フラメンコ超緩色系

月刊パセオフラメンコの社長ブログ

交信曲 [165]

2006年10月22日 | アートな快感

 

 

        交信曲




   



 早朝の代々木公園。
 森の空気がめっぽう旨い。
 わが家の守護犬ジェーとともにいつのもコースをぶらつく。


       



 今日のBGMは、久々にバッハのブランデングルク・コンチェルト。
 アメリカのNSAが宇宙人との交信用に選んだ(佐藤浩希がそう云っとった)人類屈指の名曲である。
 全部で六曲あるが、私の好みは三番、五番、二番、六番、四番、一番の順だ。
 その二枚組のディスクを、めしを抜いて買いまくったレコード盤時代を含めば100種類以上は集めたと思う。



   



 チョーお気に入りの三番は、弦楽奏者九名(とチェンバロ)のためのシンプルでさっそうとしたアンサンブルだ。
 ジャンルは何でもいいから、優れたダンサー九名に各弦楽パートを振り付け、コンチェルト的群舞をやったら、相当いい線行くのではなかろうかと思う。

 パセオが百万部売れたあかつきには、是非この企画をフラメンコダンサー(低音部は男性舞踊手)で実現させたい。
 第一楽章はエレガントにしかし推進力をもって、第二楽章はシレンシオ風に、最終第三楽章はシャープなサパテアードで華やかに盛り上げたい。
 弦楽のトップパートを踊ってもらうのは、もちろんマリア・パヘスだ。


 もう三十年以上も前に、ギター仲間九名でこのブランデンブルク第三番にチャレンジしたことがある。
 謙虚な私は最も目立たない(しかも誰でも弾ける)ヴィオラの3rdパートを担当したが、その音の大きさとミスの多さで最も目立っていたことは云うまでもない。

 

 

         

 

 

 

 




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