何に使うのかサッパリ分からない野田の増税に対し、流石に
岡田は明確だ。
決して支持しているわけじゃないが、問題点をハッキリ示す
から、良く分かって有難い。
賛成するか反対かは、また別のハナシ。
現状では岡田に賛成はできない。
岡田が明言した。問題点の一つ、年金問題には、
いま野田が国会で論議しようとしている、消費税の値上げ分と
は別に、新たな10%値上げが必要なんだと。
結局は消費税は欧州各国並みに20%になる日が迫っている
と言うのだ。
土曜日の日経夕刊で、シニア(60歳以上)の個人消費が、
日本全体の個人消費の44%にあたる100兆円に達したと
述べている。
この報道を見て驚くのは、日本全体の個人消費は、政治家がよく口にする250兆円なんか、とっくに割り込んで、そんな数
次は無いという冷厳な事実だ。
100兆円が44%なら、全体は227兆円でしかない。
政治家の常識らしい、個人消費250兆円は、すでに227兆
円に減少し、そこには23兆円の誤差が生じているのである。
消費税の8%だ10%だとの与野党入り乱れての論議の
間に、個人消費は23兆円も減少しているのだ。
ここに岡田がいう年金対策のための10%が上乗せしたら、
国民は納得するか。シニアにやる年金を止めろと、青壮年層
が大騒ぎになるだろう。
デフレを克服し、景気を上昇させるのが消費税値上げより、
先だと、全国民が思うであろう。
野田の阿呆なアタマでは分からないことを、教えてやるために
敢えて本文を書いた。
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