林道から草に覆われた橋が見える
橋の袂にある汚れた説明板
正面から見るときれいな半円を描いている
大きめの輪石が使われている
右岸の橋脚部
自然石を野面に積んだ壁石
木立の中に架かる橋
草に覆われているがおぼろに橋の通路部が見える
林道のカーブの下の沢を流れる川にかかる
所在地 / 福岡県八女市星野村古塚 : 古塚川
架橋 / 不明
石工 / 不明
橋長 / 17.0m 橋幅 / 4,5m
径間 / 4.6m 拱矢 / 2.3m
古塚の石橋 八女市指定文化財・建造物
「この石橋は、古塚・藤山地区の豊かな森林資源の開発と
下流域(上陽町・八女市など)との交流による振興発展を願い、
三河~古塚線の道路建設に宮原政次郎・宮原兵作が発起者となって
完成した道路(旧道)にかかる眼鏡橋です。
この橋は、凝灰岩の切石と自然石とを併用して
構築されているのが他に例を見ない特徴で、
建造年は不詳ですが、当時の高度な石積技術をうかがうことができます。
上流部と下流部で使われている石が異なるのは、
後年、上流部側の拡幅工事によるものです。
この石橋は、星野村でも極めて貴重な石橋であるため、
この土地の地権者 宮原勝一氏のご理解を得て、
古塚・藤山地区住民一同で保存活動を行っています。」
八女市教育委員会 ( 現地説明板より )