「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

福岡県朝倉市 ・ 日本疏流百選 「 堀川用水 」

2016-12-14 17:23:35 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣



























古賀百工翁は、うち続く旱魃や水害に見舞われ、
貧しさにあえぐ農民たちが安定した生活をするには治水しかないとの思いから、
自分の一生を治水事業に捧げた。
その事業一つが堀川の改良工事と新堀川の増設工事であった。

取入口水門が現在の切抜水門に変更されたのは享保7年(1722年)で、
内径は5尺(1.5m)であったが水量も豊富となり新田も増加した。
百工翁は堀川の恩恵に浴しない長渕・余名持・下座郡中村方面の難渋を見るにつけ、
この方面へ灌漑する用水路の新設を計画した。

宝暦9年(1759年)切抜水門を10尺(3.0m)に拡張し、
次の年には筑後川の井堰の嵩上げ、
古毛柴田橋から田中突分までの堀川の川幅拡張工事、
同年から明和元年(1764年)までの5ケ年の歳月を費やして、
タライに水をはったり、曲がり尺を用いたり、高提灯で高低を測ったり、
当時の簡単な測量技術で恵蘇宿水神社境内の「月見の石」と
下座郡城力の庄屋の庭にある銀杏の頂上が同じ高さであることを見極め、
確固たる自信をもって長渕・余名持・下座郡へ流す新しい堀川(堀川南線)を作った。

この新堀川の完成によって灌漑面積は370町歩となった。



兵庫県赤穂市 ・ 赤穂義士ゆかりの地 「 花岳寺 」

2016-12-14 10:02:09 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣



花岳寺本堂








藤江熊陽(ふじえゆうよう)の撰による碑文が刻まれた義士塚。

















赤穂城が解体され塩屋惣門が花岳寺の山門として移築された











花岳寺は、江戸時代初期の正保2年(1645年)、
常陸国笠間藩より転封となった浅野長直が浅野家菩提寺として創建した。

元禄14年(1701年)、浅野長矩による江戸城松之大廊下での
吉良義央に対する刃傷事件が起こり、浅野家は改易となった。
翌、元禄15年(1702年)赤穂浪士による吉良邸討ち入りが起きた。(赤穂事件)

その後、赤穂藩には永井家が入り、
宝永3年(1706年)には森家が赤穂藩主となり、花岳寺を菩提寺と定めた。
赤穂浪士37回忌にあたる元文4年(1739年)には境内に有志により義士墓が建立された。
ここには遺髪が納められているとされる。
また、宝暦2年(1752年)は赤穂浪士50回忌にあたり、
大石良金(主税)と関わった藤江熊陽(ふじえゆうよう)の撰による
碑文が刻まれた義士塚が建立された。

明治維新後、赤穂城が解体され塩屋惣門が花岳寺の山門として移築されたとされる。
現在山門は、赤穂市文化財に指定されている。



第6位 みずがめ座 今日のラッキーポイント 「 レストラン 」

2016-12-14 06:00:41 | 今日の占い ・ 二十八宿とコトバ

    今朝も雨予報だったが、
    雨が降っていなかったので散歩に出た。

    昨日の降水確率は90%だったが
    雨が降っていなかったので現場に出た。
    現場に出たからには濡れたくないので、
    「 何とか午前中まで降らないでくれ! 」 と思いながらの仕事だった。
    11時まで持ちこたえた雨だったが、
    それから降り出し雨に濡れた。
    結果、U字溝を11本入れて午前中で仕事を終えた。
    雨に濡れるのは嫌だけど、
    仕事が目に見えて進むとウレシイ。
    そんな今日の順位は6位で、
    ラッキーポイントは、
     「 レストラン 」 である。

    視野が広がり新しい発見がある
    固執せず周囲を気にしてみよう!



長崎県長崎市 ・ 長崎駅風景 「 長崎駅のクリスマスツリー 」

2016-12-14 01:55:10 | 写真



2016年のクリスマスツリー








2015年のクリスマスツリー




鹿児島中央駅のクリスマスツリーを数年続けて見たことがあったが、
去年と今年は長崎駅のクリスマスツリーである。

ジングル・ベルが流れ、クリスマスツリーを見ると年の瀬を感じ、
「 今年もいよいよ終わりだな 」 って思う。