世界市場で高級車の分野でドイツ車が好調を維持している。
トップをBMWが走り、アウディがダイムラーを抜いて二位にある。
大衆車フォルクスワーゲンも好調だ。
BMWにはハンブルグ時代から、半世紀に近いカストマーである。
かつては、車種をいろいろとイジル会社ではなかった。
最近では市場の要求に合わせて、現地生産も手がけるようになった。
日本でも、次々と高級車を開発し、ボクが乗るクラスでは肩身が狭い。
しかしアウディが、高級車の仲間入りをしているのはオドロキだ。
フォルクスワーゲンの傘下に入って、経営手腕が上った結果だろう。
ダイムラー・ベンツは、三位に落ちても、慌てず騒がずの姿勢が良い。
メイド・イン・ハンガリーのベンツが出る時代が来るとは思わなかった。
オバマ大統領は、野田に対し、アメリカは日本にもっと多くの自動車を
買ってもらいたいと言ったが、街にドイツ車の販売店はよく見るが、
米社の看板は見ることがない。
アメリカは物の売り方が、下手なんだと思う。
日本でのシェアは僅かの0.3%だという。倍増しても0.6%になるだけ。
牛肉にしても、小麦にしても、高圧的に買えと命令するだけのアメリカに、
市場競争力があるようには思えない。
何を買うか、品質で選ぶだろう。TPPが発足しても、日本は政府が買う
わけではなく、市場原理で買うかぎり、アメリカ製品のシェアは大きくならぬ。
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