フランスに揺られながら DANS LE HAMAC DE FRANCE

フランス的なものから呼び覚まされることを観察するブログ

J'OBSERVE DONC JE SUIS

過去の自分を現在に引き戻す VIVRE AVEC LE MOI DU PASSE

2007-01-30 00:24:33 | Qui suis-je

週末の電車の中 あることに気付く

今を生きている自分 そこに至るまであったいろいろな自分
普通は昔の自分を遠くに置いたまま 時には捨て去り それとは別の自分を生きている
少なくとも私の場合はそうであった 
それが忙しく現実を生きるということかもしれない

最近 それが少し違ってきているのではないだろうか 
一瞬 そんな思いが過ぎった

それは これまでに在った昔の自分のすべてを現在に引き戻して 
彼らと話をしながら生きている 生きようとしている という感覚である

そのすべてを引き受けて 彼らの求めるところに従って進むのも面白いのではないか
そうした方が より満ちた人生になるのではないだろうか
そんな思いが静かに溢れてきているようだ

そのせいだろうか 最近もやもやしたものの存在に気付いている
彼らの不協和音のためだろうか
それが何なのか まだ掴めていない

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今日のお話、昨日パスカルと接触したことが影響しているのは間違いなさそうだ。

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4 コメント

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勇気のいる生き方 (Nao)
2007-01-30 17:00:36
過去のすべてを引き受けて、生きるということは勇気のいることですね。配偶者に逝かれて、一人になると、相手の過去もひきうけるので、かなりにしんどいです。相手がいなくなつて、わかることですが、「まつたく機能しなくなつた体」でも、また存在がなくなつても、愛するということにはかわりありませんね。かえつて、相手が生き生きとしてきますので、やはり魂は永遠なんでしょうね。姉妹版をよませていただき、感動しました。柳田先生のお人柄もわかつて、うれしかつたです。ありがとうございました。パスカル、わからないままに好きですので、更なる展開をたのしみにいたしております。
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現在が過去 (paul-ailleurs)
2007-01-30 22:38:15
今という瞬間にはこれまでの時間が詰まっているように感じられるようになってから、現在を見る時に過去が見え始めました。その延長線上に自分の中でも同じ変化が起こっていたのかもしれません。ひとそれぞれ抱えるものが違ってくるので一概には言えないと思いますが、私の場合は少しだけ幅が出るように感じています。パスカルについては、これからもゆっくり読んでみたいと思っています。
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これは悟りですね (Nao)
2007-02-03 00:04:05
現在が過去全て、という思いはすごい悟りですね!本当の開放感はここからはじまるのだ!ということが、わかつてきました。その後の研究発表の後のお話には、感動しましたが、今思うと、現在が過去という、転回点があつて、幅が広くなられたと感じられ、また新しいご自分に気ずかれたのだという思いが今、2・2日になつてしてきました。いつも一言、書きたくなるのですが、あつかましいかな・・というおもいがあり、遠慮している間にどんどん話がすすめられてゆきますので、はやく、書いておけばよかつた!と思うこともしばしばです。これからは遠慮しないで、発言させていただきます。よろしくおねがいいたします。
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ご遠慮なさらずに (paul-ailleurs)
2007-02-03 07:45:11
このような話を他の方にすると悟られましたねという反応が返ってきますが、私はそのような状態にあるとは思っていません。ただ、開放感とか、自由な気持ちになりつつあるようには感じています。このブログではテーマがどんどん変わるようですが、いつでもコメントしていただいて結構です。よろしくお願いいたします。
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