フランスに揺られながら DANS LE HAMAC DE FRANCE

フランス的なものから呼び覚まされることを観察するブログ

J'OBSERVE DONC JE SUIS

良寛三句 TROIS HAIKU DE RYOKAN

2006-10-21 22:21:56 | 俳句、詩

今日は、良寛 (1758-1831) の俳句を三句。


 「ぬす人に
   取り殘されし
      窓の月」

  Le voleur parti
   n'a oublié qu'une chose --
     la lune à la fenêtre


   「柿もぎの
     きん玉寒し
       秋の風」

    Cueuillant des kakis
     mes boules dorées saisies
       par le vent d'automne


       「ゆくあきの
         あはれを誰に
           かたらまし」

        L'automne prend fin --
         à qui pourrais-je confier
           ma mélancolie ?

       ("Haïku de Ryôkan", traduit par Joan Titus-Carmel)


明日はDALFの試験。朝の9時から4時頃まで予定されている。今回は、準備もしていなければ、気分的な盛り上がりもない。

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