「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

兵庫県赤穂市  「 赤穂城跡 」

2016-12-11 18:33:21 | 歴史 ・ 墓 ・ 城 ( 本土 )




































赤穂城は、正保2年(1645)に常陸国笠間から入封した浅野長直が、
近藤三郎左衛門正純に築城設計を命じ、
慶安元年(1648)より13年以上に亘る歳月を費やし、
寛文元年(1661)に完成したものです。

城郭の縄張りは近藤正純の指導のもと甲州流軍学によるもので、
一部、二之丸枡形虎口付近は山鹿素行が設計変更したと伝えられています。

本丸と二之丸は輪郭式、二之丸と三之丸の関係は梯郭式になっており、
近世城郭史上非常に珍しい変形輪郭式の海岸平城とされています。
城郭の規模は、10の隅櫓、12の諸門があり、曲輪の延長は2,847mに及んでいます。
塁石、防壁、諸門、本丸御殿などが整えられ、
居城としての威容が示されましたが、天守台のみ築かれて天守は構築されませんでした。

三代続いた浅野家ですが、刃傷事件により断絶し、
その後は永井家、次いで森家の居城となりました。
明治の廃藩置県後、赤穂城は払い下げられ、屋敷地は民有地となりました。
しかし城郭復興の気運が高まり、大正元年(1912)には三之丸に大石神社が建立、
大正14年(1925)には二之丸に山鹿素行銅像が建立されるなどしました。



長崎県平戸市  「 青砂埼灯台 」

2016-12-11 11:37:30 | 長崎の灯台




















































灯台表番号 / 6232
ふりがな / あおささきとうだい
標識名称 / 青砂埼灯台
所在地 / 長崎県平戸市 ( 青砂埼 )
北緯 / 33-19-53
東経 / 129-33-41
塗色 / 白色
灯質 / 単閃白光 毎4秒に1閃光
光度 / 実効光度 2200カンデラ
光達距離 / 10.5海里
地上~頂部の高さ / 8.46m
平均水面上~灯火の高さ / 10.35m 
地上~灯火の高さ / 8.0m
業務開始年月日 / 昭和45年3月5日
現用灯器 / LC管制器Ⅱ型


この灯台も、対岸の平戸島から眺めていた灯台である。
ただ、「 この場所には海からしか行けない 」 と思っていたので、
陸から行けることを知ったときは嬉しかったが、
灯台にたどり着くまでは困難だった。

国道204号から田平教会がある県道221号へと進んで行き、
途中にある『北松北部クリーンセンター』へ向かう綺麗な道に入り、
1つ目の交差点を右折し道なりに海側へ向かうと、
途中で、 『 外目区公民館 』 がある。
その公民館の前を通り、
下りきった地点にある民家から道が左方向へ延びており、
そのまま灯台がある海岸まで行くことができたが、
帰りの方向転換が大変だった。
大きな車だと民家の手前の広くなった場所に停めて歩くほうが良いかもしれない。


大分県豊後高田市  「 真木大堂 」

2016-12-11 07:27:02 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣

          

          牛に乗った不動明王






       





大分県豊後高田市田染 (たしぶ) にある馬城山 (まきさん) 伝乗寺 (でんじょうじ) の学問所で、
もと六郷満山本山 (ろくごうまんざんもとやま) 本寺の一つであった伝乗寺は、
平安時代には七堂伽藍 ( がらん ) を連ねたと伝えられるが現在は廃寺となり、
江戸時代に再建された真木大堂と収蔵庫のみが残存する。

収蔵庫には平安後期作の木造阿弥陀如来坐像 ( あみだにょらいざぞう )、
木造不動明王および二童子立像、木造大威徳明王像、
木造四天王立像の九体 ( いずれも国重要文化財 ) が安置されている。



住所  / 大分県豊後高田市田染真木1796
開館時間  / 8:30~17:00
休館日  / 年中無休
電話  / 0978-26-2075
FAX  / 0978-26-2200
料金   大人・高校生 300円
      中学生・小学生100円
      団体(30名以上)240円
      障がい者手帳提示で半額

駐車場  / バス5台 普通車30台(無料)


※ 収蔵庫写真撮影は禁止になっています。


福岡県東峰村 ・ 小石原風景 「 焼き物の小路 」

2016-12-11 02:38:21 | 写真
















   焼き物の里の石畳

   静けさの中を

   そっと歩くその小路

   ついてくるのは

   音ばかり