部の1本の針金が切れている。これは骨が強い場合に生ずることであり、別に問題ない とのことでした。先生に「1年無事過ごせたのも先生のおかげです。本当にありがとうございました。良いお年をお迎えください」とお礼を述べて退室した。心からお礼を述べられることってこんなに嬉しいことと改めて実感した。
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