フランスに揺られながら DANS LE HAMAC DE FRANCE

フランス的なものから呼び覚まされることを観察するブログ

J'OBSERVE DONC JE SUIS

最長のコメント届く RECEVOIR LE COMMENTAIRE LE PLUS LONG

2006-12-03 12:09:20 | 俳句、詩

昨日のフランス語クールが長丁場だったせいか、今朝は少し疲れ気味。今日が最終日の浦上玉堂展行きを泣く泣く断念した。朝の日の光を浴びながらゆっくりと過ごす。

先月、「イヴ・ボヌフォワ 『ヨーロッパ精神と俳句』」 という記事を書き、このフランス語版にも紹介した。ボヌフォワというフランスの詩人が日本と西洋の精神のあり方、ものの見方、世界 (自然) との関わり方の違いについて考察していて、非常に興味深く読んだからだ。これまで自分が想像していたものを向こうの人はどのように見ているのかという点がわかり、納得することが多かったからでもある。

今日、DANS LE HAMAC DE TÔKYÔ を訪れてみて驚いた。俳句に興味をお持ちの Christian 様から今までで最長のコメントが届いていた。コメントというよりは小論文といった風情である。これから彼のご意見に耳を傾け、その時に同時に聞こえる自らの声をフランス語に写し取らなければならない。一日では終わりそうもなさそうだ。しかし、あの拙いフランス語 (オリヴィアさんによると、文法的にはありえるがどこかおかしい) に真面目に対応してくれるフランスの方がいるというその事実にいつも感動し、それ以上にどうしてなのかと不思議な思いに包まれている。

コメント (2)
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